国のお偉い方たちは「携帯料金が5000円以下になるように安いプランを」とお考えのようですが、そういった低価格の料金プランはもうあります。月サポ・毎月割といった「月額割引」を考慮しなくても、です。
今7000円のプランをそのまま無条件に5000円にしろ!という命令でも出せるのであればそれはそれでアリなのですが、そんなことが出来るわけが無いでしょう。そのしわ寄せは必ずどこかにやってきます。
携帯料金を安くしたいのなら、自分で考えて安いプランを選べばよいのです。
とういうことで、今回は月額5000円以下で契約できるプラン・回線契約をピックアップしてみました。端末購入を伴う月サポ適用、特殊な購入条件(ネット回線とのセット割引)を必要とせずにに5000円以下になる、激安維持回線のみを紹介します(ただし定期契約・2年契約が必要な場合も含めました)。
1.ワイモバイル(プランS) 月額2980円~
いわば「ソフトバンクの格安回線」的なポジションに移行しつつある、ワイモバイルのスマートフォン・携帯電話向け料金プランです。端末の購入を伴わない回線のみ(SIMカードのみ)の契約が可能です。安価なスマートフォンとセットにすれば、端末料金まで含めて5000円以下にすることすら可能な、スマホ・ケータイ初心者向けの最有力候補でしょう。
公式サイト☆「ワイモバイル ワンキュッパスマホプラン」
2.ワイモバイル(プランM)月額3980円~
上記のプランSからデータ通信量を1GB→3GBへアップさせたプラン。その他の条件はすべてプランSと同じです。一般的なスマホユーザーであれば3GBあれば十分かも。
3.ワイモバイル(ケータイSSプラン) 月額934円~
機種限定になってしまうのですが、ワイモバイルのケータイ電話 504SH AQUOSケータイ専用のプランとして月額934円で利用できる最安値プランです。新規・機種変更でも504SHは一括0円(2年契約は必須。短期解約をすると割引違約金が発生)のため、驚くほどの安さで維持が可能です。
504SHはスマートフォンと同じ「スマホプラン」を選んでインターネットをすることも可能ですが、こちらのケータイプランSSを選べば料金は1/3に抑えられます。
4.ソフトバンク ホワイトプラン(AQUOSケータイ用) 月額1234円~
上記のワイモバイルの「ケータイプランSS」のソフトバンク版です。機種の性能は全く同じで、本体の販売価格がややワイモバイルと異なりますのでご注意ください。本体を3年契約で分割すると機種変で月額2,328円~となります。
詳しくは下記のページで解説しました。
☆「AQUOSケータイ(504SH) SBとワイモバで契約した場合の維持費とサービスの違いを比較」
5. docomo FOMAプラン(タイプシンプル バリュー) 月額1,126円~
ドコモが発売している従来型携帯電話向けプランです。最近の4G(Xi)スマートフォンではそのままでは加入できませんが、ガラケーで十分だという方には今でもお安い携帯電話プランは残っています。ちなみに今のオススメはシャープのSH-07Fが機種変更でも比較的安く利用が可能です。
☆「ドコモで機種変更用のオススメガラケー SH-07Fなら実質1万円以下で維持費も安め」
6. au 電話カケ放題プラン/ケータイ 月額2200円~
auのカケホプランのうち、ケータイ専用のものはデータ通信無しを選択出来ます。通話をたくさんする場合にはこんなプランもありでしょう。auのおすすめ携帯機種はGRATINAシリーズ。
7.au プランシンプルZ 月額934円~
au回線同士なら1時から21時までの通話が無料などの特典がついた、通話メインのプランです。
8.au プランEシンプル 月額734円~
「プランシンプルZ」の、au間無料通話を無くしたさらに安価な携帯・3Gスマホで選べるプランです。この他にも「シンプルコース」には「S」「SS」というサービス内容が異なるプランが用意されています。契約出来る機種は限られていますが、何が何でも料金を安くしたいのであればauのシンプルコースはオススメです。
9.au 4G LTEケータイ(ガラホ)プラン 月額1,798円~
auから発売されている AQUOS K SHK31およびSHK32専用に用意されたプランがあります(それぞれの機種でプランが少し違いますので、詳しくは公式サイトを確認してください、)。LTEダブル定額によってパケット料金を月額500円~の変動タイプにすることもできます。
その他. MVNO
記事のタイトルには「格安SIM以外」と書いたのですが、スマホを5000円以下で使いたい、というのであればワイモバイル以外の候補はやっぱりMVNO/格安SIMサービスになってしまいます。MVNOならほとんどのデータ+通話プランで5000円以下になりますので、お好きなモノを自由に選んでください。
スマホ、格安SIMのことがほとんど何もわからない、という方で万全のサポートを求めるのならツタヤがやっている「月額1000円で使えるTSUTAYAのスマホ 【TONE】」が良いでしょう。はっきり言って料金体系や取り扱いスマホは契約になれた上級者にとっては面白みも何もないのですが、「月額1000円のプランのみ」と割りきったサービスで、その利用者の殆どがスマホ初心者を占めているとされています。
電話サポート、利用講習会などもサービスに含まれています。オプションでこれらを付けられる業者も無いわけではないですが、これを基本料金に含んでいるのはここくらいです。
以上、機種契約の月額割引を考慮しなくても月額5000円以下で契約できるプラン一覧でした。上記以外にも安いプランは探せばあるはずです。各プランは限られたサービス・機種での利用が前提とされていますが、節約したいのなら節制は当たり前です。自分の目的に合わせて、安い料金で携帯が使えるように各自工夫してみましょう。
*上記で取り上げたプランは2015年12月時点のデータの基づいています。ほとんどのプランは通話・データは使い放題・定額ではありませんので、細かい料金プラン・オプションによっては当然5000円を超える請求が来ることもあります。その辺りもよく考えてプランを選んでみてください。
細かい解説ありがとうございます。通話のみキャリア+MVNOが一番安いと言いますが、2台もちに不便を感じている人も多いですよね。
我が家の場合ですが、2台で7000円くらいでも高いと感じてた(家族談)のでいろいろ工夫してだましだまし使ってましたが、2段階パケットで限界があり、家族揃ってauの乗り換え限定割を使って、通話(au同士無料)+7GBパケットで2台で約6000円くらいになったのでこれも一種の格安料金プランですよね。各社こういうプランを用意してくれていると入りやすいのですが。あとは通話のみ利用できるようにするとか。今はパケットが付いてるので高くなりますが、通話と通信の分離のプランができると確実に安くなるんですが、そうなると誰もが通話のみでいきそうですよね・・・。
キャリアを使うとどうしてもどこかに妥協をしないと月サポ無しでは格安維持は難しいですね^^; それでもユウマムさんのようにいろいろ考えられる知識と行動力があれば節約にもつながりますが、言われるがまま高いプランで契約している人が多いために昨今の話題が出てきたのでしょうね。
実際2台持ちは面倒ですよね(笑)Dual SIM機種で通話専用+データ専用のように切り分けてもいいですが、デュアルスタンバイが出来ないかぎりデータ通信を使っている時に通話待機が出来なくなりますし、なかなかスマートな解決策は無いですよねぇ。