すでに発売から3年が経過しており、後継モデルも発売中であるため仕方がないのかもしれませんが、少し残念なお知らせです。
NTTドコモは2016年に発売したXiケータイ AQUOSケータイ SH-01JおよびP-smart P-01Jを含むLINEアプリが利用可能なケータイ機種において、LINEのメッセージや通話連絡が来た時に着信を知らせる「プッシュ通知機能」を2020年3月頃に終了させることを発表しました。
2019年8月時点において、折りたたみ式・テンキー付きのガラケー機種はドコモで引き続き販売が行われていますが、2018年・2019年の新型ケータイ機種にはLINEアプリがインストールされておらず、そもそもLINEをアプリで使うことが出来ません。そのため、従来どおりの折りたたみ式携帯でLINEを使いたいというユーザーの数少ない選択肢として重宝されていたドコモガラケーのSH-01JとP-01Jなのですが・・・プッシュ通知が使えなくなってしまうとやや不便になってしまいます。
【プッシュ通知終了予定対象】
らくらくスマートフォン2 (F-08E)
らくらくスマートフォン3 (F-06F)
ビジネススマートフォン (F-04F)
AQUOSケータイ (SH-06G)
ARROWSケータイ (F-05G)
AQUOSケータイ (SH-01J)
P-smartケータイ (P-01J)
らくらくホン (F-02J)
携帯機種でLINEが出来る機種として、P-smart P-01Jとらくらくホン F-02Jは2019年8月時点でもまだ販売が続いています。
2020年3月で使えなくなる携帯LINEアプリの機能
2020年に予定されているLINEアプリの機能停止は、ケータイ機種の場合には全てが使えなくなってしまうわけではありません。
2020年3月で使えなくなるのは「プッシュ通知」のみであり、その他機能は引き続き使える見込みです。
LINEアプリを起動していない間に受け取ったメッセージの通知、及び無料通話の着信通知を受け取れなくなります
プッシュ通知が使えなくなる理由は”安全で安定したサービスを提供するため”とされており、現在の旧モデルガラケーのLINEアプリバージョン/OSに依存する問題のようです。
LINEアプリを開いていれば通知を知ることが出来ます(閉じている間に届いた連絡も、もちろん見ることが出来ます)ので、携帯電話側から連絡をする用途がメイン・緊急連絡などはLINEを使わないように周知しておけば、そのまま使い続けても問題は少ないかもしれません。
プッシュ通知が来ないと絶対に困るというドコモガラケーユーザーは、ドコモの携帯電話タイプでLINEが使える機種は現状で上記終了予定機種以外は存在しない無いため、スマホに機種変更する以外に方法はありません。
システムの制約なのか大人の事情なのかは判りませんが、ドコモでは2016年に発売されたモデルを最後に、それより新しいガラケーにLINEアプリを通常の方法ではインストール出来ないように制限をしています(Google Playに非対応。システムを書き換えるようなことをすれば出来なくもないはずですが、SH-01Jで出来た「[裏技的]ドコモ AQUOSケータイ SH-01Jでアマゾンビデオを見る方法」の手法は、後継機のSH-02Lでは使えなくなっています)。
(2019年夏モデル arrowsケータイ F-03LもLINE非対応)
2020年3月にプッシュ通知機能は使えなくなってしまいますが、それでもとりあえず問題ない・携帯端末でLINEを使い続けたいという方は、まだ今ならLINE入りのドコモガラケーへ機種変更することが可能ですので、在庫が無くなる前にFOMAガラケーからの買い替え・スマホから携帯へ回帰したい方はお急ぎください。
☆「ドコモ 公式サイト:ケータイ P-01Jのリアルタイム在庫をみる」
☆「ドコモ 公式サイト:らくらくホン F-02Jのリアルタイム在庫をみる」
上記以外のLINEアプリ対応ドコモケータイの取り扱いは公式サイトでは完全に終了しています。
「ケータイプラン」はLINEアプリも使えて月額1200円
NTTドコモでは2019年6月より携帯電話向けのプランを改定しており、新料金プラン「ケータイプラン」は、月額1,200円で電話・メール・データ通信が利用可能な低価格プランを用意しています。
このケータイプランはLINE対応のP-01J, F-02Jへ機種変更する場合に加入可能です。
ケータイプランの1200円の中には100MBまでのデータ通信容量を含んでいるため、動画や写真をたくさん送る・見ることには向きませんが、メッセージや静止画のスタンプ程度であればかなりの回数のメッセージを送受信可能です。
LINEが公表しているLINE通話の通信量・ギガ数の消費目安は「1分あたり0.3MB」です。つまり、100MBあれば5時間くらいの無料LINE通話が可能という計算です(実際にはアプリを開くだけでも通信が発生しますので、通話による通信以外で消費する部分もある)。
ドコモの新型ケータイが対応しているVoLTE通話に比べるとLINEの通話は遅延・音質が気になることもあるかもしれませんが、ドコモの携帯電話通話料金を節約したい方はLINEアプリ対応のP-01JまたはF-02Jを手に入れて使ってみましょう。
より詳しいドコモの新型ケータイ(Xiケータイ)の料金プラン・サービスに関する解説は下記ページも参照ください(下記はLINEが使えないF-03Lを例にしていますが、2019年8月時点ではP-01Jも全く同じ価格になります)。
参照:ドコモ3Gガラケー終了後も使えるXiケータイ 機種価格・新料金プラン支払額例
公式ページ | 期間* | 割引額 |
5Gギガホ割 |
終了未定 | 5Gギガホ契約で 最大6ヶ月間 月額1000円割引 |
5Gウェルカム割 |
終了未定 | 5G機種限定 最大2.2万円相当 機種値引き・還元 |
端末購入割引 |
終了未定 | 対象機種限定 機種変更で 機種値引き・還元 |
ギガホ割 |
~未定 | 新料金プラン 月額1000円引き 最大6ヶ月適用 |
はじめてスマホ割
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~未定 | 他社利用者OK スマホデビューで 1000円×12ヶ月 値引き上乗せ |
はじめてスマホ購入サポート
|
~未定 | 他社利用者OK スマホデビューで 最大2.2万円還元 |
対象機種購入特典 |
CPに依る | [対象機種限定] 対象機種購入で 各種特典・ プレゼントあり その他特典多数 |
ドコモの下取り プログラム |
指定なし | 最大7.15万円還元 (iPhone7 32GBなら 通常13,000円) |
dカードで決済
|
指定なし | [オンライン限定] dカード決済で ポイント2倍 (付属品も対象) |