ドコモでは2016年4月28日より多くのキャンペーン・割引内容が変更され、昨日以前とは状況が変わっています。価格変更によりお得になる買い方、割引額が減ってしまう買い方も出てきていますので、最新の販売情報を考慮して今お得に買える機種をピックアップしてみましょう。
まず個別の機種情報をチェックする前に、どんな変更が4月28日に実施されたのかを一通りチェックしてみましょう。
1つ目は2015年モデルの「iPhone6s/6s Plus」を含む7機種へ機種変更した場合に適用される「春のおとりかえ割」の増額です。
☆「ドコモ 春のおとりかえ割」/2016年5月31日まで
対象機種:iPhone 6s 16GB、iPhone 6s 64GB、iPhone 6s 128GB、iPhone 6s Plus 16GB、iPhone 6s Plus 64GB、iPhone 6s Plus 128GB、arrows NX F-02H
iPhone以外では富士通のF-02Hが唯一変更されました。おとりかえ割では月々の割引である「月サポ」の増額があります。
機種 | おとりかえ割 | 機種変実質価格 |
iPhone6s 16GB | 16,200円 | 15,552円 |
iPhone6s 64GB | 16,200円 | 28,512円 |
iPhone6s 128GB | 16,200円 | 41,472円 |
iPhone6s Plus 16GB | 16,200円 | 28,512円 |
iPhone6s Plus 64GB | 16,200円 | 41,472円 |
iPhone6s Plus128GB | 16,200円 | 54,432円 |
arrows NX F-02H | 25,920円 | 15,552円 |
*実質負担額は月サポが最大になるプランで契約した場合です。また、iPhone6sシリーズへのおとりかえ割適用には現在の機種がiPhoneシリーズである必要があります。U25スマホ割とは併用できないパターンがありますので、詳しくは公式サイトや関連記事(ドコモ機種変用割引「春のおとりかえ割」と「U25スマホ割」の併用について)をご覧ください。
25歳以下のユーザーが契約する場合に月サポが増額される施策にも変更が入っています。先ほど「変更その1」でピックアップした機種と重複しているものもありますが、より割引額が大きい方だけが適用されるパターンもありますので注意して下さい。
☆「ドコモ U25スマホ割」
U25スマホ割は機種変更だけでなく新規も割引額が変わっています(MNPは変更なし)。
¥2016年4月28日(木曜)午前10時より下記対象機種の割引額を他社からのりかえ(MNP)以外増額!
iPhone 6s 16GB、iPhone 6s 64GB、iPhone 6s 128GB、iPhone 6s Plus 16GB、iPhone 6s Plus 64GB、iPhone 6s Plus 128GB
対象はiPhone6sシリーズですね。機種変更の場合はおとりかえ割でも良いですが、25歳以下の方は新規契約で最新のiPhoneを購入するのがオトクになるということです。
新規・機種変更・MNP各種契約を対象に、以下のモデルで月サポが増えています。
2016年4月28日(木曜)午前10時より下記対象機種の割引額を増額!
■機種変更 :AQUOS ZETA SH-01H、Galaxy Active neo SC-01H、arrows NX F-02H、AQUOS Compact SH-02H、Disney Mobile on docomo DM-01H、Nexus 5X、Galaxy S6 edge SC-04G
■新規(追加)契約:AQUOS ZETA SH-01H、Galaxy Active neo SC-01H、arrows NX F-02H、AQUOS Compact SH-02H、Disney Mobile on docomo DM-01H、Nexus 5X、Galaxy S6 edge SC-04G、AQUOS ZETA SH-03G
■他社からのりかえ(MNP):AQUOS ZETA SH-01H、Galaxy Active neo SC-01H、arrows NX F-02H、AQUOS Compact SH-02H、Disney Mobile on docomo DM-01H、Nexus 5X
ドコモのオンラインショップではすでに売り切れになってしまっている機種も多いのですが・・・詳しい価格は後述します。
他社から乗り換え(MNP)契約をした場合に適用される特別割に、iPhone6s/6s Plus各機種が追加され、月サポが12,960円アップされることになりました。この変更では「iPhone6s 16GBが対象外」とされている点に注目です。
☆「ドコモ MNP特別割引」
MNPで月サポを適用して購入する場合、16GBモデルと64GBモデルの実質価格が全く同額になるため、16GBを買うと損です。MNPで16GBの契約はあり得ません。MNPで買う場合は絶対に64GBモデル以上を選びましょう。
モデル | 容量 | MNP実質負担 |
iPhone6s | 16GB | 15,552円 |
64GB | 15,552円 | |
128GB | 28,512円 | |
iPhone6s Plus | 16GB | 15,552円 |
64GB | 28,512円 | |
128GB | 41,472円 |
2台以上を同一家族で購入すると割引される家族まとめて割は、28日以降条件が悪化しました。1台あたりの割引額は最大5,184円に縮小され、総務省主導による携帯料金値上げの影響と見られます。
☆「家族まとめて割」
2016年4月28日から5月9日までの間に、ドコモの公式下取りでiPhoneを生け贄にすることで普段よりも大きな割引を受けることが可能です。
iPhone5sおよびiPhone5cの下取りは、以前に比べて1万円以上の大幅アップがされています。5s/5cから買い替えの方はこのタイミングを逃さないように下取りプログラムを活用してみましょう。
4月28日の大きな変更は以上です。
4月以降、オトクに機種変更出来るスマホ
さて、大きく5つの変更が加わったドコモのスマートフォン販売価格ですが、機種変更をする場合に安く買える機種は限られています。
いや、「安く買える機種が限られいる」のではなく、「割安に買える機種が限られている」というべきですかね。もともと低価格な機種はもちろん安いのですが、スペックが高めでも比較的安価に買える機種だけをここでは取り上げたいと思います。
詳しいスペックは各機種の公式サイトを見ていただくとして、とりあえず機種変更用にオススメの機種をざっと定価&実質価格と共に一覧にしてみましょう。
機種名 | 定価 | 機変実質負担額 |
---|---|---|
iPhone6s 64GB | 99,792円 | 15,552円 |
iPhone6s Plus 16GB | 99,792円 | 15,552円 |
Nexus 5X | 93,312円 | 648円 |
AQUOS ZETA SH-01G | 93,312円 | 0円 |
ARROWS NX F-04G | 93,312円 | 648円 |
DM-01G | 83,592円 | 648円 |
iPhone SE 16GB | 57,024円 | 5,832円 |
AQUOS ZETA SH-01H | 93,312円 | 15,552円 |
Xperia Z4 Tablet SO-05G | 93,312円 | 20,088円 |
Xperia Z5 SO-01H | 93,312円 | 20,736円 |
*上記価格は複数台購入のまとめて割・下取りなどは含まず、「月サポ, U25スマホ割,おとりかえ割」を最大限に効かせた場合の実質負担額です。割引施策の適用状況で負担額は上下しますので、各自で契約状況をよく確認して下さい。
現時点で比較的安く買える機種として、個人的なオススメは性能を求めるならiPhone6s 64GBモデル、低価格を求めるならNexus 5Xあたりがコスパが高いでしょう。
旧モデルのAQUOS ZETA SH-01Gがさり気なく実質0円なのですが、残念ながらすでに在庫がありません。次点として安いのは機種変実質648円のシリーズとなりますが、arrows Fit F-01H, AQUOS EVER SH-04Gなどに比べればNexus 5Xのパフォーマンスは優れるでしょう。ただし, Nexus5Xは国内向けのカスタマイズがされておらず、ワンセグやおさいふケータイ・防水機能などがありません。
日本での利用に最適化されたモデルとしては、Android機種だと今回arrows NX F-02HかXperia Z5 Compact SO-02H, AQUOS ZETA SH-01Hあたりをオススメしたいです。
☆「Sony Xperia Z5 compact SO-02H」
SO-02HはU25スマホ割を使わないと機種変最安値に届かないので、26歳以上の場合はF-02HかSH-01Hにするとお得感が強くなります。
4月以降、ドコモでオトクに携帯・スマホが買えるかどうかはキャンペーンを如何にうまく適用出来る機種を選ぶかどうかに掛かっています。各種キャンペーンが使えるかどうかを良くチェックして、もっともお買い得感のあり、納得できる機種を選んでみましょう。