発売日に購入したGoogle Pixel 4の電池の持ちがあまりにも悪いため、私が節電設定のつもりで行った何らかの設定変更が電池消耗に悪影響を与えている可能性を検証するため端末の初期化を行うことにしました。
初期化前の時点で、管理人のPixel 4はほぼスマホを利用しない状況でもおよそ2日で電池が空っぽになってしまうほど電池が減るようになってしまいました(プリインストールアプリ以外はほとんど何も入れていません)。
購入直後も電池の持ち良いとは感じていませんでしたが、Pixel 4の電池容量が小さいことを(別途所有しているPixel 3、Pixel 2 XLに比べて)加味してもあまりにも減り過ぎであり、設定をいろいろと変えてみても改善しませんでした。
管理人は ”スマホをとにかく電池が長く持つような設定で使いたい!”と考え、iPhone・スマホを買うたびに省エネ設定になるよう細かく設定を変更して利用していますけれど、ここまで手こずる機種は2度めです(過去に苦戦したのは忘れもしない、巨大スマホのASUS ZenFone 3 Ultraでした)。
もうこれ以上設定を見直しても改善する兆しが無かったため、「もう初期化するしか方法を思いつかない」という境地に達しましたので、デバイスをリセットすることにしました。
ここで、Pixel4では日本向けモデルでも「eSIM」が契約できるようになっており、管理人の端末もワイモバイルのSIMカードとデータ通信専用のIIJmioのeSIMの2回線で利用をしています。
IIJmioのeSIMではサービスを利用するために「eSIMのプロファイル」をインストールする必要があり、再設定時には手数料が有料(プロファイルの再発行 2000円+SIMカード発行手数料200円)が掛かります(意図せず、誤ってプロファイルを消してしまっても再発行手数料が掛かります)。
Pixel 4を初期化する場合、eSIMのプロファイルを残して初期化する方法がありますので、リセット時には慎重に操作を行いましょう。
eSIMプロファイルの削除/保存を選択する方法
Pixel 4のeSIMプロファイルを初期化時に残すかどうかは、リセット実行手順時に選択出来るようになっています(APN設定画面等には「消さないように保護する」といった設定はありません)。
Pixel 4の初期化は以下のプロセスで実行出来ます。
[設定]→ [システム]→ [詳細設定]を展開 → リセットオプション → [すべてのデータを消去]
リセット画面に入ると、画面の下部に「ダウンロード型SIMの消去」という項目が表示されます。このチェックボックスを外すと、端末リセットをしてもeSIMプロファイルを残したままにすることが出来ます。
チェックがはずれていることを確認した上で、画面右下の「すべてのデータを消去」をタップします。
リセットをする前に、PINの再入力(設定中の場合)を行います。
PINを正しく入力すると、最後の確認が行われます。ここでもう一度「すべてのデータを消去」をタップすると、初期化が始まります。
初期化が完了するとデバイスが自動的に再起動し、eSIMのプロファイルデータ以外がすべて初期化された状態になっていることを確認し、初期化作業は完了です。
初期化することでPixel 4の電池持ちがよくなるかどうかは不明ですが・・・スマホの電池消耗は特定のデータが追加される/システムバグ・設定が悪影響を及ぼして異常に消費してしまうことは十分にありえるため、最後の手段の一つとして「初期化」も検討してみましょう。