NTTドコモが提供するiPhone・スマートフォンのレンタル(実際にはレンタル契約ではありませんが、イメージとしてそのほうが近いので)・リース利用のような”新たなスマホの買い方”として定着しつつある、いつでもカエドキプログラムに加入するべきか否か、判定基準とお得感を計算により数値化・解説します。

いつでもカエドキプログラムは、正確には残価設定型割賦契約”と呼ばれるスマホの購入方法です。

スマートフォンやiPhoneなどのプログラム対象製品をドコモから買うときに、購入時点で”2年後のスマホの中古価値”のようなもの(残価)が設定されており、2年後にドコモを端末に返却することで、本来支払うはずだった端末代金の一部を、ユーザーが支払うことなく済ますことが出来るというものです。

いつでもカエドキプログラムの利用/端末の返却は任意であり、ユーザーは利用しても利用しなくても良いのですが(いつでもカエドキプログラムが公式の割引条件に組み込まれることはないため)、以下で解説する通り、購入する機種によってはカエドキプログラムを利用することでスマホの機種代金負担を大きく減らすことが出来る機種・タイミングがあり、ユーザーにとって極端に有利な設定の狙い目機種が存在します。

いつでもカエドキプログラムのメリットは購入する機種ごとにお得感が異なるため、以下のような「損得のライン」に着目して、加入するかどうか検討してみてください。

機種別の残価設定-機種代に対する割合計算

前項で少し説明したとおり、いつでもカエドキプログラムを利用するメリットは「2年後にまだ支払っていない機種代金」の残債支払いを免除できる金額次第です。

いつでもカエドキプログラムにより免除できる残債額は”購入時点”で確定しており、”通常購入に比べて○○%の支払いをしなくてよい”という計算が可能です(端末の破損・故障がない場合)。

そして、この”残価免除の割合”は、購入方法・割引によって変動します。

例1:Galaxy S22(SC-51C)を機種変更で買う場合

Galaxy S22本体定価(A): 127,512円
【利用できる割引】
▲オンラインショップおトク割適用-33,000円値引き
通常購入時の支払額(B):94,512円
24回目の残価額(C):54,120円
2年負担額(B-C=D):40,392円
お得感((1-D/A)*100):68.3%

2022年10月1日時点の価格・割引条件の場合、Galaxy S22を機種変更+いつでもカエドキプログラムを利用した場合には、本来定価の約3割ほどの負担でハイエンドクラスのスマホを2年間使えるということになります。

この「お得感(D)」は数字が大きいほどユーザーが有利(小さい負担でスマホを使える)判定基準として考えることが出来ます。定価に対して割引と残価免除額が大きいほど、お得感の数値は高めに算出されます。

乗り換えの場合、さらにお得感は跳ね上がります。

例2:Galaxy S22(SC-51C)をMNPで買う場合

Galaxy S22本体定価(A): 127,512円
【利用できる割引】
▲オンラインショップおトク割適用
-33,000円値引き
▲5G Welcome割
-22,000円値引き
通常購入時の支払額(B):72,512円
24回目の残価額(C):54,120円
2年負担額(B-C=D):18,392円
お得感((1-D/A)*100):85.6%

2022年10月に値下げされたGalaxy S22では、乗り換えユーザーなら定価の2割以下の負担額でスマホを2年間使うことが可能となります。

例3:Xperia 10 IVを機種変更で買う場合

Xperia 10 IV本体定価(A):64,152円
【利用できる割引】
無し
通常購入時の支払額(B):64,152円
24回目の残価額(C):22,440円
2年負担額(B-C=D):41,712円
お得感((1-D/A)*100):35.0%

例1・例2に比べて、例3のお得感(35%)は数値が小さく、いつでもカエドキプログラムに加入するメリットが低い機種であると判断出来ます(これは2年後のXperia中古価格は非常に低いことが想定されるため、仕方がないことです)。

上記のような「お得感」を購入したい各スマホで計算して、割安に買えるスマホを狙って機種変更・乗り換えしてください。

*上記で記載した以外の割引やクーポン値引き・ポイント割引などを併用することが可能な場合もあります。その場合は負担額の割合が変わりますので、詳しくは各自購入時の表示画面を確認してください。

**いつでもカエドキプログラムの端末返却時、故障・不良品の場合は別途負担額が生じます。24回目以外のタイミングで返却する場合も負担額が変動します。


以下、上記の計算式に従って、特にお得感のある・人気機種のお得感を数値化したデータです(MNP・24回目で返却)。自分で計算するのが面倒な人は参考にどうぞ(数字は現時点のもの)。

・iPhone 14 Pro 256GB → 2.2万円値引きで お得感 69.5%
・iPhone 14 128GB → 2.2万円値引きで お得感 65.7%
・Galaxy Z Flip3 → 6.6万円値引きで お得感 85.1%
・Xperia 10 IV → 割引無し お得感 35.0%
・Xperia 1 IV → 割引無し お得感 42.2%

・AQUOS  sense6 → 2.53万円値引きで お得感 74.5%

*2022年10月2日時点。

[解説]ドコモスマホレンタル的購入方法「いつでもカエドキプログラム」の損得計算-加入すべき機種
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