一般的に携帯電話の新規契約、機種変更を携帯ショップの店頭で行うと機種の代金とは別に「契約事務手数料」が2,000円~3,000円ほど必ず掛かります。店頭で携帯電話を販売するためにはお店の建物・さまざまな施設・機器の維持費・契約にあたって何時間もショップ店員さんが解説・手続き操作を行うための人件費が掛かりますので、コストが掛かるのはやむを得ないところ。
一方では、ドコモは2018年9月より携帯販売のオンライン手続き化を進めることにより、店頭で必要な種々の手続きと無駄を省き、公式ウェブサイトから注文した場合に限り、新規契約・既存契約者の機種変更・他社からの乗り換え、すべての契約事務手数料を無料化しました。
☆「ドコモがオンラインショップ限定で新型iPhoneも契約事務手数料をタダに 他社はいくら掛かる?」
近年では一部の格安SIMサービスでは、契約前に「エントリーパッケージ」や「エントリーコード」と呼ばれるシリアルナンバーを購入すること・期間限定のサービス期間中などに事務手数料を無料や1円にする手法もあります。
しかし、ドコモオンラインのようにすべての契約手続きに対して完全な常時無料化をしたサービスは他にないはずです。
3大キャリアの中でも機種変更手続きの事務手数料が掛からないのは通常ドコモオンラインショップだけとなっていますが、auの旧型ガラケー・スマホのユーザーに限り、2018年11月16日より機種変の事務手数料はタダで出来るように変更されています。
これは、2022年3月末に古いauガラケー・auスマホが3G停波・サービス終了によって、使えなくなってしまうための救済措置です。CDMA 1X WINサービス・au VoLTE非対応の古い LTE通信用のガラケー・スマホ機種はあと3年で通話もメールもモバイル通信も一切使えなくなるので、早めの取替をお薦めします。
auガラケーが使えなくなるまで「あと3年ある」とも言えますが、auスマホ・新型ガラケーの値引きやキャンペーン特典が増える1~3月頃に機種変更をするとさらにお得です。
auの事務手数料無料対象条件
対象手続き:対象サービス/機種の機種変更(新規・のりかえは対象外)
対象機種(取り換え前):CDMA 1X WIN用のauケータイ・かんたんケータイ・mamorino(子供用携帯)・auスマートフォン・iPhone 4s・データ通信端末・通信モジュールおよびその他安心GPSサービス用、フォトフレーム端末など(リストはau公式サイトを参照)
対象機種(取り換え後):「4G LTE」サービスに対応したすべての機種変更(契約変更)
無料化期間:2018年11月16日~ 終了未定
以下のプランは今後使えなくなりますので、プラン変更が必要です。
プランE、プランEシンプル、プランF (IS)、プランF (IS) シンプル、プランL、プランLシンプル、プランLL、プランLLシンプル、プランM、プランMシンプル、プランS、プランSシンプル、プランSS、プランSSシンプル、プランW、プランWシンプル、プランZシンプル、シンプルプランL、シンプルプランS、デイタイムL、デイタイムLシンプル、デイタイムS、デイタイムSシンプル、カケホ (3Gケータイ)、カケホ (3Gケータイ・データ付)、WINシングルL、WINシングルL WiMAX (シンプル)、WINシングルL WiMAX (フルサポート)、WINシングルLL、WINシングルLL WiMAX (シンプル)、WINシングルLL WiMAX (フルサポート)、WINシングルM、WINシングルM WiMAX (シンプル)、WINシングルM WiMAX (フルサポート)、WINシングルS、WINシングルSS、WINシングルフラットWiMAX (シンプル)、WINシングル定額、WINシングル定額 (シンプル)、WINシングル定額 (フルサポート)、WINシングル定額WiMAX (シンプル)、WINシングル定額WiMAX (フルサポート)、PHOTO-Uプラン、PHOTO-U TVプラン、あんしんGPSプラン、ぷりペイド、オフィスケータイプラン WIN、ビジネスWINシングル定額WiMAX (シンプルコース)、ビジネスWINシングル定額WiMAX (フルサポートコース)、1xシングルプランA、1xシングルプランB、1xモジュールプランL、1xモジュールプランM、1xモジュールプランS、WINモジュールプランL、WINモジュールプランM、WINモジュールプランS、WINモジュール定額
事務手数料無料の機種変更手続きは、以下のau公式オンラインショップから受付が可能です。スマホではなく引き続き携帯電話タイプを使いたい場合はau VoLTE対応ガラケーの料金プラン確認も出来ます。
3Gガラケーからの買い替え値引き「初スマホ割」
auの古い3Gガラケーからスマホデビューをするのであれば、au指定の割引機種に買い換えると「初スマホ割」が適用され、通常の既存スマホ利用者よりも最大37,800円安く買い替えが出来ます。使いたいスマホが決まっていない場合、最初の一台は初スマホ割対象の中から選ぶことをオススメします。少し古めの機種・性能が低めの機種が多いですが、「スマホでどんな事ができるのか」を知るには十分な性能を持っています。初スマホ割対象機種で物足りなければ、次回からもっと高性能な機種に取り替えればよいでしょう。
2019年1月時点の初スマホ割値引き一覧
対象機種 | 値引き額(最大) | 画面サイズ/性能 |
かんたんスマホ BASIO3 |
32,400円引き | 5.0インチ 性能:低め |
rafre KYV40 | 29,160円引き | 5.0インチ 性能:低め |
AQUOS R compact SHV41 |
27,000円引き | 4.9インチ 性能:高め |
Qua phone QX | 27,000円引き | 5.0インチ 性能:低め |
AQUOS sense SHV40 |
16,200円引き | 5.0インチ 性能:中程度 |
AQUOS sense2 SHV43 |
【2018年冬モデル】 10,800円引き |
5.5インチ 性能:中程度 |
LG it LGV35 |
【2017年冬モデル】 21,600円引き |
5.0インチ 性能:中程度 |
P20 lite HWV32 |
【2018年夏モデル】 10,800円引き |
5.8インチ 性能:中程度 |
*上記以外にもiPhone 7, iPhone SEなども対象でしたが、すでに公式サイトでは販売終了しています。
上記の中でイチオシは、2018年冬モデルとして発売されたばかりのAQUOS sense 2(SHV43)です。
(写真はドコモモデルSH-01L)
旧モデルに比べてディスプレイサイズの大型化・カメラ性能向上が行われ、初心者にも使いやすいかんたんモードにも対応するなど、低価格のわりに万人受けする機種となっており、非常高い評価を得ているスマホです。もちろんもっと高いハイエンドスマートフォンには各種性能で劣るものの、「安くてそれなりに使えるスマホなら何でも良い」というのであれば、AQUOS sense2を選んでおけば無難です。
auスマホをもっと安く!クーポン活用術
auの古いガラケーを使い続けているほどの長期ユーザーであれば、おそらくauからクーポンが幾度となく届いているはずです。
これらのクーポンを使うことで最新のスマートフォン・iPhoneの値引きを適用することが出来ます。機種変更に使えるものとそうでないもの、割引額はクーポンの種類によりますが、最大で1万円~2万円程度の値引きになるクーポン種別も存在します。
クーポンを持っていない場合・持っているクーポンがどの機種に使えるかは以下のページを参照下さい。
☆「[随時更新中]auキャッシュバッククーポン情報 最新iPhone機種変更で最大2万円還元」