ZenFone3用全画面ガラスフィルム改良版WANLOKを試す指紋が付きにくいオススメ品

世間に遅れること半年、Dual Sim Dual Standbyスマートフォンとして高い人気になったASUS ZenFone3(ZE520KL)を入手しましたので、とりあえずガラスフィルムを買うところから始めてみます。

すでに発売から時間が経過しているため付属アクセサリーも多数が出揃っており、値引きが進んでいます。今回はガラスフィルムの中でも特に評判が良さそうだった、WANLOKという業者の全画面を保護できるタイプをアマゾンから購入しました。

外周・枠だけが接着するものではなく、全面がピッタリとくっつくタイプです。

この製品は発売当時ではいくつか不具合（横幅・接近センサー部分の誤作動・ニュートンリングの発生）があったそうですが、修正以降は評価が高そうだったので。

こちらがケースの外観。濃いブルーの台紙がカッコイイですね。私はよく中国からフィルムを輸入したりもしますが、WANLOKのこの梱包のオシャレ感はさすが2千円とちょっと高めのフィルムだけあります。

中にはガラスフィルム本体1枚の他、クリーニングクロス・ゴミ取りシール、パッケージ・保証書と取扱説明書です。このフィルムは購入から90日以内の自然破損・不具合に対して保証が効きます。アマゾンのレビューを見る限り初期不良の対応や意図しない破損時にも交換対応をしっかりとしているようですね。このあたりの安心感を今回は重視して買ってみたという流れです。

ZenFone3用のフィルムではフロント部分に物理ボタンはありませんので、画面のエッジ部分まですべてを保護してくれるタイプです。上下左右は本来のディスレプレイ部分のように黒くなっており、ZE520KLにぴったり合うようにメニューキーも印字（透明のまま白抜き）されています。

ガラスフィルムでは表面と裏面（接着面）の両方に保護シートが貼ってあることが多いと思いますが、このフィルムはスマホとの接着面にのみ保護シートが付いていました。

上記はガラスフィルム装着後の様子です。貼り付けは位置合わせ以外は非常に容易でした。気泡もいっさい入っていません。

ドンピシャで位置を合わせないとメニューキーのアイコンイラストが隠れてしまいますので、頑張って位置を合わせる必要があります。貼り直しも出来なくは無いと思いますが、出来れば一発で決めたいところです。ガラスフィルムの分厚さ（0.26mm）があるぶん、ぴったり合わせてもちょっとアイコンが見づらくなる点は仕様だと思って諦めるしか無いでしょう。

フロントカメラ・センサー・スピーカー位置にもぴったりと穴が空いており、問題無く動作しています。

ただ・・・改良したというはずのニュートンリング・干渉縞が貼り付け直後はかなり目立つ感じで発生しています（写真をクリックすると大きくなります）。

写真でも確認出来ると思いますが、中央付近にしっかりとリングが見えちゃってます。貼付け後に時間が経つとそのうち消えるというレビューにあったので、今は様子見です。おそらくフィルムの接着剤（接着面の化学的組成物）が多めに残っており、縞になってしまうのでしょう。それが時間経過で蒸発して目立たなるという事象だと思います。指で触ると、干渉縞が変形・移動して、理科の実験みたいでちょっとおもしろい。

貼り付けから半日経過したところでは、ディスプレイの中央部から下にかけてタッチすると、その部分を中心に干渉縞がハッキリと現れます（3日後でもまだリングが見えますが、指で強めに中央をタッチした時だけ見えたり・日光・白熱灯などの下だとまったく見えない状態になりました）。ただ、干渉縞はスマホのディスプレイが点灯している状態では見えるものではなく、実用上ではさほど問題はありません。

【ニュートンリング問題のその後：購入後10日以上が経過しました。割れ・浮きなどは発生せず快適に使えています。件の干渉縞は中央付近の目立つリングが静止状態では消えました。ただし、指でタッチしているとき・画面のはしなどにまだ干渉が発生しています。これは消えるようなものでは無さそう。スマホを使っていて気になるものではないですが、こんなもんか、という感じです】

エッジ部分は滑らかに加工されており、指触りは良好です。また、このフィルムでは独自開発の指紋防止コーティングがされているということで、確かに他の安物のガラスフィルムに比べて指紋が付きづらく（付かないわけではない）、操作感も良いです。