povo,UQモバイル,楽天モバイル利用者もOK Apple Watch単体通信プランau「ウォッチナンバー」サービス

これまで「iPhoneを持ち歩かず、Apple Watchのみで通信をする」ためには、日本ではドコモ・au・ソフトバンクの3社のスマートフォンプランの契約が必須条件となっていたところに、KDDIが気軽に使える新サービスをauユーザー以外に拡大しました（→2022年3月25日より、楽天モバイルでも電話番号シェアサービスが始まります）。

アップルの腕時計型デバイス「Apple Watch」（アップルウォッチ）には、iPhoneを常に一緒に携帯して使うことを前提とした「GPS」モデルと、iPhoneから一時的に離れていても通話やメッセージなどの機能を使うことが出来る「GPS+Cellular」モデルがあります。

Apple WatchのGPS+Cellularモデルで「単体での通信」を可能とするためには、日本ではこれまでドコモの「ワンナンバーサービス」/ソフトバンクの「 Apple Watch モバイル通信サービス」/Auの「ナンバーシェアプラン」/楽天モバイルの「電話番号シェアサービス」（2022.03.25より開始）のいずれかに加入する必要がありました。

従来のApple Watch向け通信プランは「iPhone(スマートフォン)」と同じ番号をApple Watchでも利用するという方式であったため、ドコモ・au・ソフトバンク以外のスマホプラン利用者は単体通信機能を使うことは不可能でした。「ドコモ・au・ソフトバンク以外」には、サブキャリアのワイモバイルやUQモバイルも含み、いわゆる「格安SIM/格安スマホサービス」・楽天モバイルにもApple Watchの通信プランはありませんでした（2021年12月21日時点/2022年6月よりドコモの「ahamo」もワンナンバーサービスに対応しました）。

しかし、これからはauの新しいアップルウォッチ向けプラン「ウォッチナンバープラン」を使えば、auのサブブランドであるUQモバイル、povoプランを含む、他社ユーザーでもApple WatchのGPS+Cellularモデルを持っていれば、単体通信が出来るサービスを契約できます。

auウォッチナンバープランとは

auの「ウォッチナンバープラン」は2021年10月18日にリリースされた、Apple Watch向けプランです。2021年12月21日よりau契約者以外でも加入できるようになりました。

お子さまなどiPhoneのご契約者とは別のご家族がApple Watchを利用することを前提としたサービス

ウォッチナンバープランは「iPhoneの通知をApple Watchで受け取る」という利用方法ではなく、Apple Watchを一つの通信機器として独立して使うことを前提として、アップルウォッチを通じて通話やメッセージが使えます。

プラン名	ウォッチナンバープラン*
基本料金	385円/月
データ通信	250MB (超過時 128kbps制限)
通話料金	国内22円/30秒
国内SMS	送信：3.3円/通（70字まで）受信：無料
対応iPhone	iPhone SE(第1世代)以降のモデル iPhone 6s 以降のモデル
対応Apple Watch (GPS+Cellularモデル)	Apple Watch Sereis 4以降のモデル Apple Watch Series SE

*より詳しい仕様・注意事項はau公式ページを参照下さい。

iPhoneのバージョンにも指定があります。

auのお客さま：iOS 14以降を搭載したiPhone 6s以降、watchOS 7以降を搭載したApple Watch Series 4以降
au以外（povo/UQ含む）のお客さま：iOS 15以降を搭載したiPhone 6s以降、watchOS 8.3以降を搭載したApple Watch Series 4以降

iPhone, Watch OSのバージョンが古い場合、ソフトウェアアップデートが必要となります。