iPhone XS/XS Maxに続き、2018年秋モデルでは話題のスマートフォンになるかもしれません。

Googleは2018年9月、公式サイト上にて新しいスマートフォンがやってくるというキャッチフレーズと共に、ティザーサイトを公開しました。

Googleの「Pixel(ピクセル)」というスマートフォンシリーズは、海外では初代Pixel(2016年モデル), 第二世代 Pixel (2017年モデル)が発売されており(それぞれ通常モデルと大画面のXLがある)、それぞれ発売当時のハイエンドチップを搭載した高性能スマホシリーズです。

Google謹製ということでOSのアップデートが他機種よりも早く提供されることがあり、リファレンスモデルとしての役割も持っています。現行モデルのPixel 2/初代PixelではすでにAndroid 9 Pieが配信されています。

今回日本へ投入されるモデルが現行モデルのGoogle Pixel 2/Pixel2 XLなのか、10月にも発表されるという噂がある次世代機Google Pixel 3になるのかは不明ですが、Androidの素に近いシステムと最新OSへの配信、長めのセキュリティアップデート配信が期待できるPixelシリーズの日本投入は期待できます。

Pixel 2の場合は最低3年間のセキュリティアップデートが確約されています。日本の携帯会社から販売されたモデルの多くは1~2年でアップデートを打ち切ってしまうことすら少なくないため、長く安心して使えるスマホが欲しい人にもPixelは待望の一台となりそうです。

ちなみに、現行モデルのPixel2の販売価格は5インチ/64GBモデルで649ドル(約7.3万円)・128GBモデルは749ドル(約8.4万円)、6インチのPixel 2 XL 64GBモデル849ドル(約9.5万円)~という設定です。

参照:https://store.google.com/us/config/pixel_2_specs

Google Pixel 2はSnapdragon 835搭載機種(2017年夏~2018年春頃のハイエンドモデル相当)であるため、仮にPixel2が日本に投入されることになっても、超格安で提供される可能性は低いでしょう。

Google Pixel 3/Pixel 3 XLになればSnapdragon 845を採用することはまず間違いなく、同チップを搭載したスマートフォンは中華スマホで最安300ドル台(POCO F1など)~1250ドル程度のものまで(Galaxy Note 9 8GBモデルなど)あります。

SIMフリーモデルとして発売されるのか、キャリアから販売されるかも現時点では不明です。過去にNexus 5Xをドコモ・ワイモバイルで、Nexus 6Pはソフトバンクでも扱ったこともありますので、どのようなルートで販売されるのかも気になります。

あまりにも価格が高くなるようであれば、同じくOSのアップデートが早いハイエンドモデルには楽天モバイル・IIJmioなどで売られているEssential Phoneもあります。


Essential Phone PH-1は2017年夏モデルのハイエンド相当であり、Google Pixel2と類似のスペックを持ちながら、現在の販売価格は309.99ドルにまで値下げされています(2018年9月19日、「amazon.com Essential Phone」にて日本へ直送可能)。

スナドラ835搭載機種はすでに型落ちとなっていますので、もし日本への投入機種がPixel 2になった場合には5~6万円くらいにまで安くなっていること期待したいところです。

Google Pixel新機種をまもなく日本投入 Android 9 Pieなど最新OSに更新出来るスマホに期待

Tagged on: