直近では2015年11月12日~16日にも実施されていたドコモへのMNP(のりかえ)時の値引きに使える「のりかえボーナス」の割引額が11月20日~11月30日の期間限定で再び登場します。au, Softbankからの乗り換えでスマホ代金の大幅な割引が受けられるキャンペーンなわけですが、前回期間中ではまだ発売前だった新機種「Xperia Z5 Premium SO-03H」にも適用出来るようになりました。
「のりかえボーナス」の適用機種
のりかえボーナスで割引が効く機種は、「月々サポート」対象のスマートフォンおよびiPhone、GoogleのNexus5Xも対象です。対象機種の一覧は公式ページに記載があります。らくらくスマホ・キッズ(ジュニア)スマホも対象ですが、携帯電話機種・MNP出来ないデータ回線・ルーター回線などは適用外だと考えれば大体OKなはずです。
☆「ドコモ のりかえボーナス」
のりかえボーナスの値引き方法
キャリアの携帯代金値引き方法には様々なタイプがあります。毎月の利用料金から値引くもの、クレジットカードにキャッシュバックをするもの、ギフト券・ポイントなどで付与するものなどもありますが、のりかえボーナスは「購入時の代金から一括割引」となります。本体代金を一括払いにすれば、のりかえボーナス分の値引きがされた金額を支払うことになりますし、分割支払いにした場合は割引分を引いた額を24回に分けて支払っていくことになります。
毎月割引の場合は途中で割引対象外のプランに変更したくなった場合や、回線を解約した場合に割引も途中で終わってしまいますが、のりかえボーナスは最初に一気に値引くのでメリットを全額享受出来るのがポイントです。
いくつかの割引を組み合わせることになるので誰でも0円以下というわけには行かないのですが、一括販売価格9万円を超える最新スマホのエクスペリアZ5プレミアム SO-03Hですら、こののりかえボーナスを適用させることで本体価格実質0円になります。組み合わせ次第では0円以下も余裕です。
MNPで契約した場合の割引パターンを軽くシミュレーションしてみましょう。
割引内容 | Xperia Z5 Premium (一括価格:93,312円) |
*値引き後の 実質価格 |
①月々サポート | 最大 53,784円 | 39,528円 |
②のりかえボーナス | 期間限定 21,600円 | 17,928円 |
③シェア15特割 | 最大 12,960円 | 4,968円 |
④下取りプログラム | 最大 27,000円** | -22,032円 |
⑤家族まとめて割(特典1) | 10,800円 | -32,832円 |
⑥家族まとめて割(特典2) | 10,800円(代表回線)*** | -43,632円 |
*「値引き後の実質価格」は上のキャンペーンから順番に、どんどん上乗せして差し引いています。
**下取りプログラムでは、iPhone6 Plus(容量問わず)を店頭下取りした場合の最大が27000円になります。
*** まとめて割の特典2は、指定のデータシェアプランを継続契約している必要があります。
家族まとめて割は1台だけのMNP購入では適用されませんし、iPhone6 Plusを下取りに出してしまうのは勿体無い(買取店に売ったほうが高確率で高く売れます)ので、①~⑥の条件を全て満たすということはあまり現実的ではありませんが、「とりあえず全部適用させるとこうなる」という程度に考えて下さい^^;
しかし、上記の割引をすべて適用させなくても、例えば家族で2人分SO-03Hに乗り換えようと思えば、④以外なら条件を当てはめられる人も多いはずです。また、下取りに関しても最大額の27000円は難しくとも、他社のもう少し古いiPhoneを下取りに出してもある程度の値引きに使えますので、手持ちの機種か安い中古白ロムを買って下取りに出せばOKです(参照:ドコモの下取り攻略 中古iPhoneを買って下取りに出す)。
のりかえボーナスの割引増額は11月末までの限定とされています。また、家族まとめて割・シェア15特割・下取りプログラムも現時点では11月30日までの期間が設定されており、12月以降の施策が変更される可能性もあります。
Xperia Z5 Premiumではなく割安な型落ちiPhone6、新型のiPhone6s でものりかえボーナスは増額されますので、この機会に欲しい機種にどんな割引が使えるか考えてみると良いです。