リクライニングが出来るアウトドアチェアとして超人気の「Coleman インフィニティチェア」と、アマゾンで買える一回り大きな「TIMBER RIDGE リクライニングチェア」を両方買ってみたので、比較レビューをお届けします。
Coleman インフィニティチェアは、背もたれとフットレスト部分が一体となってリクライニングすることが出来るアウトドア・折りたたみチェアとして非常に有名&人気のアイテムです。
レビューを読む:[実測]コールマンインフィニティチェア室内利用に必要な設置幅・大きさ・詳細サイズスペック
筆者も最近インフィニティチェアを入手してとても気に入って使っているのですが、インフィニティチェアを屋内用に使うとして、「もっと寝心地の良い類似品も使ってみたいな」と思い、アマゾンで販売されている「TIMBER RIDGE」というメーカーのリクライニングチェアを追加購入してみることにしました。
インフィニティチェアとTIMBER RIDGEチェアの違い・比較
TIMBER RIDGEとColemanインフィニティチェアは非常に似通った製品であり、構造はほとんど同じです。
通常状態 | リクライニング状態 |
TIMBER RIDGEチェアはコールマンのインフィニティチェアより大きいため、背が高い人・体格が良い人・持ち運びよりも快適性を重視したい人に向いています。
主な仕様 | TIMBER RIDGE ゼログラビティチェア |
コールマン インフィニテチェア |
イスの重量 | 約10kg | 約8.8kg |
イスの耐荷重 | 約160kgまで | 約100kgまで |
座面幅 | 60.5センチ | 約46センチ |
それぞれ、良い点・悪い点を挙げると、以下のような違いがあります。
製品名 | 良い点 | 悪い点 |
TIMBER RIDGEチェア | ・大柄の人でもゆったりとした座り心地 ・座面に少しクッション性あり ・木目で高級感あるアームレスト |
・リクライニングが硬い (座ったままなかなか倒せない) ・かなり重い ・付属のテーブルはすぐ落ちる |
インフィニティチェア | ・リクライニングがスムーズ ・シートがメッシュで蒸れにくい |
・重い ・座面にクッション性無し ・樹脂製アームレストは安っぽい ・カップホルダー別売り |
実際に使い比べてみて感じた大きな違いは、リクライニングのスムーズさと座り心地です。インフィニティチェアは座ったまま後ろに体重をかけると、すーっと倒れていく/フットレストが上がっていくのに対して、TIMBER RIDGEはかなり倒しづらいです。
背もたれ部分の上部に思い切り体重をかけると座ったまま一人で倒すことは出来ますが、体重の軽い・力の弱い方だと全く動かせない場合もありそうです。動きがガタつくというわけではなく、単純に硬いです(起き上がるのは比較的簡単)。
買ったばかりのためかもしれませんが、インフィニティチェアではまったくそのような硬さはありませんでした。
*座った状態のまま他者に押してもらってリクライニングさせるか、予め少し倒した状態で座り、体重をかけやすくすれば倒れるはずです。
リクライニングはインフィニティチェアもTIMBER RIDGEチェアも、アームレストのすぐ下にロック機構があり、どちらも任意の角度でピタリと固定することが可能です。
インフィニティチェアの座面素材がシンプルなメッシュポリエステルで出来ているのに対して、TIMBER RIDGEチェアはフルフォームパット入りであるため、クッション性があります。
フカフカ、というほどではないのですが、背もたれと座面に薄いクッションが入っているため、インフィニティチェアより快適です。座面幅(横幅)が広く、ゆったりと座れます。
枕はインフィニティチェア・TIMBER RIDGEチェアともに取り外し・移動が可能です。
インフィニティチェアの枕は特殊なレール部品にはめ込むような構造になっているのに対して、TIMBER RIDGEチェアはシンプルにバンドで固定されています。見た目はインフィニティチェアのほうがスッキリしておしゃれです。
TIMBER RIDGEチェアにはカップホルダーが同梱されています。インフィニティチェアの場合は別売り(定価1,980円)でドリンクとタブレットなどが入れられるホルダーがあります。
前述の通り横幅はインフィニティチェアよりTIMBER RIDGEチェアのほうが15センチ大きいため全体サイズも少し大きめ、リクライニング最大展開時の大きさはほぼ同じです。
収納時のサイズは以下のとおりです。
折りたたみサイズ | TIMBER RIDGE ゼログラビティチェア |
コールマン インフィニテチェア |
縦 | 約94センチ | 約90センチ |
横 | 約76センチ | 約69センチ |
厚み | 約17センチ | 約15センチ |
インフィニティチェアのほうが収納サイズが一回り小さくなります。ただ、どちらも小型とは言えない大きさであるため、車で運ぶ場合はサイズに注意してください。
インフィニティチェアとTIMBER RIDGEチェアの価格
2023年11月時点において、Coleman インフィニテチェアの定価は12,980円(メーカー公式サイト)、TIMBER RIDGEチェアも参考価格12,900円とされており、ほぼ同額です。
どちらもセール・割引によって、1万円前後に値下げされることがあります。
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☆「amazon.co.jp Coleman インフィニティチェアをみる」
現時点の価格相場では、はっきり言って価格面ではそれほど差がないため、前述の通り大きさや座り心地を重視して選ぶことをオススメします。
*製品の仕様は購入時点のもの。詳しい仕様・最新の価格は販売サイトで必ず各自で確認してください。