コンパクトなiPhoneが欲しいなら狙い目です。
NTTドコモは2022年11月11日より、円安によって大幅値上げされてしまっていた2021年モデルの小型iPhoneシリーズ「iPhone 13 mini」をオンライン限定大幅割引の対象に追加します。
2022年11月10日時点までのドコモ価格では、機種変更時にはiPhone 13 miniに対して一切の値引き・割引を提供してきませんでした。そのためSIMフリーで安く買えるアップルストアや楽天モバイルに大きく突き放されている状態でした。しかし、2022年11月11日からの強力なオンライン割引適用後なら買う価値が出てきます。
アップルでは2022年モデルとして「iPhone14」シリーズを発表・発売していますが、”mini”シリーズは新型が出なかったため、iPhone 13 miniは現在でも現役モデルです。
iPhone 13 miniオンライン限定機種購入割
2022年11月11日からApple iPhone 13 miniに適用される新しい割引は「オンライン限定 機種購入割引」というタイプの値引きです。その名の通り、対象の機種をオンライン購入するだけで(機種変更手数料もタダ)、プラン・契約期間に一切関わらず、誰でも同じ割引を適用出来ます。
割引額はiPhoneのストレージ容量(ROM)によってのみ変化します。
対象機種 | 2022年11月10日まで | 2022年11月11日以降 |
iPhone 13 mini 128GB | 割引無し | 22,000円値引き |
iPhone 13 mini 256GB | 割引無し | 30,800円値引き |
iPhone 13 mini 512GB | 割引無し | 47,850円値引き |
*2022年11月10日時点。今回の変更では割引はiPhone 13 miniにのみ適用され、iPhone 13/Proなどのその他モデルはキャンペーン対象外です。
割引価格は2022年11月11日10時以降、メンテナンス終了時から適用されます。詳しくはドコモ公式サイトの表記を確認してください。
iPhone 13 mini価格 どれがお得?
上記の通り、2022年11月11日のiPhone13 miniの値下げでは容量毎に割引額に差があり、大容量モデルほど割引額自体は大きくなります。
つまり、ストレージを大きくするための追加コストが相対的に小さくなりますが、もともと大容量モデルのiPhone価格は高いため、慎重に機種を選ぶ必要があります。
アップルストア直販価格の場合、容量を大きくすると以下のような価格差が出ます。
Apple Store価格 iPhone 13 mini |
基準 128GB:92,800円 |
+15,000円高い 256GB:107,800円 |
+35,000円高い 512GB:137,800円 |
(2022年11月10日時点、アップルストア公式価格)。
一方で、ドコモの2022年11月11日以降のオンライン割引適用後価格で比べてみると・・・
iPhone 13 mini- ドコモ定価:116,710円 |
基準(割引後) 128GB:94,710円 |
+15,290円高い 256GB:110,000円 |
+34,100円高い 512GB:128,810円 (アップルより約9千円安い) |
となり、iPhone 13 mini 512GBモデルだけがアップルより安く、お買い得といえます。
よって、512GBモデルが欲しい人はドコモで買うとお得、128GB/256GBモデルが欲しい人は楽天市場でApple Gift Cardを買い集めてアップルストアでギフト券と交換したほうが有利という結論です(一括購入の場合)。
機種変更ではなくMNPかつ30歳以下の場合には「5G Welcome割」による値引きも併用可能です。購入割引と合わせて最大合計69,850円割引となります。
また、ドコモの2年返却プログラムを使う場合はまた別のメリットがあります(オンライン限定機種購入割引は返却プログラムの有無に関わらず適用可能)。2年毎を目安にiPhoneを買い替えているユーザーは買い切りよりもレンタルのほうが有利な場合がありますので、レンタル利用時のメリット・デメリットも考慮してドコモで買うか、アップルストアでSIMフリーモデルを買うか検討してください。