LINEMO(ラインモ)新料金990円プランで申し込みは大損な理由-10000円相当特典が貰えない

大手3キャリアが同時期にスタートさせた2021年新料金プランのうち、ソフトバンクだけが用意している（2021年8月時点）小容量のギガ利用者向けプラン「ミニプランでの契約」が損でしか無い理由を詳細解説します。

ドコモの「アハモ」（ahamo）、auの「ポヴォ」(povo)、そしてソフトバンクの「ラインモ」（LINEMO）は、いずれも「20GBプランを3千円前後で使えるオンライン専用新料金プラン」として提供を開始しました。

アハモ・ポヴォ・ラインモの各サービス内容は全く同じではないものの、似たようなプラン・料金で横並び状態となっています。それぞれのオンラインプランのメリット/デメリットを理解して契約するなら、特に問題はありません。

しかし、ソフトバンクが後出しで追加した「ミニプラン」だけは、これから新規・乗り換えで契約しようとしている方は、十分に注意してください。

ミニプランは契約キャンペーンの対象外

3キャリアが出した「20GB新プラン」は、オンライン手続き・オンラインショップ利用に慣れた若者を中心に大ヒットしている最中であり、3社はそれぞれユーザーの奪い合いをしています。

携帯会社の従来プランでも同じであったように、20GBの新プランブランドでも、新しく契約するユーザーに対してそれぞれのサービスが契約キャンペーンを打っており、新プランに乗り換えるとお得になるチャンスがあります(povoは”2.0”に切り替わって以降、ポイント還元系のキャンペーンはなくなりました)。

ラインモの契約特典の適用条件

ソフトバンクの新料金プラン LINEMOでは、他社と違って契約時に「スマホプラン/ミニプラン」を選ぶことが出来ます（他社は2021年8月時点で各社ワンプランのみで勝負中）。

しかし、新規（MNP含む）の申し込みであるのなら、絶対に20GBのスマホプランを選ぶべきです。

LINEMOの契約で特典が貰えるのは、スマホプランでの申込みが必須（ミニプランは別途キャンペーンがあります）です。

スマホプランとミニプランの月額料金差は2728-990＝1,738円ですから、実に5ヶ月分以上の差額を貰えることになります。

つまり、「20GBも使わないから3GBプランで十分」と思っていても、初めからミニプランで申し込むよりは、スマホプランで申し込みをして5ヶ月以内にプラン変更をしたほうがトクなのです。

特典の適用条件は、

キャンペーン対象申込期間中にLINEMOの「スマホプラン」に他社からのりかえ、または新しい電話番号で申し込み、LINEMOの利用を開始（開通）すること

のみであり、大容量プランを長期間維持する必要はありません。いつ変更してもOKです（開通手続き前の契約キャンセルは特典対象外となります）。プランの変更は、ウェブ手続きで簡単に行えます。

申し込み・開通時にスマホプランであれば契約特典の対象となりますので、料金を節約するためにLINEMOのミニプランへ将来的に変更することは問題ありません。スマホプランで使い始めて20GBも必要ないと感じたのなら、ウェブ手続きで変更してしまいましょう。

より詳しいキャンペーン条件・料金プラン等については公式サイトの記載をご確認ください。

LINEMOのプラン変更の適用時期

LINEMOはオンライン専用プランですので、手続きもウェブで行うことになります。

特典のために20GBスマホプランを申込みをしたあとは、いつでも料金の安い3GBプランに変更できます。

プラン変更は基本的に「翌月の１日から適用」となります。プラン変更の申込みをした月で遡って適用/月途中の即日変更などは不可能です。

なお、月末２１時以降の手続き時には翌々月からの変更となる（１ヶ月ずれる）ことがありますので注意してください。

SB/Yモバユーザーはahamo・povoがお得

既存のソフトバンクユーザー・ワイモバイルユーザーはもともと特典の対象外となっています。これを機会にアハモ・povoに乗り換えて特典を貰いましょう。

（povoのキャッシュバックは2021年8月31日終了予定）

携帯業界は、新料金プランブランド争いにおいても、乗り換え・新規契約だけがお得で、契約変更（携帯会社の変更無し）はメリットが少なめです。

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