2020年11月時点で最も安く機種変更でドコモの5G通信を体験出来る「Galaxy A51」(型番SC-54A)の実機レビューです。

ドコモでは2020年3月末よりサービスが始まった一般ユーザー向けの5G通信プラン「5Gギガホ/5Gギガライト」の提供が始まり、最新モデルの多くは5G対応スマホ/5G iPhoneに入れ替わってきています。

ドコモの5G通信を使うには5G通信プラン「5Gギガホ/5Gギガライト」に契約変更(Xi→5Gへの機種変更)と5G通信に対応したスマートフォンの購入が必要となりますが、ドコモの5Gスマホは高額な機種も多く、5Gを体験するには相応のコストが必要となっていました。

2020年時点ではまだまだ限られたエリアでしか使えないドコモ5G通信ですが、「たとえ限定的でも一足先に5Gを体験してみたい!」という場合に2020年春-夏モデルだとどの機種を選んでも10万円超えの機種代金がハードルとなっていました。

【ドコモ2020年夏モデルまでのラインナップ】

・Xperia 1 II SO-51A 定価 123,552円
・arrows 5G F-51A 定価 118,008円
・Galaxy S20 SC-51A 定価 102,960円
・Galaxy S20+ SC-52A 定価 114,840円
・AQUOS R5G SH-51A 定価 111,672円
・V60 ThinQ L-51A 定価 118,008円

(各税込み、2020年11月29日時点)

ドコモの2020年春・夏モデルは5G対応機種第一弾として各メーカーが最先端の技術・機能を詰め込んだ最高峰のモデルばかりでした。機能面・性能面では魅力ある機種も多かったものの、機種変更で買うにはキビシイ価格帯であったと感じる人も多かったはずです。

これらの高額モデルに手を出しづらかったユーザーもGalaxy A51ならば下手な4Gスマホより安い実質3万円台から入手できます。

2020年11月最安Galaxy A51は機種変更値引きあり

ドコモでは5G通信が利用できるプランを契約すると「5G WELCOME割」によってスマホの値引きが適用出来る機種/契約種別があります。

他社からの乗り換えをするユーザーであればiPhone 12も安く買えるのですが、機種変更・契約変更ではドコモのiPhone機種代値引きキャンペーンはありません(2020年11月時点)。

ドコモ既存ユーザーが5Gプランへ変更する際に割引対象となる機種は以下の7モデルのみです。

4Gスマホからの機種変更(契約変更)で割引となる7モデルのうち、最も割引率が高く、お買い得なのがGalaxy A51 SC-54Aです。

SC-54A本体定価 通常価格 70,488円
5G WELCOME割(Xi→5G) ▲13,200円割引
スマホお返しプログラム 24ヶ月目適用で
▲19,092円分残債免除
契約手数料
オンラインなら0円
機種変更負担額 月々1,591円
(2年総額38,196円)
ドコモ機種変更クーポンがあれば dカード優待割引クーポン
最大22,000円引き

ドコモクーポンの取得方法例はこちら

*各税込み、2020年11月29日時点。

より詳しい割引の仕組み・5G料金プランのシミュレーションは下記を参照ください。

2021/7/14~ 3Gから買い替え値下げ

2021年7月14日より、3G(FOMA)ユーザー向けに「はじめてスマホ購入サポート」が増量され、Galaxy A51 SC-53Aを1万円以下で機種変更出来るようになりました。

FOMAプランからの機種変更であれば、SC-54Aを一括9,988円で購入可能です。

Galaxy A51とハイエンドモデルの比較

前述の通り、2020年11月時点で発売されているドコモの5Gスマホで最安となっているGalaxy A51 SC-54Aは、他の5Gハイエンドモデルに比べて圧倒的に安い一方で、機能・性能面はやや抑えられています。

(左 Galaxy Note20Ultra, 右 Galaxy A51)

ドコモではGalaxyシリーズの5G対応モデルを2020年冬モデルまでに4台も出して「選べるGalaxy」として、ユーザーの利用目的・希望に応じて安いスマホから超高級モデルまでを選択出来ます。

同じ「2020年モデルのGalaxy」でも性能・機能、大きさも異なるため、各機種の仕様と価格をよく確認してください。

スペック・サービス Galaxy A51
SC-54A
Galaxy Note20
Ultra SC-53A
Galaxy S20
SC-51A
機種変更負担額* 38,184円 97,152円 59,844円
画面サイズ 6.5インチ 6.9インチ 6.2インチ
大きさ 159×74
×8.8mm
(最厚9.3mm)
165×77
×8.1mm
(最厚10.8mm)
152×69
×7.9mm
(最厚9.2mm)
重さ 189グラム 208グラム 163グラム
CPU SDM765G SDM865+ SDM865
RAM/ROM 6GB/128GB 12GB/256GB 12GB/128GB
Antutuスコア 約32万点 約60万点 約52万点
電池持ち時間(5G) 125時間 105時間 105時間
防水・防塵 対応 対応 対応
おサイフケータイ 対応 対応 対応
ワイヤレス充電 非対応 対応 対応
背面カメラ構成 超広角
+広角
+マクロ
+深度測位
超広角
+広角
+望遠
+深度測位
超広角
+広角
+望遠
5G対応バンド n78/n79 n78/n79/n257 n78/n79

*Xi→5Gへの変更、スマホおかえしプログラム利用時、2020年11月29日時点各税込み。Antutuスコアは当サイトでの測定結果(ver8)。より詳細なスペック・対応機能は公式HPのデータを参照ください。

上記の通り、Galaxy A51は最上位のGalaxy Note20 Ultraの半額以下という価格ながら、性能・機能は十分に高いものとなっています。特に電池持ちに関しては上位モデルを上回る結果が出ています。

Galaxy A51に使われているCPU(SoC)はQualcomm Snapdragon 765Gというもので、2020年最上位チップのSDM865+に比べると性能は半分程度。しかし、SDM765Gの性能は旧型のGalaxy S8/S8+/Note8などに使われていたSnapdragon 845と同等程度となっており、およそ3年前のハイエンドシリーズクラスの性能がこのお値段で実現出来るようになっています。

ゲーム性能を何よりも重視するのであればSDM865/865+を搭載したGalaxy S20やGalaxy Note20 Ultraを選ぶことをオススメしますが、一般的なゲームアプリであればGalaxy A51でも十分にスムーズに遊べる水準です。

Galaxy A51は初のマクロカメラ搭載

Galaxy A51にあって、他のGalaxyシリーズに無い機能として「マクロ(接写)カメラ」がシリーズ初搭載となっています。

 

Galaxy A51のマクロレンズは500万画素・1/5.0インチセンサーと画素数こそ小さいものの、最短で40mmまで被写体に接近することでズームアップした写真を撮ることが可能になりました。

Galaxy Note20 UltraとGalaxy A51で、それぞれピントが合う距離まで最接近して撮影したサンプルが以下の画像です。

Galaxy A51のマクロモード Galaxy Note20Ultraの標準モード

上記は横幅3センチくらいの小さな鉱石です。クローズアップすることで普段とは少し違った写真を撮ることが出来ます(Galaxy Note20 Ultraの場合は1億画素モードを使ってトリミング/加工をすれば似たような画質でズームアップすることも出来なくはありません)。

一方で、Galaxy A51にはズーム(望遠)専用レンズは付いていないため、通常の望遠写真を撮ると上位機種よりも画質が低くなります(Galaxy A51はデジタル最大10倍まで。Galaxy S20は30倍・Note20 Ultraは50倍までズーム可能)。

オンライン限定先着プレゼント Galaxy Fitⓔ 貰える

NTTドコモはオンラインでGalaxy A51 SC-54Aを購入したユーザー限定で、先着4000名までにスマートウォッチ・フィットネスバンドの「Galaxy Fitⓔ」を無料で同梱プレゼントしています。

このプレゼントはドコモショップ店頭で購入しても貰えない、オンラインだけの特典となっています。

ただし先着順でのプレゼントとなっており、在庫がなくなり次第キャンペーンは終了となりますのでお得に購入したい方はお早めに注文手続きを行ってください。

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ドコモのiPhone 12機種変更値引きクーポン情報

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