2020年9月時点、ソフトバンクで投げ売り状態のハイエンドスマートフォン AQUOS zero2(型番 906SH)を楽天モバイル回線で使ってみたい!というユーザー向け情報です。
(同型のdocomoモデル AQUOS zero2実機レビューはこちら)
楽天モバイルでもシャープのSIMフリースマートフォンとして2020年9月時点で3モデル「AQUOS R5G」「AQUOS sense3 lite」「AQUOS sense3 plus」を販売中ですが、楽天では9月時点で使えもしない5G通信対応(楽天モバイルの5Gサービス開始は2020年秋以降の見込み)のAQUOS R5Gは本体価格が10万円を軽く超え、AQUOS sense3シリーズは格安スマホであるため、お値段相応に性能はやや低めです。
一方、ソフトバンクのAQUOS zero2は2020年1月31日に発売されたハイエンド相当のスマートフォンでありながら、なんとたったの2.2万円に値下げされて投げ売り中です。
ソフトバンク版 AQUOS zero2の21,984円(税込み)の価格は、ガラケーからの買い替えや乗り換え契約が必須なのではなく、機種代金自体がこの価格に値下げされていますので、誰でも購入可能です(在庫があれば)。
☆「ソフトバンクショップのAQUOS zero2在庫をみる」
関連記事:[在庫情報あり]ソフトバンク値下げPixel3a/AQUOS zero2が公式オンラインで21,984円にて販売中
ソフトバンクAQUOS zero2はSIMロック解除可能
ソフトバンクでは2019年9月13日より、SB回線契約なしでの購入や契約者はMy SoftbankからのオンラインSIMロック解除手続き、SBショップ店頭での解除手続きなどができるようになっています。
AQUOS zero2 906SHもSIMロック解除対象端末であり、ロック解除条件を満たし、解除手続きを行うことでSIMフリー化することが可能です。
参照:「ソフトバンク-SIMロック解除のお手続き」
*キャリアロックが掛かった端末は楽天モバイルを含む他社回線での利用が出来ないことがあります。ロック解除状態等については各自ソフトバンク・販売店等でご確認ください。
AQUOS zero2(906SH)は楽天モバイルのバンド対応
AQUOS zero2のソフトバンクモデル 906SHでは、楽天モバイルが利用している主要バンド(周波数)に対応しています。
ソフトバンク版 AQUOS zero2 906SHが対応する主なLTEバンドは、B1/B3/B8/B11/B19/B18・26/B21/B28/B42など、国内のドコモ・au、そして楽天モバイルが利用している主要バンドを広くカバーしています(参照: キャリアの3G・LTE通信周波数帯(Band)一覧まとめ)。
楽天モバイル(MNO)の場合、自社回線エリアではバンド3、パートナーエリア(au網)ではバンド18/バンド26に対応していると繋がる可能性があります(B3/18/26に対応しているスマホすべてが楽天モバイルで使えるという意味ではありません)。
上記のソフトバンクが公開しているAQUOS zero2および旧モデル AQUOS zeroでは、どちらも楽天モバイルの自社回線が利用しているバンド3には対応しています(SB版の初代zeroはB18/26には非対応とされています)。
AQUOS zero2 906SHの楽天プラン動作情報
楽天モバイル(MNO)ではAQUOS zero2 キャリアモデル・SIMフリーモデル(SH-M13)の直接的販売はしていません。
しかし、動作確認はSIMフリーモデルもキャリアモデルも情報が公開されています。
2020年9月時点、AQUOS zero2(906SH)ではAndrod10/S0007のバージョンにおいてデータ通信・通話・SMS(自社エリア・パートナーエリア)での利用が可能とされています。
APN(アクセスポイント名)の設定は自動でされないため、自分で設定する必要がありますが、APN情報・設定方法も楽天モバイルでは公開されています。
関連記事:楽天モバイル(MNO/自社回線)のAPN設定方法 ユーザー名/パスワードなどの設定項目-繋がらない場合の対処法
楽天モバイルですべての機能が正しく動作するわけではありませんが、データ通信と通話・SMSが利用できればひとまず問題なく利用できると言って良さそうです。
楽天モバイルでは、自社販売する端末以外はすべて動作保証外となります。ソフトウェアアップデートや設定によってソフトバンク版AQUOS zero2が使えなくなる・動作が安定しないなどの可能性もありますので、自己責任で使う必要があることを認識しておきましょう。
楽天モバイルで使える端末・動作が確認されている端末をよく確認して保守用に購入しておくことを推奨します(もし繋がらなくなった場合に、回線に問題があるのか端末との相性の問題なのかを切り分けて確認できるため)。
初代 SB版 AQUOS zeroは楽天に向かないかも
シャープの軽量ハイエンドモデル AQUOS zero2 906SHはその名称の通り第2世代であり、旧モデル AQUOS zeroもソフトバンクから発売されていたことがあります(型番801SH)。
旧モデルのAQUOS zero 801SHも楽天モバイルのバンド3に対応しているようなのですが、楽天モバイルが公開している動作確認では801SHは通話・データ通信が使えないとされています。
AQUOS zero2よりも中古・白ロムが安く売られていたとしても、楽天モバイルのMNO回線で使うことを考えているのならSB版zeroは避けたほうが良さそうです(バージョンによって動作が変わる可能性はあります)。
値段重視ならAQUOS sense3 liteが実質0円以下
2020年9月時点、楽天モバイルとセットで契約・購入するのであれば、ポイント還元により本体代金が実質0円以下という、超大特価なAQUOS sense3 liteをゲットしておくこともオススメです。
AQUOS sense3 liteは現在値下げによって一括23,619円(税込みで25,980円)となっており、セット購入サポートにより20,000円分のポイントバックに加えて、オンライン申し込み特典+事務手数料相当還元により最大で本体代金を超える26,300円分のポイントをゲット出来ます(ポイント還元・獲得条件があります。条件が変更されることもあるため、申込時に最新の表記をよく確認してください)。
AQUOS sense3シリーズは電池持ちがとても良く、ゲームをしないのであればスマホの日常利用に十分な性能もあるため、AQUOS zero2で運用予定であっても予備機種としてAQUOS sense3 liteを買っておくのがベストです。