2020年冬モデルの5G対応機種「iPhone 12 mini」によって”比較的小さいiPhone”のポジションを奪われたものの、まだ【安い】・【指紋認証が使える】・【4Gプランのまま買える】という利点から人気がある、2020年春モデル iPhone SE (第2世代)が在庫処分段階に入ったようです。
Apple iPhone SE (第2世代)は2020年5月11日発売された4.7インチサイズの4G iPhoneです。
(左 iPhone 12mini, 右iPhone SE2)
iPhone SE2はもともと2020年4月に発売が予定されていましたが、国内ではちょうど新型コロナによる緊急事態宣言と重なってしまったため、キャリアの発売日が延期されるという異例の事態が発生していました。
iPhnoe SE2は見た目は2017年型のiPhone 8とほぼ同じで、2019年モデルのiPhone 11 Proと同じCPU(A13)チップを搭載した高性能モデルです。
一方で、ドコモでは4Gスマートフォン・4G iPhoneから5G対応モデルへの買い替えを促進しており、旧型タイプのiPhone入荷数を減らしており、iPhone12シリーズ以外のiPhoneの販売を順次終了しています。
2020年11月時点ではまだポツポツと入荷をしていますが、ドコモの公式ウェブサイトではiPhone SE2・iPhone 11シリーズの取り寄せ・予約ができず、在庫限りの販売となっています。
2020年12月1日~新規向けの割引を強化
ドコモは2020年12月1日より、iPhone SE2(64GB/128GB/256GB)を新規に電話番号を取得して契約するユーザー向けの割引を増額し、本体価格を一括3.5万円~から買えるように値引きします。
契約の種別により割引は以下のようになる見込みです。
iPhone SE2/契約種別 | 新規契約 | 乗り換え | 機種変更 |
64GB 定価57,024円 |
1.1万円引き →2.2万円引き |
2.2万円引き | 割引無し |
128GB 定価62,568円 |
1.1万円引き →2.2万円引き |
2.2万円引き | 割引無し |
256GB 定価75,240円 |
1.1万円引き →2.2万円引き |
2.2万円引き | 割引無し |
*オンライン購入時は20,000dポイントによる付与。オンラインでは11月下旬時点ですでに在庫が一台もありませんが、入荷すれば購入可能です。
ドコモユーザーも他社にMNPでiPhone SE2を安く買える
既存のドコモユーザーにはiPhone SE2の価格変更/割引増額はされず、SIMフリーモデルの単品価格より割高な販売が継続する見込みです。
割引のないiPhone SE2をドコモから買うメリットは何もありません。機種変更をしたいユーザーはSIMフリー版を買うことをオススメします。
ドコモ回線にこだわりが無い現ドコモユーザーは、他社に乗り換えをすればiPhone SE2を0円負担から購入できるキャンペーンや値引き・キャッシュバック案件もあります。
iPhone SE2は2020年11月時点で3大キャリアの他に、サブキャリアと呼ばれるUQモバイル(KDDI)・ワイモバイル(ソフトバンク)、さらに格安スマホサービス(MVNO)でも複数の業者が安売りをしています。
例えば、UQモバイルではiPhone SE2 64GBはドコモより2万円以上安い本体価格一括35,640円で購入可能です。
また、ワイモバイルでも似たような割引・還元特典を利用して契約可能です。
iPhoneで混雑時間帯にインターネットをあまり使わないのであれば、格安SIMサービスではiPhone SE2を実質負担0円から買える強力な割引を用意しているMVNOもあります。
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