初めてワイモバイルのスマートフォン購入・SIMの単体契約を事務手数料無料のオンラインで行いたい人・公式とヤフー店の2種類があることを初めて知った人向けの解説です。

ワイモバイルのiPhoneやスマートフォンを購入できるウェブサイトには、公式サイト”と、”ほぼ公式”といっても差し支えない代理店”ヤフー店”が存在します。

ワイモバイルオンラインストアの種類 公式サイト ヤフー店
URL https://www.ymobile.jp/store https://ymobile-store.yahoo.co.jp
運営会社 ソフトバンク株式会社 LINEヤフー株式会社
見分け方 ドメイン(URL)が
「www.ymobile.jp」で始まる
サイトの上部に
「ヤフー店」と書いてある

どちらのオンラインサイトでも、ワイモバイルの新規契約・乗り換え契約・機種変更が可能です。さまざまなスマートフォン・iPhoneが買えるほか、オンライン限定販売の「ソフトバンク認定中古品」のリユースiPhoneを買うことも出来ます(2023年12月時点)。

どちらのサイトを経由して申し込んでも契約する相手は「ソフトバンク(のワイモバイルプラン)」であることは変わらず、選べる料金プラン、オプションサービスなども基本的には全く同じです。

ソフトバンクオンラインサイト手続き限定の優待である全契約種別の事務手数料無料(店頭では有料)も同じです。

しかし、「ワイモバイルオンラインストア」が公式サイト(電気通信事業登録番号:第72号)であり、「ヤフー店」は代理店(代理店届出番号:第C2319082号)であるため、何もかもが全く同じというわけでもありません

申し込みをするサイトによって決定的な違い・損をする/トクをすることもありえるため、両者の違いを理解して賢く使い分けましょう。

ワイモバ公式/ヤフー店の違い:買える商品が一部違う

ワイモバイルオンラインストアの公式でもヤフー店でも、多くのワイモバイルが取り扱うスマートフォン・iPhoneをそれぞれ購入することが出来ます。しかし、一部の機種・タイミングによって取り扱い端末が異なる場合もあります。

例えば、2023年12月6日時点で公式店・ヤフー店で買える機種の違いを調べてみると・・・

公式店で買える ヤフー店で買える
iPhone 12
Libero 5G IV(予約品)
Nothing Phone(1)
Redmi Note 10T
iPhone 11 (認定中古品)

*当サイト調べ(それぞれ公式ページに購入リンクがある機種)。ラインナップは予告なく追加/変更されることがあり、対象者のみに購入案内が届くパターンもあります。

公式サイトでは発売前の新機種予約が出来るのに対して、ヤフー店では発売後に追加される傾向にあります。

2023年12月6日時点でソフトバンク認定中古品のiPhone 11はワイモバイルヤフー店のみで限定販売・限定特価に設定されており、何故か公式サイトでは販売ページが存在しません(以前は公式サイトにもページがあった)。

☆「ワイモバイルオンラインストア【ヤフー店】iPhone 11 (認定中古品)販売ページ

このように買える機種が違うことがあるため、「ワイモバイルのオンラインで買えるという話を聞いたけれど、ウェブサイトに記載がない」という場合には、公式サイトとヤフー店どちらのことなのかよく確認しましょう。

ワイモバ公式/ヤフー店の違い:タイムセールの有無

ワイモバイル公式サイトとヤフー店は、それぞれ「公式」と「代理店」という関係であり、街中の携帯ショップ各店舗でセール内容が異なるように、価格設定が違うこともあります。

特に、イモバイルオンライン公式ストアでは毎日夜9時~翌朝9時までタイムセールを実施しています。

☆「ワイモバイルオンラインストア【公式サイト】:タイムセールについて

このタイムセールという概念は、ヤフー店にはありません(2023年12月6日確認時点)。タイムセール期間中に買うと公式サイトのほうが安いiPhone/スマホもあります(価格の差については後述)。

ワイモバ公式/ヤフー店の違い:割引が一部違う

前述のタイムセールも含みますが、ワイモバイルオンラインストア公式サイトとヤフー店では、割引設定が異なるため、欲しい機種・申し込みをするタイミングでスマホ・iPhoneの支払額が違う場合があります(全く同じ機種もあります)。

2023年12月6日時点の価格例だと、以下のようなスマホ価格設定に差があります。

対象機種* 公式サイトの値引き後価格 ヤフー店の値引き後価格
iPhone SE 第2世代 (認定中古) 機種変更 11,200円 機種変更 17,680円
moto g53y 5G MNP 3,996円 MNP 1円

*最大額の割引条件を満たした場合。申し込みページ・対象者限定割引によって価格が異なるケースもあります。

公式/ヤフー店のほうがいつでも安い、ということはありません。契約の種別によって高い・安いの差が出ることもあるため、必ず注文前に両方のサイトで価格を見比べることを推奨します。

ワイモバ公式/ヤフー店の違い:eSIMセットの申し込み可否

これは結構決定的に違います。

2023年12月6日時点において、ワイモバイルオンラインストア”ヤフー店”で申込時に対象機種のeSIMセットで機種購入を行うことが出来ません(eSIM単体契約は可能)

ワイモバイルではeSIM機能に対応したスマートフォン/iPhoneの購入時に、nano SIMカードを発行するか/eSIMカード(物理カード発行無し)を選ぶことが出来ます。しかし、ヤフー店ではeSIMセットの画面がありません。新規・機種変更・乗り換えすべての種別で基本的に物理SIMカードが発行されるはずです。

よって、もし機種変更手続きで購入したい機種がヤフー店のほうが安い+eSIMで使いたいという場合には、一旦機種変更した際に物理SIMで開通手続きをしたのちに、eSIMへの交換手続きが必要になります(nano SIM↔eSIM変更は基本的に有料です。SIM交換の解説はこちら)。販売ページに「eSIMセットで申し込む」というページがない場合には、必ず物理SIMが発行されてしまうので気をつけてください。

ワイモバ公式/ヤフー店の違い:特別セールの有無

ワイモバイルでは既存の契約者向けに、「特別価格でのセール販売」を実施することがあります。

ワイモバイルの機種変更や新規・乗り換え(家族分の購入など)で通常よりも安く買える招待セールは、ワイモバイルの契約電話番号へメールで届くことがあります。この招待セールはワイモバイルオンラインストア公式、ヤフー店、それぞれが実施するパターンがあるようです。

上記はヤフー店のセール(通常ページ経由だと17,680円のところ、9,800円で買える)の例です。冒頭で解説したとおり、ページ上部に「ヤフー店」の記載があることがわかります。

一方で、上記はワイモバイルオンライン公式のセールです。

この招待メール・特別価格メールが届く条件は不明です(長期契約をしていても届かない人もいれば、契約したばかりの回線に来ることもある。同じ回線で連続で案内が来たり、来なかったりする)。

招待セールの専用ページへのアクセスは、ワイモバイルから届くメッセージの中にURLが記載されています。

ワイモバイルからのキャンペーン・セール情報の受信設定は、マイワイモバイルの「お知らせ設定」から変更することが出来ます。

ワイモバ公式/ヤフー店の共通特典

ワイモバイルで新規・乗り換えで契約する場合、ワイモバイルオンラインストアヤフー店が実施する「新どこでももらえる特典」はワイモバイル公式サイト・ヤフー店どちらでも貰うことが出来ます


新どこでももらえる特典の申し込みは「ヤフー店」が担当しています。しかし、特典自体は文字通り「どこでも」条件を満たして契約すれば貰える特典であるため、公式サイトでの購入もOKです。

詳しくはヤフー店のキャンペーンページを参照ください。

☆「ワイモバイル-新どこでも貰える特典 クーポン発行ページ


*新どこでももらえる特典:新規・のりかえ・番号移行・シンプルS/M/Lへの変更が対象。シンプルS/M/L内のプラン変更と機種変更(指定プランからのプラン変更を伴う場合は除く)は対象外です。クレジットカードでのお支払いは対象外。ただし、PayPayアプリを介したPayPayカード、ヤフーカードでのお支払いは対象。シンプルSは500円相当。シンプルM/Lは6,000円相当(2023年8月25日~/終了日未定)。後日PayPayポイントを付与。出金と譲渡はできません。PayPayポイントは出金と譲渡はできません。PayPay公式ストア/PayPayカード公式ストアでも利用可能。 特典には適用条件があります。最新情報は公式HPの記載を各自参照ください

*各情報は記事執筆時点のものです。最新情報は必ずリンク先の公式表記で各自確認してください。

[初心者向け]ワイモバイルオンラインストアヤフー店と公式の違い・同じところ