機種変更で一括価格が安いdocomo Xperia X Compact SO-02Jと、機種価格の割引は無しで毎月割引が続くdocomo with対象のGalaxy Feel SC-04Jのどちらに機種変更をするとお得になるのか、両方を買ってしまった管理人が実際の使用感も含めて価格面・スペック・機能面から比較検討してみようと思います。
Galaxy Feelは本体価格3.6万円で販売されているのに対し、Xperia X Compactはもともとドコモの定価は6.4万円。それが7月21日から一括15,552円に大幅値下げされています。
関連記事:ドコモXperia X Compact SO-02Jが再び機種変更購入サポート対象に!4インチサイズの大人気モデル
購入時の支払額自体は端末購入サポートが適用できるXperia X Compactのほうが安くなりましたが、回線運用の方法次第ではGalaxy Feelのほうが便利に・お買い得になるパターンが存在しますので、その違いを理解してどちらを選ぶべきかの参考にしてみてください。
両機種の機能やスペックに関する全般の詳細レビューはそれぞれ過去記事を参照ください。
☆「大画面スマホからコンパクトな機種への変更候補に ドコモXperia X Compact SO-02Jと過去機種比較」
☆「ドコモ夏モデル Galaxy Feel SC-04J 2年以上使えば実質0円以下 docomo with対応で安く・利便性重視」
機種変更の本体価格比較
機種変更時 | SO-02J![]() |
SC-04J![]() |
本体価格 | 63,504円 | 36,288円 |
月々サポート | 対象外 | 対象外 |
一括値引き | −47,952 | 対象外 |
実質負担額 | 一括15,552円 | 36,288円 |
まとめて割 | さらに割引 -5,184円/台 |
カウントのみ (還元対象外) |
公式HP |
*割引条件・各種購入キャンペーンについては上記の公式HPを参照下さい。
SO-02JとSC-04Jを機種変更で買う場合、本体の負担額はSO-02JのほうがSC-04Jに比べて半額以下と安くなります。さらに同一のシェアグループ内で複数台を購入した場合に適用される「家族まとめて割」の条件を満たした場合、SO-02Jは1台あたり5,184円の還元があるのに対し、SC-04Jは複数台購入のカウントには入りますが、還元の対象外になる点に要注意です(その他のキャンペーンはほぼ同じものが使えます)。
【例:家族で2台同時に機種変した場合】
SO-02Jを2台 → 15552×2-5184×2 = 合計20,736円で買える
SO-02JとSC-04Jを1台ずつ → 15552+36288-5184 = 合計46,656円で買える
SC-04Jを2台 → 36288×2 = 合計 72,576円で買える
月額料金の違い
本体価格は前項の通り、一括割引が大きいXperia X Compactのほうが圧倒的に安く機種変出来ることになりますが、一方で同じ料金プランで契約した場合にはdocomo with割引により月額料金がGalaxy Feelの方が安くなります。
両機機種とも契約できるプランに違いはありません(端末購入サポート・docomo withの適用対象プランは基本的に同じ)ので、ここでは家族のシェアプランに加入した場合の最安値料金でシミュレーションしてみましょう。
加入条件:シンプルプラン(従量制基本プラン)+ spモード + シェアオプション/本体は購入時に一括支払い
内訳 | SO-02Jの場合 | SC-04Jの場合 |
基本料金(シンプル) | 980円 | 980円 |
spモード | 300円 | 300円 |
シェアオプション | 500円 | 500円 |
docomo with割引 | 対象外 | -1500円 |
月額維持費* | 1,958円~ (税込み) |
302円~ (税込み) |
*家族以外への通話料金・ユニバーサル料金、有料サービス各種を使った場合は別途料金が発生します。
先程とはうって変わって、Galaxy Feelのほうが維持費は文字通り桁違いに安く出来ます。端末購入サポート・docomo withは対象パケットプラン(シェアオプションを含む、2GB~100GBまでのすべてのプラン)で割引に優劣がありませんので、必要なパケットプランを選べばOKです。
docomo withのオトクな運用・プランの考え方については以下の記事で解説しました。
関連記事:最安月額280円でスマホ追加契約が可能”docomo with”(ドコモ・ウィズ)割引のお得な運用方法を解説
総額維持費で比較する
ここまでの「購入価格」と「月額維持費」の2つを見ると本体価格はXperiaのほうが安く、維持費はGalaxyの方が安い、というどっち付かずのお得感にしか見えませんので、本体価格と維持費込みで公平な比較をしていきましょう。
ここで、2機種の「端末購入サポート」と「docomo with」という対極的な割引方法の違いに起因する比較条件を設定する必要が出てきます。
・端末購入サポート:12ヶ月同一機種の利用を約束して値引き
・docomo with:同じ機種を使い続けることでずっと値引き
このような特長があることを前提に、13ヶ月(端末購入サポートが明ける最短のタイミング)・24ヶ月(2年)・48ヶ月(4年)の間、同じ機種を使い続けた場合で比較してみます。このパターンわけが、今回のお得度比較の肝となりますので良く注意してみてくださいね。
機種代+維持費 | SO-02Jの場合 | SC-04Jの場合 |
13ヶ月分 | 40,538円 | 40,214円 |
24ヶ月分 | 61,680円 | 43,536円 |
48ヶ月分 | 107,808円 | 50,784円 |
(加入条件は前項と同じシンプルプラン+家族でパケットをシェアする前提。月額料金も税込み価格(1922円/302円)で計算しています)
*計算簡易化のため各種料金を日割りにせず、各種割引を1日・1ヶ月目から適用することを条件としています。ここでは本体代金と基本料金以外の一切の追加料金・家族まとめて割およびその他割引・2年契約を更新しない「フリーコース」や「ありがとう更新ポイント」は考慮しません(これらの項目は基本的にすべての機種に共通するものなので、「2機種の違い」を明確化するだけなら考える必要がない)。フリーコース・ずっとドコモ割・長期割引等について知りたい方はこちら → ドコモ2年縛り無し契約 フリーコース変更時の注意点(副回線の変更制限と適用特典について)
こうして比べると端末購入サポートとdocomo withの違いがよく分かると思います。端的に言えば、端末購入サポートのXperia X Compactは13ヶ月(規定利用期間)を超えた時点ですぐに次の機種に買い替えると3万円も価値の安いSC-04Jと同等の負担で購入できてオトクになるという仕組みです。
逆に、同じ機種を13ヶ月以上使い続けた場合はどんどんdocomo with機種のほうがトータルコストが安くなり、4年間同じ機種を使い続けた場合にはGalaxy FeelはなんとXperia X Compactの半額の維持費で済むことになります。
これはかなり極端な比較になりますが、端末購入サポートを使って同じ機種を使い続けるのはせっかくのお得なチャンスをふいにしているようなものです。
料金面だけを考えるのなら、端末購入サポートとdocomo withの特性を考えて「機種を買い替える手間を惜しまないならXperia X Compact、買い替えるのが面倒で壊れるまでずっと使っても良いという考えならGalaxy Feel」という結論になります。
機種性能の比較
ここまでなら料金プランに詳しい人なら細かい計算をするまでもなく選ぶべき端末に到達出来ると思いますが、実際に両方の機種を使っている管理人の観点から、それぞれの機種で優劣があるポイントを挙げてみましょう。
Galaxy Feelは4.7インチサイズ・Xperia X Compactも4.6インチサイズのスマートフォン機種であり、どちらも2017年夏の最高スペック・ハイエンドモデルとはコンセプトが異なります。
両機種とも初心者向けの簡易モデルではなく、中級者以上のハードユーザーでもそこそこ満足が出来るミドルスペックにカテゴライズされるはずです。
機能面もよく似ており、ともに「HDディスプレイ・防水対応・ワンセグ対応・ハイレゾ再生・おサイフケータイ対応・最新Android 7.0対応・指紋認証対応」といった、スマホ機種の主要な機能に対応しており、どちらを選んでも機能が少なくて使い勝手が悪いと感じることはまず無いでしょう。
もちろんメーカーが違いますので細かい機能に違いはありますが、簡単に言葉で表せる違いを列挙してみると、以下のような優劣があります。
項目 | SO-02J | SC-04J |
処理性能 (CPU) |
○ | △ |
電池の持ち | ○ | ◎ |
質感 | △ | ○ |
重さ | ○ | △ |
指紋センサー | 横 | 前 |
USB | Type-C | micro |
スピーカー | フロント2個 | 下部1個 |
カメラ | ○ | △ |
処理性能:どちらも日常利用程度ならサクサク動きますが、3DゲームなどをするのならSO-02Jのほうがかなり上。Antutuベンチスコアでは1.7倍くらいの処理能力差(77000と46000くらい。詳細なベンチマーク比較は後日公開予定)が出ます。
電池の持ち:Xperia X Compactも小型機種にしてはよく持ちますが、3000mAhのバッテリーを搭載したGalaxy Feelはドコモスマホ史上最強レベル。実利用可能時間では2倍近くGalaxyのほうが長く使えます。
質感:Xperiaのボディは陶器のような質感のあるコーティングがされた樹脂系素材。つやつやはして手触りは良いものの、正直高級感はありません。一方でGalaxy Feelは前後ともに2.5Dガラス&エッジ部分もメタル系になっており、好みが別れると思います。
(左:Xperia X Compact, 中央:Galaxy Feel, 右 iPhone7 )
重さ:SO-02Jは135グラムであるのに対し、SC-04J は149グラムもあります。SC-04Jは大きな電池を搭載しているので仕方がないところですが、5インチ未満の機種にしてはかなり重く感じます。
指紋センサー:これは慣れの問題が強いですが、SO-02Jでは本体右側についています。どちらも精度・解除速度は良好。
USB(充電端子):SO-02Jは裏表のないType-C USBであるのに対し、SC-04Jはまだ旧タイプのmicro USBです。Type-Cの対応アクセサリーをメインに使いたい人にとっては今更micro USBのGalaxyは・・・。一方でType-Cの機器を持っていない人ならSC-04Jでも特にデメリットにはならないでしょう。
スピーカー:SO-02Jはフロントの2箇所からサウンドが出るのに対し、SC-04Jは本体下部のスピーカーからのみしか音楽が流れません。どちらもハイレゾ音源には対応しているのでイヤホンで聴く場合は高音質です。
カメラ:インターフェイスはメーカーが違うので全然違いますが、低価格モデルのSC-04Jのカメラはそこまで高性能なものではありません(F1.9/1600万画素/インカメラ500万画素)。プロモードもありますが、設定できるのは明るさ・ISO・ホワイトバランスだけで、他機種のようにフォーカス・シャッター時間など細かい調整が出来ません。スロー撮影・タイムシフト撮影などもありません(いくつかの機能はGalaxy IDを作るとダウンロードで追加できます)。ムービーはフルHDまで(4K動画は撮影出来ません)。
一方のXperia X Compactは2016年冬モデルのハイスペック機種 Xperia XZ と同等のトリプルイメージセンシング・2300万画素(F2.0/インカメラ510万画素)のハイスペックカメラとなっています。
まとめ
以上のように、Galaxy Feel SC-04Jは定価3.6万円という一般的なスマホの価格としては安めであるのに便利に使える機能・特長を持っているとも言えますが、ところどころで本来6.3万円もするXperia X Compactに劣る点があります。特にCPUの処理能力は3Dゲーム・高負荷が掛かるオンラインシミュレーションゲーム系を遊ぶ場合にはちょっとGalaxy Feelでは物足りなくなるアプリもあるでしょう。
一方でバッテリー性能に関してはGalaxy Feelの実利用可能時間は他機種を圧倒しますので、通話やメールを頻度高く使うビジネスマン用には向いています。
Xperia X Compact SO-02JとGalaxy Feel SC-04Jは国内ではドコモのみが扱っているモデルですので、せっかくドコモで機種変更をするのなら自分の使い方・回線運用予定・好みに合わせて選んで見て下さい。
2017年7月時点ではどちらも在庫は十分ある見込みですが、Xperia X Compactの一括値引きは2017年8月31日まで限定の予定ですので、機種変更を考えているのなら頭金無料で買える公式ウェブサイトからキャンペーン期間中に注文しておきましょう。