インターネットやアプリを使いたいならスマートフォンがオススメですが、通話とメール・極僅かなウェブ閲覧程度の用途ならばわざわざスマートフォンに乗り換えず、従来通りの携帯電話を使い続けたい人も多いと思います。
最近は従来どおりの「ガラケー」も比較的安く機種変更出来るようになっています。10年位前はガラケーでも本体価格が5万、6万円という機種が多かった気がするのですが、今では定価でも3万円程度です。さらに月々サポートで割引を利かせればさらに安く取り替えることが可能です。
今ドコモで最も機種変更で優遇されているガラケーは、SH-07Fというシャープの携帯電話です。SH-07Fは「これぞガラケー」という感じながら、ビシっとしたシャープなラインデザインが管理人好み。
2018年3月追記:すでにシャープ製旧型ケータイの販売は終了しています。SH-07Fも販売終了、修理サポートも2019年9月で打ち切られます。現在はXi対応の最新ケータイ AQUOSケータイ SH-01Jの時代になりました。iモードケータイの生産・開発は終了しており、より高速な通信・高音質な通話が出来る新型ケータイへの機種変更をオススメします(関連記事:「ドコモのガラケーから「ガラホデビュー」SH-01J 変更される料金プランや使えるサービスの仕組み」)
このガラケーは2014年モデルですが、携帯電話の進歩はもう終わっていますので(最近のガラホは別として)、最新機種と比べて大きく性能が劣るわけでもないのでオススメです。
SH-07Fには防水性能・おさいふケータイ・ワンセグ・赤外線通信機能など、一般的なガラケー用機能が付いていますので、古い携帯から乗り換えても今までどおりの使い勝手で利用できるはずです。
本体重量は約113グラム。特別軽い・小さな機種というわけでもありませんが、良くある普通の折りたたみ型携帯電話サイズです。スマートフォンでは150グラムを超える機種も多いので、ポケットやかばんに入れて持ち歩く場合の気軽さも従来通り。
3Gでの連続待受時間は約550時間(およそ23日!)、連続通話可能時間は約210分。最新の大容量バッテリーモデルに比べると少し利用可能は短いのですが、その分本体は軽く、薄くなっています。
カラーバリエーションは明るい緑色と黒の組み合わせの「グリーン」、シンプルな「ホワイト」、上記画像の落ち着いた「ブラック」、ピンクに近い明るい紫とホワイトを基調とした「パープル」の4色が用意されています。
本体価格
ドコモオンライショップでの販売価格は、定価で2万円台。スマートフォンなら6万円~8万円くらいする機種もたくさんありますが、やっぱりガラケーは安いですね。
2年契約で利用すれば、毎月-837円の割引が利用料金から差し引かれ、2年間の割引トータルは20,088円分になります。これで29120円-20088円=9072円が機種変更の実質負担額となります。毎月の本体負担はたったの378円で機種変更が可能ということです。
*すでにSH-07Fは生産・販売が終了しています。ドコモの公式ウェブサイトではSH-07Fは注文できませんのでご注意下さい。
→ 2018年時点ではSH-07Fよりも安い、防水携帯SH-01Jがあります。
SH-01Jへ機種変更すれば、機種負担代金は実質無料(機種代金分割=月々サポートとなる)です。FOMA携帯プランと同じくらい安くドコモガラケーを使い続けたい場合は、SH-01Jへ買い換えましょう。
☆「ドコモ新ガラケー AQUOSケータイSH-01J 機種変更時の維持費シミュレーション」
選べる料金プラン
ドコモではスマートフォンを購入すると、ほぼ例外なく通話し放題の「新料金プラン」に加入することになります。しかし、ガラケー機種なら従来通りのFOMA用も選べます。通話をたくさんする方なら「カケホーダイプラン(ケータイ)」を使ったほうが割安になる可能性もありますが、絶対的な料金であればFOMA用のバリュープランの方が維持費は安いはずです。FOMA機種は加入可能な新プランなら基本的にどれを選んでも月々サポートは適用されます。
インターネットを使わないならiモードも外してもいいですが、従量利用でネットも極僅かでも使う可能性あるならiモード料金、たくさんインターネットをするならパケット定額プランも加入できます(3500円~)
ネットを 使う場合 |
ネットを 使わない場合 |
|
本体分割(24回支払い) | 1,215円 | 1,215円 |
カケホーダイ(ケータイ) | 2,376円 | 2,376円 |
データパック(2GB) | 3,780円 | — |
i-mode | 324円 | — |
月々サポート | -837円 | — |
月額支払い | 6,858円 | 3,591円 |
*上記は税込み(8%)に統一してあります。
ガラケー機種で2GBもの通信をすることはなかなか大変だと思いますので、新プランでは通話専用にするのがオススメです。この他「パケ放題 シンプル」では月額0円~上限4200円のパケットプランもありますので、少しだけネットを使うかもしれない方は新プランではなく、FOMA用プランに加入したほうが安心です。
1回ずつの通話が短い方は、月額維持費の安いライトでも良いかもしれません。ただし、ライトを選ぶと月サポ適用にはパケットパックのセットは5GB以上が必須となります。
ネットを 使う場合 |
|
本体分割(24回支払い) | 1,215円 |
カケホーダイ(ケータイ) | 1,836円 |
データパック(5GB) | 5,400円 |
i-mode | 324円 |
月々サポート | -837円 |
月額支払い | 7,938円 |
本体分割(24回支払い) | 1,215円 |
タイプシンプル バリュー | 802円 |
i-mode | 324円 |
月々サポート | -837円 |
パケホーダイ・シンプル | 0円~4200円 |
月額支払い | 1,504円~ |
タイプシンプルバリューは無料通話分無しの最安値維持費プランの一つ。
スマートフォンを契約する場合でも家族でパケットプランをシェアしたりすれば1台あたりの料金を安くすることも不可能ではありませんが、シンプルに携帯電話を使いたい方にはやっぱりガラケーですね。今利用中の料金と比べて安く・お得になるプランを選んでみて下さい。新規・MNPの場合はさらに月々サポートが増えるので、端末は実質0円です(2015年8月時点)。
*このページで掲載した料金シミュレーションは、すべて定期契約を前提とした割引価格の月額料金を採用していますのでご了承下さい。契約するプランの組み合わせ次第で料金は異なります。また、ユニバーサル料金が別途掛かります。
在庫切れの場合はNEC製のガラケーをオススメします。
N-01Gも2017年4月時点では滅多に在庫が入らなくなりました。FOMA/iモードで使える折りたたみ携帯機種を2017年以降も使いたい場合は、白ロムで機種変更をするという手もあります。ガラホ・スマホへの買い替えをどうしても行いたくないという場合は以下のようなショップで白ロムが購入可能です。
ショップカテゴリー | 在庫の数 |
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イオシス ドコモガラケー | 250台以上 |
イオシス ドコモFOMA 標準SIM用 | 15種類前後 |
アマゾン ドコモ携帯本体 白ロム在庫 | 250種類以上 |
2018年3月現在、ドコモのFOMA携帯からのスマホ買い換えに人気となっているのが、上記のらくらくスマートフォン me F-03Kです。富士通製のシンプルな操作に特化させたモデルであり、ガラケーユーザーでも簡単操作で通話やメールが出来るように作られています。
そしてなにより、F-03Kを購入すると、同じ機種・プランで使い続ける限り毎月値引きが永遠に続き、最も安いプランに加入すれば月額302円で使えてしまう激安運用方法があります。
家族がすでにドコモのスマートフォンプランを利用中であれば、パケットデータ(インターネット通信容量)を分け合うことで1人1人の平均維持費を下げられます。家族で一人だけガラケー(FOMA)プランの回線を使い続けるよりもdocomo with対応のドコモの格安スマホへの買い換えによって携帯代金の節約が可能ですので、F-03Kでスマホデビューをしてみましょう。
関連記事:最安月額280円でスマホ追加契約が可能”docomo with”(ドコモ・ウィズ)割引のお得な運用方法を解説
パケットパックなどのネット契約が無い場合は月々サポートが受けられないと思いますがどうでしょう?
FOMAプランの場合はパケット契約は必要のないのですが、今確認したところ2015年9月1日からカケホーダイの場合はパケットパックが必要になるみたいですね(;゚Д゚) すみません、私の勘違いだったようです。修正しておきますm(_ _)m