NTTドコモの2021年モデルスマートフォン Galaxy S21 Ultra (SC-52B)の通信速度評価です。
Galaxy S21 Ultraは、ドコモスマートフォンの中でも最高クラスの性能を持った一台で、5G通信の中でも速度が速い「ミリ波(mmWave)」に対応します。
では実際にどのくらいのスピードがGalaxy S21 Ultra利用時に出るのか、実際にドコモの5Gエリアに行って確かめてみました。
ドコモの5Gエリアの調べ方
NTTドコモでは、5G通信が可能なエリアマップを公開しています。
2021年6月時点でまだ「ドコでも5G通信が使える」というほど5G通信エリアは広くないものの、首都圏や大型商業施設などでドコモ5G通信が使えます。
上記のページから、現時点の5G対応エリア・今後の拡大エリア予定などを見ることが出来ます。また、5Gの中でもミリ波対応(またはsub-6のみ)のスポットを見ることも出来ます。
まずは4Gエリアで測定
Galaxy S21 Ultra SC-52Bは、5G通信だけが使えるのではなく、4Gエリアでももちろん通信をすることが出来ます。
4GエリアでのGalaxy S21 Ultraの最大通信速度は規格上1.7Gbpsとされています。今回の測定エリアでは混雑しているのか、ドコモ回線で利用しても20Mbpsほどでした。
20Mbpsでも一般的なウェブサイトの閲覧や動画の閲覧程度なら問題なく行えます。
ミリ波対応スポットでのGalaxy S21 Ultra通信速度
上記で調べたミリ波対応のエリアにて、Galaxy S21 Ultra SC-52Bの通信テストを実施してみました。
その結果、下り速度は1,320Mbpsのスピードが出ました。上り速度も70Mbpsを超えており、ありとあらゆるネット利用において十分すぎるスピードが出ています。
今回何度か5Gエリアでスピードテストを実行したところ、この1.3Gbpsが最速でしたが、時間帯・エリアによってはもっと速い通信速度が出ることもありえます。Galaxy S21 Ultraのベストエフォート速度は4.2Gbpsで現時点でドコモ端末最速の一台です。
少し場所がずれると5G表示でも通信速度は500Mbps~1000Mbpsあたりの速度をウロウロと変動したため、ミリ波とsub6の周波数帯域によって、随分速度が変わるようです。
Galaxy S21 Ultraの5G通信が速いことは判りましたが、あまりのインターネットの速さのため、一瞬で通信量もギガ超えです・・・
通信速度テストアプリでは超高速通信時に大容量のデータ転送が行われるため(1度のテストで1GBを超える)、Galaxy S21 Ultraを利用するならギガホへの加入はほぼ必須です。
ドコモの料金プランには使用量に応じて料金がステップ型になる「5G ギガライト」もありますが、ライトプランでは文字通りあっという間に高い料金ステップまで進んでしまう可能性があります。ミリ波対応スマホを買うなら始めから大容量プランへ加入することを推奨します。
☆「ドコモ公式サイト:Galaxy S21 Ultraの割引・キャンペーンをみる」
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