ドコモ iPhone XRを在庫限りで販売終了へ iPhone8/7は値下げして販売を継続中

2018年10月26日に発売され”廉価モデルiPhone”として人気があった iPhone XRの在庫が、遂に尽きてきてしまいました。

iPhone XR(あいふぉんてんあーる)は、2018年9月にメインシリーズの「iPhone XS」「iPhone XS Max」と共に発表され、Xシリーズの中では液晶ディスプレイを採用（他のXシリーズは有機ELパネル）・デュアルカメラではなくシングルカメラの廉価仕様にすることで、販売価格を抑えた「普及モデル」として投入されました。

日本国内ではアップルストアでのSIMフリーモデルの他、ドコモ・au・ソフトバンク各社が取り扱い、発売当初こそ上位モデルに比べてあまり割安感の感じられない相場でしたが、発売直後の2018年年末～2019年春以降にかけてはiPhone XR専用の一括値引き・割引キャンペーンなどが各社で実施され、まさに「安いiPhone」として多くが流通しました。

(ドコモのiPhone XR端末購入サポート)

（ソフトバンクのiPhone XRハッピープライス）

（auのiPhone XR機種変更キャンペーン）

これらの値引き・値下げも2019年10月からの電気通信事業法改正により粛清され、キャリアでのお得なiPhone XR販売は見る影もない状態です。

2019年9月時点において、アップルの公式サイトでもiPhone XRの256GBモデルが販売終了をしており、現在は64GBモデルと128GBモデルに限定して販売が継続しています。

一方で、キャリア向けへのiPhone XRの納品はすでに終わっているようで、ドコモ・au・ソフトバンクともに在庫限りの販売状態に突入しています。

さらに1世代前のiPhone 8のように、型落ちをしても値下げをして販売を続けるモデルも存在しますが、iPhone XRはポジション的に完全に最新モデル iPhone 11と重複するため、「値下げしてずっと販売」ということはどのキャリアでもまず無さそうです。

過去の事例では一旦キャリアでの販売を終えたあと、格安SIMサービス向けにさらなる廉価販売が行われた事例ならばあります。2019年秋時点でサブキャリア向けにはiPhone 7までしか販売解禁がされていませんので、7より2世代分新しいiPhone XRがすぐに投入されるかどうかは予測が出来ません。

まだキャリア各店舗でiPhone XRの残っている在庫があれば引き続き購入することは出来ますので、新型モデルより安いXRをあえて購入したいというユーザーはお急ぎ下さい。

iPhone XRとiPhone 11の価格比較

2019年10月時点における、iPhone XRとiPhone11の各社の公式価格を参考までに掲載しておきます（ソフトバンクではすでに完全に販売が終了しているため最新価格情報はありません）。

ドコモ	iPhone 11 (2019)	iPhone XR (2018)
64GBモデル	87,120円	75,240円
128GBモデル	95,040円	106,920円
256GBモデル	106,920円	118,800円

（2019年10月20日時点、税込）

*すでにiPhone XRは一部販売を終了しているモデルがあるため、在庫状況に注意してください。ドコモの場合はウェブ上で「在庫なし」の状態ならばまだ再入荷の可能性はゼロではありませんが、「販売終了」と表示されたモデルは今後入荷することはありません。

☆「ドコモ公式HP iPhoneのリアルタイム在庫をみる」

au	iPhone 11 (2019)	iPhone XR (2018)
64GBモデル	90,720円	77,040円
128GBモデル	96,479円	100,080円
256GBモデル	109,440円	112,319円

（2019年10月20日時点、税込）

ドコモ・auともにウェブではiPhone XRシリーズの取り寄せをすることは出来なくなっています（ソフトバンクではそもそも購入自体ができない）。2019年10月20日時点において、128GB/256GBモデルはiPhone 11のほうが安い状態になっているため、価格と在庫をよく確認して購入検討を行って下さい。

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