NTTドコモは2021年11月17日10時より、ドコモの公式オンラインサイト経由でドコモ回線を利用した格安SIMサービス(MVNO)からの乗り換え契約(MVNO)の受付を解禁します。
従来、ドコモのネットワークを利用した格安SIMプランに一度乗り換えてしまうと、店頭でしかドコモの本家回線に戻すことが出来ないという仕様になっていました。
しかし、スマホ・携帯契約の手続きはオンライン完結の時代になり、とうとうドコモのMVNO→ドコモ本家プランへ戻る手続きも、ウェブを使えば事務手数料無料・割引付きで契約が出来るようになります。
一度は格安スマホプランに移動してみたけれどやっぱりドコモの本家サービス・サポート品質のほうが良かった・ドコモでしか売っていない最新スマートフォンを値引価格で買いたいというユーザーは、今後はドコモショップ店頭に行く必要なくオンラインでドコモギガプランを利用できるようになります。
11月17日~全ドコモMVNOからMNPを受付可能に
2021年11月現在、ドコモのネットワークを利用した格安SIMサービス(MVNO)事業者は簡単には数え切れないほど存在しています。
ドコモのMVNOの種類には「ドコモのエコノミーMVNO」として、ドコモショップでサポートを受けられる特別な業者も存在しますが、それ以外にも無数の有名・無名なMVNOもあります。
ドコモMVNOの主な例:OCNモバイルONE、nuroモバイル、ビッグローブモバイル、mineo、楽天モバイル(MVNO)、IIJmio、イオンモバイル、エキサイトモバイル、HISモバイル、Linksmate、LIBMO、b-mobile、U-mobile、DTI SIM、QTモバイル など
*MVNOには複数のネットワークを利用しているサービスがあります。その場合、契約・プランによって使うネットワークが違います。
ドコモのオンラインショップでは、2021年11月17日よりすべてのドコモ回線を利用したMVNOサービスからのオンライン乗り換えに対応します。
今使っているSIMプランがどこのMVNOでも乗り換え可能となりますので、利用中のプラン・サービスに不満があるのなら乗り換えを検討してください。
ドコモMVNOからのMNPも割引対象
ドコモでは新規契約・機種変更・乗り換え(MNP)によって割引やキャンペーンに優劣をつけています。
ドコモのMVNOから乗り換える場合、ドコモのオンラインショップでは他社乗り換え(MNP)と同等の処理をするため、もっとも優遇されるMNP割引を各種利用可能になります。
例えば、乗り換え契約のみに使える「5G WELCOME割」が対象になります(公式サポートに確認済み)。
2021年11月17日時点において、対象のiPhone・スマートフォンを最大22,000円値引で購入できます。
*ドコモでは2021年11月18日をもって、多くの5Gスマートフォンを5Gウェルカム割の対象外にします。そのため、ドコモMVNOからドコモにMNPしてスマホをおトクに買えるのは2021年11月17日10時~11月18日23時59分まで限定となりますので、急いでMNP予約番号を手に入れて申し込みをしてください(割引・対象機種・条件はモデルによって異なります)。
ドコモのオンラインショップで乗り換えをすると、待ち時間ゼロ・事務手数料ゼロでプラン変更出来ます。
また、ドコモでは2021年10月より定期契約を廃止(過去の留保された解除料などもすべて廃止)したため、もしまたドコモ以外のサービスや、ドコモの新料金プラン「ahamo」(アハモ)に移動したい場合にも、いつでもプラン変更出来ます。
ドコモMVNO→アハモへMNPすることも出来ますが、アハモではiPhone13などの新機種を割引ありで購入できません。そのため、ドコモMVNO→ahamoへの移動を考えていたユーザーは、
「ドコモMVNO」→「ドコモオンラインショップでMNP割引を使ってスマホを買う」→「開通手続き後にアハモにプラン変更」
上記の手続きをすると、オンライン手続きだけでMNP特典の享受とアハモへの変更を手数料を掛けず実行できます。
なお、ドコモ→アハモプランに即変更する予定の場合、ドコモの「ギガライト」プランを選べば、切り替え月に請求される料金はアハモプラン分のみになってお得です。
*docomo↔ahamoのプラン変更時、累計2回まで「該当月で料金が高いプランのみ請求」となる特例があります。3回目以降の移動は二重課金になります(詳しい解説はこちら)。
ドコモのオンラインMNPには本人確認書類のアップロードなどが必要となりますので、事前に準備をしてオンライン手続きを開始してください。