2016年6月10日に同時発売されることが決まったau夏モデルスマホ AQUOS SERIE SHV34とHTC 10 HTV32を比べてみましょう。この2台はどちらもハイエンドスマホではあるのですが、その機能性は大きく違いがあります。
発売日間近でまだ悩んでいる場合は、使いたい機能と価格、デザインの好みに合わせて選んでみてください。
*HTV32,SHV34を含むau2016夏モデルは「au Online shop」にてすでに予約受付中で順次発売が始まります。
auスマホ |
HTV32![]() |
SHV34![]() |
発売日 | 2016年6月10日 | 2016年6月10日 |
画面 | 5.2インチ WQHD | 5.3インチ フルHD |
サイズ | 146 × 72 × 9.2(10.1) mm |
149× 73 × 7.6 mm |
重さ | 約161グラム | 153グラム |
OS | Android 6.0 | Android 6.0 |
電池 | 3000 mAh | 3000 mAh |
カメラ (メイン/サブ) |
1200万/ 500万画素 |
2260万/ 500万画素 |
CPU | Snapdragon 820 2.2+1.6GHz 4コア |
Snapdragon 820 2.2+1.6GHz 4コア |
RAM/ROM | 4GB/32GB | 3GB/32GB |
HTV32 | SHV34 | |
定価 | 78,840円 | 84,240円 |
実質価格 | 37,800円 | 41,040円 |
*実質価格は指定プランに加入して毎月割を適用し、2年間分の割引を考慮した端末価格となります。詳しい条件は公式サイトで確認してください。
HTV32 | SHV34 | |
電池の持ち時間 | 約85時間 | 約95時間 |
4G待受時間 | 約390時間 | 約500時間 |
最大通信速度 | 370Mbps | 370Mbps |
指紋認証 | タッチ式 | タッチ式 |
防水 | 非対応 | 対応 |
おさいふ機能 | 非対応 | あり |
テレビ | 非対応 | フルセグ |
いろんな機能が満載のAQUOS
ずら~っと対照表でHTV32とSHV34を比較してみました、「多機能性」を重視したいのならAQUOSが良いでしょう。AQUOSが特別に多機能なスマートフォンというわけではなく、HTC10の機能が少ないのですよね・・・
スマホでテレビが見たい、Suicaなどの電子マネーが使いたい、お風呂場やアウトドアで水に濡れる可能性があるところでも安心して使いたい、というのならSHV34で決まりです。HTC10は選んではいけません。
また、AQUOS SERIE は旧シリーズから大きくデザインを変更しており、ディスプレイ・背面もガラスコーティングで高級感のある手触りになりました。縦・横のサイズはSHV34の方が大きいのですが、HTC10に比べて薄く・軽いのも特徴です。
2台ともバッテリー容量は3000mAhで同じですが、利用時の電池の持ちはAQUOSが長持ちです。AQUOSスマホは省エネで表示できるIGZOディスプレイを使い、さらに各種バッテリーを長く使うためのモード切替機能もあります。特に今回のSHV34では「長エネ」という省電力モードが使えます。
価格・カメラ重視ならHTC10がオススメ
HTC10は海外モデルに近い機能のままau版へ移植されたため、前項で紹介したように多機能性ではSHV34に及びません。しかし、HTC10は2016年夏モデルの中でもトップクラスのスペックを持っていることに変わりはありません。
AQUOSスマホは機能・デザインがほとんど同じ兄弟機種がドコモでもソフトバンクでも買えますが、HTC10はauのみが扱います。ほかの人とスマホが被るのがイヤな人はAQUOSよりもHTCを選ぶのも良いかもしれません。
まずディスプレイの解像度がフルHDよりも微細な2560×1440ピクセルのQHDです。565 ppiという高密度な描写により写真や文字が鮮明に表示できます。ただし、高解像度のディスプレイを持つスマホにありがちなバッテリーの消費も大きくなってしまっているのか、電池の持ち具合ではSHV33の方が実利用で1割以上長く使えるという結果になるようですね。
HTC10のカメラは「1200万画素」という画素数はSHV34に比べて半分程度しかありません。しかし、HTCのスマホでは「ウルトラピクセル」という1ピクセルあたりの感度が高いセンサーが使われており、写真の品質は全スマホでトップクラスということです。
カメラについてはSHV34も決してレベルが低いというわけではなく、カメラの起動時間は0.4秒・手ぶれ補正あり・明るいレンズを新しく採用するなどレベルアップをしてはいます。どちらも従来のスマホに比べて綺麗な写真が撮れるということは間違いなく、あとは2台を撮り比べて好みによって選ぶくらいだと思います。
この2機種の価格は、定価で5,400円・実質負担で3,240円分HTC10の方が安く設定されました。さらに、HTC10を購入するともれなくハイレゾ対応のイヤホン・HTC急速充電ACアダプタ(Quick Charge 3.0対応)が同梱されます。急速充電器とイヤホンはHTC10専用というわけではありませんので、普段の音楽視聴に高品質なイヤホンを使いたいという人にとってはお得です。
最後にどちらの機種を選んでも利用できる性能・機能を挙げておきます。
指紋認証センサー:HTCはディスプレイの下のホームボタン・AQUOSは本体右側のサイド
Android OS:両機種ともAndroid6.0を搭載
CPU:どちらも最新で高性能なQualcomm Snapdragon 820を搭載
CA(キャリアアグリゲーション):両機種とも最大370Mbps(4G LTE &WiMAX2+)まで対応
auでは2016年夏モデルから新しく下り最大370Mbpsという超高速の通信が可能になる4G LTEとWiMAX2+の電波を束ねて使うキャリアアグリゲーション規格に対応しています。発売済みのGalaxy S7 edge SCV33, 6月中旬予定のXperia X Performance SOV33も上記4つの機能はすべて対応していますので、各自でお気に入りの夏モデルへ買い替えを検討してみましょう。