Xiaomiは2021年6月14日、2021年6月24日発表予定としていた日本向けの新製品スマートフォンが「Mi11 Lite 5G」であることを公式SNSで告知・確定しました。
本機種については事前に販売価格が43,800円になることも明かされており、格安帯の5Gスマートフォンが投入されることが判っていましたが、シャオミのスマートフォンとして日本仕様の「おサイフケータイ対応」となりそうです。
Mi11 Lite 5Gの発売日は2021年7月2日に設定されています。
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イメージ画像に「おサイフケータイ」ロゴあり
2021年6月14日時点まで告知された内容では「価格が43,800円であること」「5G対応であること」は確定していたほか、新たにプロモーション画像からおサイフケータイ(Felica)のロゴマーク・アイコンが読み取れます(→おサイフケータイ対応であることが正式発表されました)。
すでに販売されているグローバルモデル(海外仕様版)にはここにFelicaのロゴはありません。
公式SNSにアップされた画像が開発企画途中のイメージで間違って掲載されたので無い限り、国内向けに需要の高いおサイフケータイ付きに対応したMi 11 Lite 5Gを出すことはほぼ確実でしょう。
Mi 11 Lite 5Gの価格「43800円」は安いか?
これまで、日本向けにXiaomiのスマートフォンはすでに4Gスマホ・5Gスマホが投入されており、国内でも「シャオミは格安スマホブランド」というイメージがついています。
そこで、2021年6月発表の新機種「Mi 11 Lite 5G」がお買い得と言える価格水準なのかどうか評価してみましょう。
まず、現在日本で購入可能・発表済みのXiaomiスマホには、
・Mi Note 10
・Mi 10 Lite 5G (au)
・Redmi Note 9S (SB)
・Redmi Note 10 Pro
・Redmi 9T
などがあります。この中で最も安いRedmi 9Tの価格は市場相場で1.7万円~、5GスマートフォンであるRedmi Note 9S(ソフトバンクモデル)は約2万円です。
これらに比べると「43,800円」という価格は、シャオミの格安モデルとしては比較的高めの設定と言えます。
しかし、今回発売されるMi 11 Lite 5Gは過去の日本向けXiaomiスマホよりも性能が高めで、日本仕様Felicaに対応しているという部分を重視するならば妥当な価格帯であるとも言えそうです。
Mi 11 Lite 5Gのスペック・仕様
仕様・機能 | Mi 11 Lite 5Gの仕様 |
ディスプレイ | 6.55インチ 有機EL |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
重さ | 159グラム |
縦幅 | 160.53mm |
横幅 | 75.73mm |
厚さ | 6.81mm |
CPU | Snapdragon 780G |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
バッテリー | 4250mAh |
防水防塵 | IP53防滴防塵 |
カメラ | トリプルカメラ 64MP(メイン) +8MP(超広角) +5MP(マクロ) |
SIMスロット | デュアルSIM(micro SD排他) |
*日本向け仕様の場合。
海外向けのバージョンではRAM容量は6GB版と8GB版、ストレージは64GBと128GB版があります。価格帯・現時点の標準的な仕様から見ると、日本向けには6GB+128GBの組み合わせが出そうです→6GB+128GBのみで確定しました。
国内版の対応バンドは以下のとおりです。
5G:5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
LTE TDD:38/40/41
3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
Snapdragon 780の処理性能・Antutuスコア
日本向けに独自変更がなければ、Mi 11 Lite 5GにはQualcomm Snapdragon 780というチップセットが搭載されています。
SDM780の処理性能はかなり高めであり、Antutuベンチマークアプリのスコアで言えば50万点を超えます(ver 9系統の場合)。
Antutuスコア50万点超えのスコアと言えば2019年モデルのハイエンドスマートフォンに使われていたSnapdragon 855と同程度といえるスペックであるため、大半のゲームアプリはスムーズに動くことが期待できるでしょう。
関連記事:2019年春夏冬~SDM855(Snapdragon855)搭載スマートフォン比較/スペック 最新モデル情報まとめ
日本向けのXioami Mi 11 Lite 5Gが「おサイフケータイ」に対応しつつ、このスペック・仕様で43,800円なら競争力はありそうです。ちなみに、中国での現地価格は8GB+128GB版で2299元≒約4万円となっており、日本版だけが特別に高いということはなさそうです。
なお、現在日本ではOPPOが「5G対応」「ゲームも遊べるSDM765G対応」「おサイフケータイ対応」さらに「防水防塵」のOPPO Reno 5Aを43,800円ですでに出しています。
Reno5 AとMi 11 Lite 5Gは似た価格帯でおサイフケータイ対応の5Gスマートフォンのライバルとなりそうです。
OCNモバイルONEで一括2万円で販売予告
2021年6月24日のMi 11 Lite 5Gの正式発表を受け、OCNモバイルONEの格安SIMセット販売予告が出ました。
2021年7月2日午前11時より、OCNモバイルONEでは発売記念特価として、Mi 11 Lite 5Gを本体一括20,000円にて販売します。
本体通常単体価格に比べて半額以下で買える注目のセールとなるため、欲しい方は発売開始日に即注文することをオススメします(OCNの発売記念特価は売り切れ・品薄になることもあります)。
IIJmioでMi11 Lite 5GのMNP特別価格
新規でも安く買えるOCNモバイルONEでは入手困難なほど品薄が続いています。一方のIIJmioでは安く買えるのはMNPだけながら、やや入手難易度が低くなっています。
IIJmioでのMNP特別価格は本体一括19,980円となっており、通常メーカー価格の半額以下です。
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