2014年2月に発売されたAQUOS Xx mini 303SHの後継モデルが登場です。
ドコモではすでに「AQUOS Compact SH-02H」として発売中のシャープの2015年冬モデルスマートフォンのソフトバンク版、AQUOS Xx2 miniが2015年12月25日に発売され、予約受付が 開始されています。
カラーバリエーションは異なりますが、スペック・デザインともにドコモ版とソフトバンク版はほとんど同一のようですね。
ソフトバンク向けのAQUOSシリーズとしては303SH以降にはAQUOS Xx 304SH, AQUOS CRYSTAL 305SH, CRSYTAL X, CRYSTAL2, AQUOS Xxなどの大画面モデルは複数出ていますが、コンパクトモデルは久しぶりです。
303SHも当時は「コンパクトでハイスペック」をウリにしたモデルでしたが、2年分の技術進歩はなかなか大きいです。一部ですがスペックを比べてみましょう。
スペック比較 | AQUOS Xx2 mini (503SH) |
AQUOS Xx mini (303SH) |
OS | Android 5.1 | Android 4.4 |
画面 | ハイスピードIGZO フルHD 4.7インチ |
IGZO フルHD 4.5インチ |
サイズ(mm) 縦×横×幅 |
126×66×8.9 | 124×63×9.8 |
重さ | 119グラム | 117グラム |
電池 | 2810 mAh | 2120 mAh |
CPU | MSM8992 1.8+1.4GHz 6コア |
MSM8974 2.2GHz 4コア |
RAM | 3GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB |
LTE連続待受 | 550時間 | 450時間 |
カメラ | 13M/5M | 13M/1.2M |
VoLTE/HD Voice | 対応 | 非対応 |
いや~、いいですね。本体はわずかに縦横に大きくなりましたが、ほとんどサイズ感は変わらないまま4.7インチに画面が広がり、バッテリー容量が大きくアップしています。303SHは電池サイズが小さかったのでどうしても長時間待機に関しては大画面モデルに比べて弱かったのですが、そこも503SHでは改善されています。
CPUには発熱SoCのスナドラ810を外して、あえてスナドラ808を持ってきたところも良いです。この機種には超高性能を求めるよりも、実利用に十分な処理性能+節電重視のシステムがぴったりくるでしょう。
販売価格はMNP優遇
オンラインショップでの一括価格は73,920円となりました。303SHの定価が69,120円ですから、価格差は5千円弱。
契約種別毎の月月割を考慮した実質価格は以下のとおりです。
契約種別 | 新規 | 機種変更 | MNP |
定価 | 73,920円 | 73,920円 | 73,920円 |
月月割 | -2,000円 | -2,000円 | -3,080円 |
実質負担 | 25,920円 | 25,920円 | 0円 |
ソフトバンクで他に軽量・小型なモデルというと、アウトレット品として発売されている「DIGNO R 202K」(重さ94グラム)くらいでしょうか。通常ポストペイド機種は殆どが5インチクラスになってきています。303SHはすでにソフトバンクのオンラインショップでは在庫がないため、SBのコンパクトスマートフォンが欲しい場合はAQUOS PHONE Xx2 miniは有力候補でしょう。