Galaxyの大画面スマホシリーズ最新モデル「Galaxy Note10」および「Galaxy Note10+」が公式発表されました。
日本での発売もほぼ間違いなくされる、2019年秋モデルの最高峰機種となる見込みのGalaxy Note10/Note10+の機能・スペックおよび旧モデルからの変更点・新機能、そして最も気になる日本向けの発売日情報・価格情報をまとめていきます(2019年10月最新情報反映済み。)。
本ページは価格や発売日に関する情報全般を中心にまとめています。ドコモ版実機利用レポートをご覧になりたい方は「[SC-01M実機]2019年Galaxy Note10+ 6.8インチとは思えない使いやすさレビュー 進化したベゼルレスデザイン・スペック比較」を参照ください。
Galaxy Note10/Note10+のプロモーションビデオ
Galaxy Note10シリーズの発表と同時に、公式のプロモーションビデオが公開されました。
(オフィシャルのプロモーションビデオは削除されました)
・本体上下左右とインカメラ周辺の最小化されたベゼル
・手書き文字をテキスト化、6軸センサーでリモートコントロールが出来る
・動画にもボケを表現できるDepth Camera搭載
・Note9に比べて強い動画向け手ブレ補正
・最大1TBの外部ストレージ対応、RAM 12GB
・5G対応モデル
・UFS 3.0メモリー
・大容量バッテリー 4300mAh(Note10+), 30分充電で1日使える急速充電
・Samsung Dex対応
・Windows PCとの共同開発で連携強化
・40%のブルーライトカットをしたディスプレイ(Note9に比べて)
このようなGalaxy Note10/10+の特長が紹介されています。
Galaxy Note10/10+と旧モデルのスペック比較
2019年モデルのGalaxy Note10およびGalaxy Note10+は従来のNoteシリーズよりも大きく仕様が変更・スペックアップしている部分があります。
項目 | 2018年モデル Galaxy Note9 SC-01L |
2019年モデル Galaxy Note10* |
ディスプレイ | 6.4インチ | 6.3インチ |
CPU | SDM845 | SDM855 |
RAM/ROM | 6GB/128GB | 8GB/256GB |
サイズ | 縦:162 mm 横:76 mm 厚さ:8.8 mm 重さ:201グラム |
縦:151 mm 横:71.8 mm 厚さ:7.9 mm 重さ:168グラム |
カメラ | 12MP+12MP スーパースピードデュアルピクセル F1.5/2.4 絞り自動切り替え(広角) F2.4(ズーム) |
広角(12MP) +超広角(16MP) +ズームカメラ(12MP) F1.5/2.4絞り自動切り替え (広角) |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,500mAh |
電池の持ち* | 約130時間 | — |
通信速度 | 下り最大988Mbps | — |
生体認証 | 虹彩認証 顔認証 指紋認証 (Intelligent Scan対応) |
顔認証 超音波指紋認証 |
*海外発表時点での仕様です。国内向けモデルの場合仕様が変わる可能性もあるため、公式発表され次第更新します(→国内向けGalaxy Note10は発売されないことが判明したため、Note10については海外版のままとします)。
項目 | 2018年モデル Galaxy Note9 SC-01L |
2019年モデル Galaxy Note10+ SC-01M |
ディスプレイ | 6.4インチ | 6.8インチ |
CPU | SDM845 | SDM855 |
RAM/ROM | 6GB/128GB | 12GB/512GB |
サイズ | 縦:162 mm 横:76 mm 厚さ:8.8 mm 重さ:201グラム |
縦:162.3 mm 横:77.2 mm 厚さ:7.9 mm 重さ:196グラム |
カメラ | 12MP+12MP スーパースピードデュアルピクセル F1.5/2.4 絞り自動切り替え(広角) F2.4(ズーム) |
広角(12MP) +超広角(16MP) +ズームカメラ(12MP) F1.5/2.4絞り自動切り替え (広角) +深度センサー |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,300mAh |
電池の持ち* | 約130時間 | 約145時間 |
通信速度 | 下り最大988Mbps | 下り1576Mbps |
生体認証 | 虹彩認証 顔認証 指紋認証 (Intelligent Scan対応) |
顔認証 超音波指紋認証 |
新しいGalaxy Note10シリーズはインカメラ部分をホール型として画面内に取り込む(INFINITY-O Display)ことで、ディスプレイサイズをより大きく・本体ボディのサイズを小さくすることに成功しています。
従来のGalaxy Note8やNote9がNote10+と同じくらい、ノーマルサイズのGalaxy Note 10はGalaxy Sの+シリーズにも近いサイズ感です。
6.8インチというと他社ではASUS ZenFone 3 Ultraというモデルが数年前に国内でも発売されましたが、ZenFoneとは全く違うサイズ感になっています。
(左6.8インチ、右5.2インチのZenFone3)
Noteシリーズの一番の特長である「Sペン」も、さらに新しくなりました。
Note8→ Note9への進化時にBluetooth接続方式に変更されることで、ペンを使って離れた位置から動画の再生・一時停止やスライドショーの再生をしたり、カメラのリモコンとして使うことが出来ました。そしてNote10では新たに6軸のジャイロセンサーが追加されることで、ワイヤレスによるジェスチャーでコントロールを可能にしています。
一方、ついにGalaxy Note10シリーズでは3.5mmのイヤホンジャックが無くなり、スピーカー以外で音楽を聴きたい場合にはワイヤレスイヤホン・ヘッドホンなどを使う必要が出て来ました。
日本-海外向けのスペックの違い
Galaxy Note10とGalaxy Note 10+は日本よりも先に海外で発売されることが確定しています。そして、そのスペック・仕様は若干日本向けとはラインナップが違うことが判明しています。
例えば、内部ストレージ容量に関して・・・
アメリカ向けのサイトには、Galaxy Note 10は256GBモデル、Note10+の4Gモデル・5Gモデルはそれぞれ512GBモデルがあります。
一方、日本向けのサイトには「5G」の文字はでてきません。
アメリカではすでに5G接続サービスが提供されており、Verizon用にGalaxy Note 10+ 5Gモデルの予約を受け付けていますので、「5G」として表記をしています。
一方、日本ではまだ5Gサービスの一般向け提供日時・モデルが確定していないことから、表記が外されているのでしょう。
日本向けにGalaxy Note10+の5Gモデルが発売されるかどうかは海外発表時点では不明です(→事前の予想通り、5Gモデルは2019年10月時点では国内投入はありませんでした。ROMも256GBのみとなります)。
日本向けに発売されるとすればNTTドコモおよびKDDI(au)の2社が扱う可能性が非常に高くなっています。
型番は過去の慣例に従えば、
・ドコモ向け Galaxy Note 10 → SC-01M
・ドコモ向け Galaxy Note 10+ → SC-02M
・au向け Galaxy Note 10 → SCV45
・au向け Galaxy Note 10+ → SCV46
になると予想されます。ただし、過去のモデルでは無印のプラスモデルの順序が入れ替わっていたこと、未発売端末による欠番が存在したこともあるため、上記はあくまで(仮)です。今年の場合は折りたたみスマホのGalaxy FoldがGalaxy S10シリーズとNote10の間に存在するため、日本向けの発売を予定(折りたたみスマホが日本で実際に発売されなくても、型番をFold用に確保)していれば、型番がずれる可能性がある点に留意してください。
[確定情報] 型番は以下の通りとなりました(note10が発売されなかったので、予想とズレています)。・ドコモ向け Galaxy Note 10+ → SC-01M (02MはGalaxy A20)
・au向け Galaxy Note 10+ → SCV45
・au向け Galaxy Fold SCV44
・au向け Galaxy A20 SCV46
アメリカ向けにはGalaxy Note10(256GB)、Galaxy Note10+(256GB/512GB)、Galaxy Note10+ 5G(256GB)の4モデルが存在しますが、過去の日本の販売傾向を見ると容量違いのモデルを同時に出す例は少ない(過去Galaxy S6時代には複数モデルが同時発売されたことも)ため、Note 10+は256GBまたは512GBモデルの一方だけが発売される可能性が高いと予想されます。
また、搭載するSoC・CPUに関して、日本向けモデルはおそらくQualcomm Snapdragon 855を搭載すると予想されます。海外の一部国ではスナドラではなくExynos 9825が採用されるモデルもあります。
Galaxy Note10/Note10+の販売価格
日本向けのGalaxy Note10シリーズの価格は2019年8月の発表時点では明らかにされていません。
アメリカ向けの価格はすでに発表済みであるため、およその日本市場向け価格の予想は可能です。
USモデル | 現地価格(SIMフリー) | 日本円換算* |
Galaxy Note10 256GB | 949.99ドル | 100,699円 |
Galaxy Note10+ 256GB | 1099.99ドル | 116,599円 |
Galaxy Note10+ 512GB | 1199.99ドル | 127,199円 |
Galaxy Note10+ 5G 256GB | 1299.99ドル | 137,799円 |
*1ドル≒106円として。
2019年秋モデルとして最高峰のスペックモデルですので、価格も相応にお高くなっています。
ここで、2019年夏モデルのGalaxy S10シリーズの価格を見比べてみると、
・Galaxy S10 (128GBモデル):899.99ドル
・Galaxy S10+(128GBモデル):999.99ドル
この価格設定から日本向けモデルのGalaxy Note10, Galaxy Note10+の価格が計算出来ます。
・Galaxy Note 10 (256GBモデル) → 約87,400円
・Galaxy Note 10+ (256GBモデル) → 約101,200円
・Galaxy Note 10+ (512GBモデル) → 約110,400円
位の価格になるはずです。
ただ、為替相場やキャリア/メーカーの事情により価格が変わることも少なくありません。ドコモとauでも価格差があるため、詳しくは日本向けの正式発表後に販売キャリアへお問い合わせください。
日本へ個人輸入ができる香港向けのモデルの予約販売が開始されました。
☆「イートレン Galaxy Note10/note10+」税込み 107,700円~
(追記)日本モデルGalaxy Note10+価格確定
2019年10月11日、ドコモおよびauからGalaxy Note10+の発表・発売日が公開され、価格も決まりました。ほぼ予想通り12万円前後です。
au SCV45 Galaxy Note10+ 118,800円
docomo SC-01M Galaxy Note10+ 121,176円
すでに両社予約受付が始まっています。
日本で買えるGalaxy Note10/Note10+も
中古携帯や海外のスマホが買えるガジェット販売ショップ イオシス(東京・大阪・名古屋・福岡にも店舗あり)にて、海外版のGalaxy Note10とGalaxy Note10+の在庫販売が行われています。
お値段のほうが海外サイトから直輸入するよりちょっと割高ですが、すでに日本国内に在庫があり、ショップの保証もあるため比較的安心して買えるメリットがあります。
近くに店舗が無い場合は通販でもすぐに買えます。
☆「イオシス Galaxy Note10シリーズ在庫のリアルタイム在庫をみる」
Galaxy Note10/Note10+の日本向け発売日
海外ではGalaxy Note10はすでに予約受付中、8月下旬より発売開始されることが決定しています。
しかし、日本向けの発売日は海外より毎回遅れます。
最新モデルをすぐに体験してみたい人も多いと思いますが、日本で買えるようになるのはまだしばらく先になります。
過去の傾向では、
・Galaxy Note 9発売日:2018年10月25日
・Galaxy Note 8発売日:2017年10月26日
となっており、過去2年間は秋冬-翌年春向けの新製品発表会後に発売されています。
このことから、日本向けのGalaxy Note10, Galaxy Note10+をドコモ・auが取り扱い場合にも、発売日は2019年10月25日前後になることが予想されます(10/25は金曜日。昨年は木曜・一昨年は水曜発売でした)。
ただ、今年は日本の携帯電話販売に関わる大きなルール改定が2019年10月に予定されているため、もしかしたら前倒しで発表・発売される、逆に発売を様子見する(価格調整に時間が掛かった場合)などもありえるため、キャリアの発表を待つしかありません。
当サイトでも情報が解禁され次第、発売日・価格情報などを追加更新予定です。
ドコモの2019年冬モデル発表日・発売日が決定
NTTドコモは2019年10月11日、冬モデル~2020年春モデルの新モデルスマートフォンを発表することを決定しました。
10月1日時点ではもちろんどのスマホが発売されるのか、Galaxy Note10/Note10+がドコモから出るのかどうかは確定していませんが、期待して良さそうです。
また、Galaxy JapanのTwitterアカウントでも10月5日時点で「スマートフォンの常識が変わるまで、あと5日」とのアナウンスをしています。告知に使われているのはGalaxy Noteシリーズの「Sペン」であり、Note10シリーズ投入はもう間違いないと見て良いでしょう(折りたたみスマホで話題のGalaxy FoldはSペン非対応です)。
10月11日より発表会の様子はライブ配信されますので、Galaxy Note10の発表があるかどうか、最速チェックを行いましょう。
【結果】:ドコモ・auからはGalaxy Note10+のみが2019年10月18日より発売されることが確定しました(Note10は発売されません)。ドコモの公式オンラインでは2019年10月15日より先行購入手続きが始まります。
☆「NTTドコモ 2019-2020冬春新製品発表会を見る方法へ」
ソース:https://www.galaxymobile.jp/galaxy-note10/