2019年のゴールデンウィークは最大10連休を実現できる日程が重なったこともあり、レジャーや旅行に出かける良いタイミングとなって楽しみにしている人も多いかと思いますが、この長期連休を利用してスマホ・ガラケーの機種変更を考えているユーザーは、やや注意が必要です。
NTTドコモでは、連休期間中の2019年4月27日から2019年5月6日前後の受注分において、契約審査や発送処理、配送状況の影響で通常よりも配送に時間がかかる可能性をアナウンスしています。
通常期であればドコモのウェブ注文分の機種変更手続きは、受注後最短2日後には商品が自宅または指定ショップの窓口に届くように処理されますが、連休期間やセールシーズンなどは、申し込み過多・配送処理が間に合わず、商品の到着まで1週間以上の時間が掛かることもあります。
ゴールデンウィーク期間中は「ラッシュで××キロの渋滞です」とニュースで報道されるように、主な高速道路が渋滞し、配送網がマヒすることもしばしばあります。連休時に配送に多少の遅延が出るのは、あらゆるウェブ手続き・配送を伴う通販の宿命とも言えますが、今年のドコモはそれだけではありません。
現行プランで契約できる最後の大連休
2019年4月15日、ドコモは2019年6月1日よりスマートフォンや携帯電話向けの料金プランを一新し、現在適用できる「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」「ウェルカムスマホ割」および「ドコモの学割」のすべてを廃止することを発表しています。
6月以降にスマホや携帯電話をドコモで購入する場合には、これまでのような一括0円・実質0円という超大幅な機種値引きが無くなってしまい、端末購入のための負担が激増することが予想されます。
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新料金プランでは「基本料金部分」に関しては現行のプランより2割~4割程度安くなるケースがあることも確かですが、割引にはさまざまな追加条件があったり、家族での複数回線利用が前提となっていたり、馴染みのない新しい料金システムの所為でより分かりづらく、機種代金部分についてはまず間違いなく「値上げ」となります。
2019年6月1日以降は現在の割引方式が使えなくなってしまうことが確定しているため、「現行プランが使える2019年5月31日までに購入しておこう」という、駆け込み契約が急増することが予測されます。
直近では2019年3月末~4月上旬頃にかけて、通常期よりも大幅に注文が増えたことで4~5日程度の遅延が発生していました。また、過去には最大で商品取り寄せに20日近くも掛かったケースも存在します。
(上記は2016年春の大混雑時の遅延アナウンス)
スマホや携帯が不調・故障が原因で買い替えたいという場合に、さすがに2週間も3週間も待つのは苦痛でしょう。
例年通常であれば、スマホ販売のピークは3月末(あるいは新型iPhoneの発売日前後)に集中するものですが、先述のとおり今年は「月々サポートや一括値引きが使える最後のタイミング」が迫っているため、例年よりも多くの買い替え需要が集中する可能性も予想されます。
2019年5月はゴールデンウィークの振替休日最終日である6日(月曜日)を最後に、それ以降は祝日は無く、連休中にスマホを交換しておこうというユーザーは増えて、シフトも薄くなりやすいショップも大混雑することが予想されます。スマホ1台購入するのに朝から晩まで待たされるということもありえるでしょう。
そういった事態を回避したいのであれば、やはり計画的に前倒しで機種購入手続きをしておくに限ります。
ドコモのウェブサイトで注文するのであれば、現在は「スペシャルマンデー」として、月曜日に注文すると良いことがあります。
☆「ドコモ新型ガラケーや新型iPad mini,XperiaXZ2端末購入サポート機種変更は月曜日注文がお得に」
また、機種限定の「Pixel SPECIAL」・「Galaxy SPECIAL」・「らくらくSPECIAL」など”煎茶器プレゼント”もありますので、ゴールデンウィークのゆっくり時間が取れるタイミングでドコモで最後の契約をしようかな?と考えていたユーザーは、GWに入る前の「2019年4月24日まで」の注文をオススメします(25・26日だと配送ルート途中で渋滞の影響を受ける可能性が出てきます)。