au系MVNOサービスのmineoについてプランや各種制限などを勉強しましょう。mineoは2014年6月にスタートしたau回線を使った一般向け格安スマホの先駆け的サービスです。

プラン名月額料金
(円)
高速通信
(GB)
単価/GB
(円)
制限時速度
(kbps)
短期制限最低利用期間
(月)
500MBプラン7000.514002003GB/3day0
1GBプラン8501850
3GBプラン9803327
5GBプラン15805316
デュアルプラン名月額料金
(円)
高速通信
(GB)
単価/GB
(円)
制限速度時
(kbps)
短期制限最低利用
期間(月)
MNP手数料
12ヶ月以内(円)
MNP手数料
(円)
500MBプラン13100.526202003GB/3day(実質12ヶ月)115002000
1GBプラン146011460
3GBプラン15903530
5GBプラン21905438

mineoのプランではもれなくSMSが利用できます。SMSサービスはドコモ系MVNOでは有料オプションなので、その分全体的にmineoの月額料金は高めに設定されています。

mineoでは最大で月間5GBまでのプランが最大です。ドコモ系では7GBや10GB,最大では20GBものプランを用意しているサービスもありますので、バリエーションは少なめと言えるでしょう。

通常プランにも最低利用期間はありませんが、まずは短期間だけで試したい方はプリペイド形式のカードもあります。1GB分のデータ通信料がパッケージに含まれています。データの有効期間は契約開始月の翌月末まで(最大2ヶ月)です。通常契約への切り替えも可能です。

メールのウイルスチェックサービス200円、モバイル用ウイルスバスター270円、3者間通話200円などがあります。

容量シェアの追加は無料で、契約住所が同じ場合はマイページより適用が出来ます。

追加チャージは100MB/150円のみ、毎月10回までという制限があります。

mineoでは2015年7月現在、使えない端末(スマートフォン)があります。詳しくは公式サイトの動作確認端末一覧を参照してほしいですが、「iPhoneシリーズ」および「VoLTE専用機種」は基本的に利用できません。

iPhoneはiOSの仕様により、バージョンがiOS8.0以降の機種で通信が出来ません。VoLTE機種はauから発売されるモデルで型番が「LGV31」や「SCV31」といったように、「○○V」というV(VoLTEの頭文字でしょう)が付くモデルは全滅です。SIMの仕様が異なるため、データ通信も通話も出来ません。

利用できるのはiPhone・VoLTE専用機種を除く、auのLTE対応スマートフォンのみだと考えてください。SIMフリースマートフォンや他社のスマホはごく一部の機種を除き利用できません。

利用者が比較的少ないため、速度は非常に安定しているという評判が多いです。特に日中の混雑時間帯に強く、ドコモ系では1Mbps以下の鈍速になる頃でも10Mbps近くの速度を保ち、常に快適に利用できる状況が続いています。下りは10~30Mbps程度、上りがやや遅く1~5Mbps程度の測定結果を良く見かけます。

mineoではプラン自体が5GBまで、オプションの追加をしても最大6GBまでしか使えないため、大容量通信を行って回線を占有する人が少ないのかもしれません。日中も安定した通信を必要とする方にはau系MVNOが向いています。

プラン以外のmineoの特徴は「au系MVNO「mineo」のメリット・デメリット」のページでも詳しく解説しています。

au系MVNO mineo プラン・料金・システムまとめ