ドコモの2017年夏モデル新商品・新サービス発表会では新機種に対する驚きとともに、最も安い組み合わせを選ぶとわずか月額302円から契約することの出来る”docomo with (ドコモ・ウィズ)”が登場し、他キャリアとの差別化を図る目玉プランとして発表されました。
従来であれば「スマートフォンは2年ごとに買い換えないと損」と感じてしまうような価格設定の仕組みが取られていた日本の携帯販売体系を覆す、「ずっと同じ機種を使い続けても割引が続く」という新料金体系が”docomo with”です。
従来の値引き方法(月々サポート):スマホ購入から「機種代金を割り引く」という名目で最大24ヶ月分の月額値引きをする
docomo withの値引き方法:機種代金の値引きではなく、次の機種に買い替えるまでずっと月額1,500円値引きが続く
”docomo with”の割引が適用される機種は限られていますが、従来のような考え方をするのであれば2年分の割引が適用されることと同義です。3年目以降も続くので、3年使えば5.4万円・4年使えば7.2万円を通常の料金負担から軽減出来ることになります。
契約頻度が高い人であればかつては頻繁にスマホを買い替え続けたほうがお得になるケースがありましたが、docomo withでは同じ機種を使い続けてもお得感が高くなります。
2018年4月時点ですでに200万契約ものdocomo with回線が利用されており、節約に敏感な多くのドコモユーザーに選ばれています。
2018年9月からは待望のiPhoneも割引対象に追加され、学生向けや料金を安くしたい若者・ファミリーにもdocomo withが使いやすくなります。
docomo withの対象機種
2019年春までに発表されているdocomo with対象端末は2018年冬モデル3種、2017年夏モデル2種・2017年秋~2018年春モデル3種・2018年夏モデル2種、9月1発売のiPhone6s 32GB+2019年2月発売のiPhone 7を加えた合計12機種となります。
☆「2018/09/01 – NTTdocomo iPhone 6s 32GBをdocomo with対象に追加」
iPhone 7 32GB |
らくらくスマホ F-01L |
一括42,768円 | 一括43,416円 |
公式HPでiPhone7をみる | 公式HPでF-01Lをみる |
AQUOS sense2 SH-01L |
Galaxy Feel2 SC-02L |
一括31,752円 |
一括42,120円 |
公式HPでSH-02Lをみる |
公式HPでSC-02Lをみる |
AQUOS sense SH-01K | Galaxy Feel SC-04J |
一括30,456円(税込) | 一括36,288円 |
公式HPでSH-01Kをみる | 公式HPでSC-04Jをみる |
arrows Be(F-04K) | LG Style L-03K |
一括33,696円 | 一括40,176円 |
公式サイトでF-04Kをみる | 公式サイトでL-03Kをみる |
らくらくスマートフォン | MONO MO-01K |
一括38,880円 | 一括25,272円 |
公式サイトでF-03Kをみる | 公式HPでMO-01Kをみる |
この他、2017年夏モデル arrows Be F-05Jもありましたが現在は販売終了しています。2018年冬、新モデルGalaxy Feel2の登場に伴いGalaxy Feel SC-04Jも終了しました。
各スマートフォンの機種代金は分割(12回払い・24回払い)も選択出来ますが、一括払いをしておくとすぐにSIMロック解除も可能です(2017年5月より条件が期間短縮・緩和されました)。
docomo withに契約変更するためには、上記機種(今後対象が増える可能性もあります)の購入が必須です。機種の買い替え無しでプランだけを変更をすることは出来ませんので、まずは機種変更の予約から始めましょう。
☆「docomo with対象スマートフォンの予約・購入はこちら」
docomo with適用の必須条件
ドコモの激安プランとなる「docomo with」を適用するためには上記の機種購入の他、幾つかの条件があります。条件に当てはまらない契約・プラン変更をしてしまうとおトクな割引を享受できなくなりますので、格安維持をするためによく適用条件を確認してください(販売価格・料金プラン・条件はすべて2017年5月24日時点の情報に基づき記載しています)。
対象基本プラン:カケホーダイ(月額2,700円)、カケホーダイ・ライト(月額1,700円)、シンプルプラン(月額980円)のいずれか(*すべてスマホ/タブ・スマホの区分であること)
対象パケットプラン:すべてのドコモスマートフォン向けパケット・シェアプラン(シェアオプションも含む)
対象者:個人・法人どちらも可
契約者条件:中学生以上(小学生6年の場合、2月期以降なら可。年齢は関係なし)
定期契約:「ずっとドコモ割コース」・「フリーコース」・「定期契約なし(ただし基本プラン料金が跳ね上がるので注意)」すべて対象
docomo withは1人で1回線だけ使う場合でも適用は可能ながら、特に価格面でのインパクトが大きくなるのは「家族と一緒にドコモでスマホを使う場合」です。既存のシェアグループに追加でdocomo withスマホを契約するのであれば、割引を併用することでほとんど負担ゼロで回線を増やすことも出来ちゃいます。
画像の料金イメージでは、3人分のスマホ料金で6千円という試算をしています。シェアオプションによる追加月額料金は280円という超激安運用が可能です。
AQUOS sense SH-01Kを子回線として購入する場合だと、
【初期費用】:機種購入代金 30,456円のみ(事務手数料0円+頭金0円、Xiプランからの機種変更時・オンラインショップ特別価格)
【月額料金】:シンプルプラン (980円)+ spモード(300円)+シェアオプション(500円)- docomo with(1500円)=毎月280円(税込み302円)
このような、超激安料金でスマホを買うことが出来てしまいます。2年分の維持費(ユニバーサル料金を除く)総額なら37,704円(1ヶ月あたり1571円)、4年後まで使ったのなら総額44,952円(1ヶ月あたり937円)の平均維持コストです。
ここからさらにドコモの下取りプログラムを併用することも可能。ドコモの夏モデル限定キャンペーンも実施中ですので、お得感は上記の価格以上のものがあるはずです。
docomo withの割引は以下のタイミングに従って始まりますので、実際の料金請求は契約初月・解約月などで異なりますので注意してください。
「docomo with」対象端末購入日から適用 (月途中に「docomo with」対象端末を購入の場合、割引額は日割り)
翌月から適用となるケース: 必須パケットパックを「翌月から適用」とした場合 、 月々サポート及び重畳適用不可のキャンペーン割引を適用中の場合
*シンプルプランには家族間以外の無料通話は含まれていません。たくさん通話をする場合はカケホ・カケホライトプランに加入したほうが利用料金は安くなる可能性があるため、よく考えてプラン選びをしてください → 「docomoに「カケホーダイライト」プラン新設 料金が安くなる人、そうでもない人」
ベーシックパックとも併用可能
2018年5月25日より提供開始されるドコモの新しいスマートフォン・携帯向けプラン「ベーシックパック/ベーシックシェアパック」の契約時にも、docomo with割引を適用可能です。
ベーシックパックとは、従来の「1ヶ月に2GB/5GBまで使ったら速度制限が掛かる」という定額パックとは異なり、利用したデータ通信量によって料金が4段階のステップに変化します。
たくさんのデータ容量を毎月使うユーザーの場合には従来のデータパックの方が一部便利な部分もあるのですが、新プランに変更することで毎月のデータ使用量にばらつきが多い場合に、料金が安いステップに納めれば節約となります。
ベーシックパックとドコモウィズ割引を併用することで、一人で契約(1回線のみ)する場合にも月額料金を2,480円から利用する事できる格安プランを作ることが出来るようになりました。
より詳しいベーシックパック/ベーシックシェアパックの解説は以下の記事も参照ください。
機種変更をしなければSIMフリースマホに差し替えてもOK
docomo withの割引は割引対象の機種購入と同時に条件を満たし、適用させつづけることを前提とした「ずっと月額1650円引き」です。そのため、最初には必ず対象機種の購入をしなければならないという条件さえ満たしてしまえば、契約を続ける限りSIMカードを別のスマホに入れ替えても割引が続きます。
これは「docomo withの適用終了条件」に記載があります。
以下のいずれかに該当した場合、前月末までの適用となります。
①「docomo with」対象外端末への機種変更 ( *端末購入補助(月々サポート・端末購入サポート等)を適用せずに定価で購入した場合やSIMフリー端末等の既にお持ちの端末にSIMを差し替えて利用した場合は「docomo with」を継続適用 )
② 適用条件(対象料金プラン/必須パケットパック)を満たさなくなった場合
③回線解約・番号保管(保管解除後に割引再適用可)
arrows Be, Galaxy Feelは初心者~中級者向けのモデルであり、ハイスペックな多機能・超高性能モデルではありません。もしスマートフォンに慣れてきた後も同じプラン・料金で使い続けたい場合は、購入補助を受けない買い方・SIMフリースマホや白ロムでの機種変更を続けてもドコモの料金優遇が受けられることになります。
回線目的での運用について、もっと詳しく分析したい人はこちらもどうぞ → ドコモウィズ対象 arrows Be F-05Jへ機種変更をした場合の実質価格とSIMフリー機種運用
docomo withと併用できない割引・注意点
docomo withはスマートフォンを格安で維持することの出来る新しい料金プランとなります。一方で従来の「月々サポート」や「端末購入サポート」を使った料金割引とは完全に住み分ける形で提供され、重複・引き継ぎ適用できないタイプの割引もたくさんあります。
「月々サポート」「はじめてスマホ割」「シニア特割」「ドコモにチェンジ割」「ドコモの学割2017(1,000円/月割引)」「シニアはじめてスマホ割」は重畳契約不可となります(なお、「ドコモの学割2016」「ドコモの学割2017」について、基本料割引は重畳不可となりますが、dポイント進呈(1,000pt/月)等の各種特典およびボーナスパケット(5GB/月)のみ重畳適用)
プラン変更をする場合、(スマホ/タブ)系以外の基本料金プランは対象外となりますので、ルータプラン化・ケータイプラン化などの持ち込み機種変更をした場合も対象外となり割引終了になります(料金的メリットが無いため、やる人は居ないと思いますが)。
2017年6月時点において、docomo with対象機種の購入はドコモの家族向け割引「家族まとめて割」の対象については「複数台購入のカウント数に入るが、割引の対象外」とされています。同期間中に複数のスマートフォンを購入したいと考えているのならdocomo with対象機種だけでなく、1台あたり5184円還元対象となるiPhoneや最新高性能スマホに買い替えたい家族と一緒に機種変更を狙ったほうがお得になるでしょう。
また、前項にて「docomo with対象外の機種に変更しなければSIMフリースマホで使いながらも割引適用」とあったように、逆に言えばdocomo with以外の機種をドコモ公式ショップで割引購入することは出来なくなりますので、どちらが良いのかはユーザーが判断することになります。
今後docomo withの対象機種が増える可能性もありますが、まずは2017年夏モデルの2機種のどちらかを購入することになりますので、好みに合わせて選びましょう。
☆「docomo with対象スマートフォンの予約・購入はこちら」
docomo with対象機種の購入方法
ドコモwithスマートフォンは、ドコモの公式ウェブサイトにて販売中です。注文はスマホ・パソコンからおよそ10-15分もあれば出来ますので、店頭で何時間も順番を待つ必要はありません。
2018年9月1日より、オンラインショップで購入する場合はすべての契約種別で事務手数料が無料になるため、手数料を0円にしたい人はウェブ予約・購入をオススメします。
さらに期間限定でウェブ購入者限定の優遇キャンペーンも実施されていることがあります。
公式ページ | 期間* | 割引額 |
5Gギガホ割 |
終了未定 | 5Gギガホ契約で 最大6ヶ月間 月額1000円割引 |
5Gウェルカム割 |
終了未定 | 5G機種限定 最大2.2万円相当 機種値引き・還元 |
端末購入割引 |
終了未定 | 対象機種限定 機種変更で 機種値引き・還元 |
ギガホ割 |
~未定 | 新料金プラン 月額1000円引き 最大6ヶ月適用 |
はじめてスマホ割
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~未定 | 他社利用者OK スマホデビューで 1000円×12ヶ月 値引き上乗せ |
はじめてスマホ購入サポート
|
~未定 | 他社利用者OK スマホデビューで 最大2.2万円還元 |
対象機種購入特典 |
CPに依る | [対象機種限定] 対象機種購入で 各種特典・ プレゼントあり その他特典多数 |
ドコモの下取り プログラム |
指定なし | 最大7.15万円還元 (iPhone7 32GBなら 通常13,000円) |
dカードで決済
|
指定なし | [オンライン限定] dカード決済で ポイント2倍 (付属品も対象) |
予約の仕方・予約後の購入手続き・購入後の利用開始方法は下記の記事にまとめてありますので、初めてウェブショップを使う・久しぶりで購入の流れを復習しておきたい人は参考にどうぞ。