ドコモから発売される2016年夏モデル、ハイエンドスマートフォンのGalaxy S7 edge SC-02Hは、1世代前に発売されたGalaxy S6 edge SC-04Gの後継機モデルとなります。
S6 edgeの発売は2015年4月23日でした。発売から1年ちょっとしか経過していないのであまり機能は進歩していないんじゃないの?と思われるところですが、新機種のGalaxy S7 edgeは「Rethink」をテーマに、より便利になるように機能・性能を見なおして作ったスマホに仕上がっています。
SC-02Hと旧モデルスペック比較
まずはスペックで変更された部分を一覧で確認しましょう。
公式サイトで確認したい場合はこちら→「Galaxy S7 edge SC-02Hのオンライン予約・購入ページ」/web予約特典は5月16日まで
機種 | S7 edge SC-02H![]() |
S6 edge SC-04G![]() |
変更のポイント (SC-04Gに比べて) |
サイズ | 151 × 72.6 × 7.7(8.2)mm |
142 × 70 × 7.0(8.4)mm |
一回り大きくなった |
重さ | 158グラム | 132グラム | 結構重くなった |
連続通話 | 3G:1350分 GSM:860分 VoLTE:1260分 |
3G:920分 GSM:640分 VoLTE:950分 |
30~40%ほど長持ち |
スタンバイ時間 | 3G:450時間 GSM:390時間 VoLTE:420時間 |
3G:440時間 GSM:360時間 VoLTE:400時間 |
10%ほど長持ち |
実利用時間 | 約100時間 | 約71.2時間 | 約1.4倍長持ち |
ディスプレイ | 5.5インチ Super AMOLED(有機EL) 1440×2560ピクセル |
5.1インチ Super AMOLED(有機EL) 1440×2560ピクセル |
ファブレットサイズになった |
CPU | 2.15+1.6GHz クアッドコア |
2.1+1.5GHz オクタコア |
最新の超高性能CPUに変更 |
バッテリー | 3,600mAh | 2,600 mAh | 約1.4倍大きくなった |
カメラ | 1220万画素(Dual Pixcel) 500万画素(イン) |
1600万画素 500万画素(イン) |
デジイチ技術を導入 |
OS | Android6.0.1 | Android 5.0 | 旧モデルも更新すれば同じ |
RAM/ROM | 4GB/32GB | 3GB/64GB | RAMが大きく、 ストレージが小さくなった |
メモリーカード | microSD 最大200GBまで |
非対応 | ストレージが増やせる |
防水防塵 | 対応 | 非対応 | 水回りでも使えるようになった |
生体認証 | 指紋センサー | 指紋センサー | 変化なし |
一覧を見るだけでもいろいろと変更されているのが判ると思いますが、特に実利用において便利になった・快適に使えるようになったポイントをざっくり紹介していきましょう。
本体サイズが少し大きくなりましたので、大きなバッテリーを搭載可能になって利用できる時間が段違いに延びました。スマホの電池切れが気になる人はドコモでもっとも大きなバッテリーを持つ(2016年夏モデルまでのスマートフォン)Galaxy S7 edgeが良いでしょう。
実利用で約100時間=4日間ほどの利用が可能な最新機種は、SC-02Hのみです。電池が大きいので当たり前といえば当たり前ですが、連続待機時間、通話可能時間も他機種に比べて長くなっています。
関連記事:2年使ってバッテリーの持ちが悪くなったスマホの買い替えに ドコモ2016年夏モデルの電池容量比較
ディスプレイサイズが旧モデルから0.4インチ大きくなりました。「0.4」という数字は小さいですが、スマートフォンにとっての0.4インチという違いはとても大きく感じられるはずです。
ディスプレイの解像度も非常に高く、高画質な画像・動画も美しく表現されます。
また、ディスプレイはただ画面が大きいだけでなく、「Always On Display」という新しい機能も追加されており、電池の省エネに役立つとても便利な機能になっています。個人的にはディスプレイの解像度や大きさの変更より、この常時点灯表示機能が一番便利になった変更点だと思っています。
関連記事:もうスマートウォッチは不要?!Galaxy S7 edge新機能「Always On Display」が節電&便利
Galaxy S7 edgeでは、新しくカメラセンサーに「デュアルピクセル」というデジタル一眼レフカメラに採用されている技術が採用されるようになりました。dの程度綺麗なのかは実際に撮影してみないことには言葉では伝えづらいですが、公式サイトに詳しい解説があるのでチェックしてみてください。
従来のGalaxy S6 edgeでは本体に保存できる容量が64GB、そしてS7 edgeでは半分の32GBに減ってしまったのですが、その代わりにmicroSDカードが使えるようになりました。長く使い続けると沢山の写真やムービー、ファイルが溜まっていきますが、Galaxy S7 edgeでは外部ストレージに保存出来るようになったので、大きなSDカードを購入しておけば容量を気にせずに保存しまくれます。
200GBのメモリーカードはとても高価なのであまりオススメできませんが、64GBのSDカードは今や数千円で買えちゃいます。iPhoneもSDカードが使えない機種として有名ですが、64GBモデル→128GBモデルにアップグレードすると1万円以上の価格差がありますので、SDカードで安く容量が増やせることは大きなポイントですね。
これも大きな違いです。Galaxy S7 edgeはIPX5/IPX8の防水規格、IP6Xの防塵規格に対応しました。これにより、台所やお風呂、雨の中でも安心してスマートフォンの利用が出来ます。
旧シリーズのGalaxyでは防水対応をしていたGalaxy S5(SC-04F)、Galaxy Activeというモデルもあったのですが、2015年モデルのGalaxy S6, Galaxy S6 edgeでは非対応になっていました。スマートフォンには防水性能が必須だという方には嬉しい復活となっています。
Galaxy S6 edgeと比べて便利になった機能を5つ上げてみましたが、他にも便利な機能がGalaxy S7 edge SC-02Hにはあります。
110分での急速充電対応、おくだけ充電対応、ワンセグ・フルセグ・おさいふケータイにも対応、ドコモの2016年夏モデルからの新サービス機能「スグ電」、VoLTE, VoLTE(HD+), Premium 4G対応(最大375Mbps)などなど、、、
Galaxy S7 edge SC-02Hは国内用にカスタマイズされていますので、他のスマホに出来てSC-02Hに出来ないことはほとんど無いと言っていいほど多機能です。最新モデルらしく新しいサービスにも対応しますので、最新技術をたっぷりと体感したい人に向いています。
今回は一部の機能のみをピックアップして比較紹介しましたので、さらに詳しい情報はドコモの公式サイトでチェックしてください(旧モデルGalaxy S6 edge SC-04Gの在庫はもうありません)。
☆「Galaxy S7 edge SC-02Hの価格・詳細ページ」