日本のスマートフォンはようやくAndroid5.0~5.1のロリポップ(Lolipop)をデフォルトOSにした機種が増えてきましたが、Androidはすでに次世代「Android M」や「Android 6.0」(コードネーム Marshmallow・マシュマロ)が発表されています。
日本でも10月以降に発売予定のGoogle Nexus5XおよびNexus6Pがこの「Android 6.0」を搭載して発売予定ですが、ソニーのスマートフォン・タブレットシリーズである「Xperia」に対するアップデート予定がソニー公式に発表されました。
今すぐにアップデート出来るというわけではないですが、下記14機種が今後Android 6.0へ対応予定とされています。
Xperia Z5, Xperia Z5 Compact, Xperia Z5 Premium
Xperia Z4 Tablet, Xperia Z3+, Xperia Z3, Xperia Z3 Compact, Xperia Z3 Tablet Compact
Xperia Z2, Xperia Z2 Tablet
Xperia M5, Xperia C5 Ultra, Xperia M4 Aqua and Xperia C4 - Sony Xperia and Android 6.0, Marshmallow
Z5シリーズは今秋発売予定のシリーズ、XperiaZ4~Z3は2014年~2015年夏モデル、XperiaZ2は2014年夏モデルです。Xperia M, Cシリーズは日本では発売されていないグローバル市場向けの廉価版スマホです。これらの機種は「エクスパンシス」を利用すると日本でも簡単に通販購入できるモデルがあります。
ソニーはユーザーの利便性を重視し、出来る限り素早くアップデートを行っていくとしています。ただ、これはあくまでグローバルモデルでの予定です。日本向けに発売されているモデルはしばしばアップデートされずに放置されることもありますので・・・
2016年2月10日、ドコモ版のアップデート予定が発表されました!:docomoのスマホ・タブレット Android6.0アップデート機種20種発表 XperiaZ3やGalaxy S5も対応
国内向けモデルではキャリアによるオリジナルアプリ・機能が追加されていることがあり、これがOSのアップデートと相性が悪いとトラブルを起こすことがあります。ついこの前もドコモとソフトバンクがXperiaZ3シリーズに対して行ったAndroid5.0への更新時に、ワンセグのエリア設定に関する不具合が出てしまってアップデート配信が一時停止されたこともありました(ソフトバンクXperiaZ3 401SOへAndroid5.0アップデート再開 テレビの不具合解消)。
Android6.0ではUIや機能性に関するさまざまな変更が入っていますので、国内キャリア向けへの更新調整には時間が掛かるかもしれませんが、いち早くアップデートを体験したい方は海外版を手に入れて使ってみるのも一興かもしれません。管理人はAndroid6.0へアップデートされそうな機種を今一台も持っていないので、何か一台欲しいな~と物色中です(笑)