格安スマホの中でも特に人気と評判が高いファーウェイの高コスパシリーズ2019年夏モデル最新作、P30 lite(Premium)が2019年5月24日より(auモデルは5月下旬→2019年8月8日より、KDDI, ソフトバンクグループで販売再開となります)発売開始となります。

P30 liteはこれまで10万円クラスのハイエンドモデルで見られたような「トリプルレンズ・AIカメラ」を採用し、ディスプレイも6.1インチの大画面であるため初心者からサブスマホにも手に入れやすいお手軽価格で販売されることから、P30 liteも旧モデルに続いて大きな期待が出来ます。

P30 liteは2019年5月19日時点でauモデル P30 lite Premium(HWV33)、ワイモバイルモデル, UQモバイルモデルが各社から発表されており、基本的な性能はほぼ同じながら、それぞれ仕様や価格・キャンペーンが異なります。また、ファーウェイのスマートフォンはSIMフリーモデル・海外モデルも存在しており、さらに仕様が複雑なモデルが多数あります。

P30 liteを購入する場合には目的・価格・お得に買えるキャンペーンを比較検討をしてから注文することをオススメします。

P30 liteの基本仕様

ディスプレイ
(解像度)
6.1インチ
(2312×1080)
OS Android 9
(EMUI 9.0.1)
サイズ 縦:153 mm
横:73 mm
厚さ:7.5-8.7 mm
販売価格 サイトにより異なる
バッテリー 3340 mAh 重量 159グラム
CPU Kirin 710 インカメラ 24メガ
RAM/ROM RAM:4GB
ROM:64GB
(au版:128GB)
メインカメラ 24メガ/広角
8メガ/超広角
2メガ/被写界深度用
防水/防塵 非対応 生体認証 指紋認証
顔認証
おさいふケータイ 非対応 外部ストレージ 最大512GB対応
(micro SDCX)
ワンセグ 非対応 SIMスロット YM:Single nano SIM
UQ:Single nano SIM
au:Single nano SIM
SIMフリー:Dual nano SIM
(DSDV対応)
カラバリ ミッドナイトブラック
パールホワイト
ピーコックブルー
接続 Type-C USB
イヤホンジャックあり

*それぞれau HWV33向け/SIMフリー向けのスペックを記載しています。

日本国内で発売予定のP30 liteは、auモデル(HWV33)のみ「Premium」モデルとしてストレージ容量(ROM)が128GBになります。それ以外には基本的に大きな性能・機能に違いはない見込みです(2019年5月18日時点では、ファーウェイ公式サイトにはauモデルしか詳細が記載されていません。実際に発売されるモデルでは仕様が異なる可能性があるため、詳しくは各社にお問い合わせ下さい)。

【*2019年5月22日追記】:ワイモバイル・UQモバイル・auはそれぞれP30 liteの発売を延期、予約受付を中断しました。発売日は未定となっていますのでご注意下さい。

UQモバイル・ワイモバイルモデルはSIMフリー

UQモバイルおよびワイモバイルから発売されるP30 liteは、過去に発売されたP liteシリーズと同様にSIMフリー(キャリアロック無し)で発売される見込みです。

(ワイモバイルでは旧モデル P20 liteもnova liteも初めからSIMフリー状態)

対応するバンド(利用可能周波数帯)については2019年5月19日時点でau・ワイモバイル・UQモバイル・ファーウェイ各社のサイトに記載はありません(情報が公開され次第追記します)。

ワイモバイルではSIMロック解除可能(またはSIMフリー)なモデルに関しては、書く端末で利用可能な周波数帯リストを公開しています。

☆「https://www.ymobile.jp/support/process/unlock_procedure/pdf/frequency-band-list-ymobile.pdf」(PDFファイルが開きます)

キャリア・サブキャリア向けはシングルSIM化

ワイモバイル・UQモバイル向けP30 lite・au向けP30 lite PremiumのSIMカードスロットは、nano SIMサイズのシングルスロット仕様とされています。したがって、auやサブキャリアで販売されるP30 liteではDSDS/DSDVは利用不可となります。

ECサイト向けに提供される通常モデルのSIMフリーモデルでは、過去のモデルにおいてはDual SIMスロットとして販売されたことがあります(P20 liteの場合)。2019年5月18日時点では国内向けSIMフリーモデルの発売/発表はされておらず、詳細は不明です(→5月21日、SIMフリー版P30 liteの発売が確定しました。詳細は下記参照)。

なお、海外向けのモデルとしてであればP30 liteはDual SIM, Dual Stand by (DSDS)モデルも存在します。

MAR-LX2: Hybrid Dual SIM (Nano-SIM, dual stand-by)
対応バンド:LTE band 1(2100), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 28(700), 34(2000), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)

海外向けのHydrid Dual SIMタイプのスロットは2つのnano SIMカードを装着することは可能ですが、micro SDカードスロットと排他利用となります(海外モデルと日本モデルでは仕様/ソフトウェアも異なります。国内での利用は日本モデルを推奨します)。

☆「Etoren SIMフリー Huawei P30 Lite MAR-LX2 Dual Sim 128GB Black (6GB RAM) 」/33,900円(2019年5月18日時点)

P30 lite 国内向けSIMフリーモデルはDSDV対応確定

2019年5月21日に実施された新製品発表会において、P30 liteのSIMフリーモデルの仕様が正式に公開されました。

仕様表にはnano SIM×2の記載があり、Dual SIMモデルであることが判明しました。DSDVにも対応するという記述があります。

LTEの通信ではB1/3/5/7/8/18/19/26/28、B41に対応し、国内の主要利用周波数によく対応しています。UQモバイルが発売することは発表済みであったため当然ながら、au VoLTEにも対応します。

SIMフリーモデルも発売日は2019年5月24日で確定しました(ワイモバイル/UQモバイル発売日と同じ)。価格は3万円台です。メモリとストレージの組み合わせはRAM4GB/ROM64GBのみです。

また上位モデルのP30もSIMフリーモデルが8万円前後・同日の発売が決定しました。

P30 ProのSIMフリーモデル国内投入は5月21日時点で発表はありませんでした。

P30 liteがお得に買えるキャンペーン情報

2019年5月時点において、P30 liteの発売予定がある各社では機種専用のキャンペーンを実施予定を発表しています。それぞれ対象期間・応募が必要になるため、各社でP30 liteを購入する際には忘れず応募しておきましょう。

*各社発売が延期されたため、キャンペーンの実施についても変更される見込みです。ご注意下さい

ワイモバイル向けのP30 liteを2019年5月24日(発売日)から2019年6月30日までに購入し、7月10日までに応募するともれなく3,000円分のPayPayボーナスが貰えます。

さらに抽選で500名に7,000円相当のPayPayボーナスが当たり、最大で10,000円分のPayPayボーナスをゲットできるチャンスがあります(対象者へのボーナスの付与は2019年8月予定)。詳しい応募方法は公式HPを参照下さい。

PayPayの登録・連携は「[初心者向け解説]YahooショッピングでPayPayが使える iPhoneの利用手続き・連携・登録方法」を参照ください

*本キャンペーンはP30 lite発売延期により中止されました。なお、販売再開は2019年8月8日が予定されており、キャンペーンの実施は未定です。

☆「ワイモバイル公式サイトでP30 liteの情報をみる

同様にauモデルHWV33を6月30日までに購入、7月10日までに応募するとau WALLETにもれなく3,000円分のキャッシュバックチャージ、そしてこちらも同じく抽選で500名に7000円分のチャージが当たるキャンペーンをファーウェイが実施します。

*P30 lite Premiumの発売延期により、本キャンペーンは中止されました。HWV33の販売再開は2019年8月8日の見込みですが、新しいキャンペーンについては未定となっています。

また、auのP30 lite HWV33の購入時には、auやauの関連各社のサービスで提供されるクーポンを使うと、最大10,000円/5000円のキャッシュバック(au WALLETチャージ)が貰える・10,800円の値引き特典があります(還元・値引き額は時期によって変更されることがあります)。

適用されるキャッシュバック額・割引額はクーポンの種別と契約種別によって異なります。

関連記事:[随時更新]auキャッシュバッククーポン情報 最新iPhone機種変更で最大2万円還元

UQモバイルで購入したP30 liteの場合もワイモバイル向けとほぼ同様の特典となりますが、貰えるのはPayPayボーナスではなくEJOICAギフトになります。

2019年6月30日までに購入、7月10日までに応募をするともれなく3,000円分、さらに抽選で500名に7000円相当のEJOICA(イージョイカ)セレクトギフトが当たります。

EJOICAセレクトギフトはアマゾンギフト券や楽天Edyなどのさまざまな電子マネーに変換できるギフト券(コード)です。利用できる交換できる電子マネーの種類は発行される券種によって異なりますが、普通はたくさんの種類から電子マネーの種類を選ぶことが出来ます。

なお、キャッシュバックキャンペーンの特典配布時期までに回線を解約・停止した場合にはキャンペーンの対象外となる可能性があります。2019年5月時点で開催される3000円+抽選7000円分キャッシュバック/還元特典はそれぞれ販売キャリアではなく華為技術日本株式会社が実施するものです。

*本キャンペーンはUQモバイルでの発売が延期されたため、中止されました。販売再開は2019年8月8日となっています。

ドコモからはP30 Pro HW-02Lも8万円台で発売予定

au・UQ・ソフトバンクでは2019年5月19日時点で取扱予定がない、P30 liteの最上位モデル P30 Pro HW-02LがNTTドコモより2019年夏モデルとして発表されました。

P30 Proは従来機種のトリプルレンズを超える、「Leicaクアッドレンズ」を採用した超高性能カメラスマホとして、2018年に人気があったP20 Proを超越したスペックを誇ります。

P30 liteの国内販売価格は上記の通り3~4万円程度、P30 Pro HW-02Lは9万円での販売が予定されています。P30 liteに比べて2倍強の価格となりますが、P30 Proのスペックを考慮すればむしろ格安と言えるでしょう(海外ではP30 Proは10万円超えが相場)。

また、「トリプルレンズカメラでDSDV(4G+4Gスタンバイ)」がしたいのであれば、すでに国内で販売中のMate 20 Proも値下がり中です。

Mate 20 Proの国内SIMフリーモデルは最近のソフトウェアアップデートによりau VoLTEにも対応し、DSDV対応・P30 Proと同じ超広角2000万画素レンズ・Kirin 980を搭載した最上位モデルです。発売当初の価格は12万円を超えていたのですが、2019年春時点では10万円を割っています。

P30 Pro, Mate20 Proに搭載された20メガの広角カメラでは、このようなパノラマっぽい写真が手持ち撮影でカンタンに撮影できます(上記はMate20 Proの夜景モードで撮影したもの。画質はウェブ用に小さく圧縮加工しています)。

P30 liteの高コスパモデルとは次元の異なるハイエンドモデルとなるものの、カメラ機能を重視+最先端の機能を求めるのならP30 Pro/Mate20 Proもオススメです。

5月24日高コスパP30 lite au/UQ/ワイモバから発売 価格やSIMフリーやDSDS/DSDV対応はどうなっている?

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