この購入方法が利用できる対象者は限られるのですが、条件を満たす回線を保有しているならソフトバンク用のiPhone6/6Plusへ乗り換えが安く出来る可能性があります。

昨年10月までは「乗り換え」といえばドコモ・ソフトバンク・auの3社での契約変更が主流でしたが、現在はPHS回線からMNP(乗り換え)が出来るようになっています。現在PHSサービスを一般向けに提供しているのは旧Willcom時代から事業を引き継いでいるワイモバイルくらいですが、そのワイモバのPHS回線はau・ドコモだけでなく、グループ内のソフトバンクへ乗り換え(公式には「電話番号移行」という手続きになります)が可能です。

そして、現在「PHSからのiPhoneキャンペーン」と題したキャンペーンが打たれており、2015年8月31日までにiPhoneシリーズ(5s/5c/6/6+)へ乗り換えることによって、auやドコモから乗り換えるケースよりも割引が2万円以上の上乗せが可能になっていますね。

キャンペーン適用条件

大きな割引を受けるためには、条件なしとはいきません。以下の3つの項目をすべてクリアした回線・プラン契約が必要です。

・新スーパーボーナスでの対象機種の購入をともなうPHSからソフトバンクへの番号移行。
・スマ放題[基本プラン(2年契約)+データ定額パック小容量・標準・大容量(10/15/20/30)]またはホワイトプラン(i)+パケットし放題フラット for 4G LTEへのご加入。
・2014年5月31日以前にワイモバイルのPHS回線をご契約されていること。

少なくとも1年以上前にPHS契約をしていた回線でなければダメということですね。契約プランは新プラン系のスマ放題でも、旧プラン系のホワイトプランでも良いのですが、乗り換えに関する割引はトータルではホワイトプランの方が大きくなるはずです(詳しくは下記参照)。

本体の割引額

PHSからのSB iPhone6 16GBモデルを購入した場合を想定して、本体の代金と割引額を試算してみましょう。

契約手数料 3240円
本体代金 83,040円
月々割 -2,845円×24回
PHS専用割引
(今回の主題分)
-1,080円×24回
のりかえ割 -934円×24回
(ホワイトプラン時)

のりかえ割の特典は「おとうさん掃除機」や「21600円分のSBカードへチャージ」も選べるのですが、2年間使う場合は「ホワイトプラン基本料金2年間無料(合計22,416円)」が最も割引率が高くなります。

上記の3つの割引額を合計すると116,616円となり、iPhone6本体は実質マイナス33,576円という計算が成り立ちます。実質タダどころか、3万円を超える割引があるのです。

もちろん2年間契約すればホワイトプラン+パケットし放題フラットの維持費が掛かってきますので毎月の支払いは発生するのですが、PHSから乗り換えた場合だけ圧倒的な優遇があると考えることが出来ますね。

ということで、昨年の5月以前にPHS回線を作った方、乗り換えるならSBのiPhoneが狙い目です。毎月4859円もの割引が受けられる機種はそうそう他には無いはずです。

なおPHSからの乗り換えはまずワイモバイルで116へ電話して「MNP予約番号を発行して下さい」と伝え、その番号をソフトバンクの契約時にMNPを選んで入力すればOKです。

☆「ソフトバンクオンラインショップ

PHSからの乗り換えならSBのiPhone6が安い 実質マイナス3万円以下に

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