昨今の縦長比率のディスプレイを搭載したスマートフォンの先駆け的モデルとなったInfinity Display(インフィニティ・ディスプレイ)を採用した端末、ドコモGalaxy S8 SC-02Jの生産が終了しました。
SC-02Jは機種変更価格が何度も値下げされたり、端末購入サポート化による一括値引きが適用されることでお買い得なモデルとなっていましたが、ドコモの公式ウェブショップでは在庫もなくなり、今後の入荷の見込みはほぼ無くなりました。
少し前からGalaxy S8は購入不能な状態になっていましたが、2018年8月時点ではすべてのカラーが入荷の予定無しとなっています。生産も終了しているため、今後最後の在庫処分的な入荷の可能性はあるものの、取り寄せ予約は不可です。
Galaxy S8は5.8インチという大きな画面ながら、上記の写真のとおり上下・左右のベゼルが細く、高い画面占有率を実現することで持ち易さを維持した新デザインが人気でした。
旧モデルの5.5インチサイズ Galaxy S7 edgeに比べてもスリムで、「これで5.8インチもあるのか!」と発表当時は驚いたものです。
Galaxyシリーズでは2018年夏モデルとして後継モデル Galaxy S9 SC-02Kが発売中です。外観の見た目は非常によく似ており、S8のサイズ感が好みであった人はS9 SC-02Kへの買い替えを検討しましょう。
☆「ドコモ Galaxy S8 SC-02Jの最新在庫情報を確かめる」
Galaxy S8/S9の機種変更価格比較
内訳 | Galaxy S9 SC-02K |
Galaxy S8 SC-02J (初期~最終価格) |
本体定価 | 99,792円 | 93,960円 |
月々サポート | -1,944円×24回 | 発売当時 -1,620円×24回 最終時期 -2,835円×24回 |
実質価格 | 2,214円×24回 (総額 53,136円) |
1,080円×24回 (総額25,920円) |
Galaxy S8も発売当時は実質価格55,080円と高めのスマートフォンとして登場したものの、みるみる間に価格が下がって2018年春には端末購入サポートの対象となり、一括2.5万円で投げ売りされるようになりました。
Galaxy S9では外観はそっくりですが、背面に設置された指紋認証の位置とメインカメラが新しくなり、F1.5/2.4の絞り可変レンズが特徴的なモデルとなっています。
Galaxy S8よりも処理性能はおよそ3割アップし、Galaxy S8の正統後続モデルといえる仕上がりになっています。
ただ、この2018年夏モデルとしては同時に発売された上位モデル Galaxy S9+ SC-03Kのほうが人気があります。その理由は、デュアルカメラ化です。
2017年モデルのGalaxy S8+ではシングルカメラレンズモデルであり、Galaxy Note8で初めてデュアルカメラを搭載しましたが、2018年モデルではS+シリーズにもデュアルカメラがやってきました。
Galaxy S8のサイズが好みで購入を検討していた人はGalaxy S9を、カメラ性能重視で選びたい人はGalaxy S9+を、そして大画面モデルがほしいのなら2018年秋冬モデルとして発売が予定されているGalaxy Note9(予想型番:SC-04K)の発売を待つのも良いかもしれません。