2022年夏モデルのスタンダードXperiaスマートフォン「Xperia 10 IV」(えくすぺりあ てん まーくふぉー)について、ソフトバンク版とMVNO向け(型番XQ-CC44)の違い・どちらを買うべきか解説します。

Xperia 10 IVは、ソフトバンクでは2022年7月8日、格安SIM(MVNO)業者向けのXQ-CC44版が2022年7月22日から発売開始となります。

2022年春夏モデルのソニースマホは、初心者/シニア向けの「Xperia Ace III」(エース)と超高級志向な「Xperia 1 IV」という両極端な2モデルと、その中間の性能・価格である「Xperia 10 IV」があります。

”性能が低いスマホではつまらない、でも20万円もするスマホは買えない”というユーザーには、超特価で買えるXperia 10 IVのセール品がオススメです。

Xperia10IV キャリア版とSIMフリー版の違いは?

ソニーの2022年夏モデル Xperia 10 IVは、国内の各通信事業者が取り扱うモデルがあります。

*日本では「SIMロック解除義務化」に伴い、Xperia 10 IVも全モデルがSIMロック解除済み(SIMフリー)の状態で販売されていますが、ここでは過去の通例/便宜上キャリア版以外を「SIMフリー」版としています。

キャリア版とSIMフリー(楽天とMVNO向け)のXperia 10 IVの基本的な性能・仕様は同一です。カラーラインナップやプリインストールアプリ、ロゴなどに若干の違いはありますが、CPU/RAM/ROMは同じです。

Xperia 10 IVはau・ソフトバンクモデル・SIMフリー版は「nano SIM/eSIM」によるDSDV対応、ドコモ版のみnano SIMシングルSIM仕様となっています。ドコモ版を買いたいユーザーは気を付けてください。

スペック・仕様 2022年モデル
Xperia 10 IV
ディスプレイ 6.0インチ
FHD+

有機ELパネル
サイズ 153 × 67
× 8.3 mm
重さ 161グラム
SIMスロット
nano SIM+eSIM
(ドコモ版除く)
電池容量 5000mAh
CPU Snapdragon 695 5G
RAM 6GB
ROM 128GB
5G通信 対応
おサイフケータイ
対応
ワンセグ/フルセグ
非対応
ワイヤレス充電
非対応
外部ストレージ
micro SD(最大1TB)対応
カメラ 1200万画素[メイン] (1/2.8インチセンサー)
+800万画素[超広角] (1/4インチセンサー)
+800万画素[望遠] (1/4.4インチセンサー)
防水防塵
対応
生体認証
指紋(本体横)
キャリア価格 d:64,152円
au:69,985円
SB:74,880円

Xperia 10 IVは、軽量ながら大容量バッテリーを搭載している点が魅力のスマートフォンです。

Xperia 10 IVの国内主要バンド対応表(4G/5G)は以下の通りです。

通信/
モデル
周波数帯 SB版 au版 d版 XQ-CC44
5G n3
n28
n77
n78
n79
n257
4G B1
B3
B8
B11
B18/26 ○/- ○/-
B19
B21
B28
B41
B42

*各通信事業者の実際の対応可否はそれぞれのサイト・事業者で確認してください。特に5G通信はSA/NSAなどの規格によっても可否が変わる場合があります。上記以外にも3G/GSM/GPRSなどが利用可能なバンドがあります。

ソフトバンク版のSIMフリー版を比べた場合、ソフトバンク版ではドコモ回線で使われる5G周波数帯の「n79」/4G周波数帯のB21に非対応となっています。

このことから、ソフトバンク版のXperia 10 IVはソフトバンク・ワイモバイル・au・UQモバイル・楽天モバイルなどで利用する場合は4G/5Gで安定した接続が期待できます(ソフトバンク以外の回線における4G/5G利用可否を保証するものではありません)。

ドコモの回線で使う場合は、ドコモモデルまたはSIMフリー(XQ-CC44)のほうがより5Gネットワークに繋がりやすい可能性があります。

ソフトバンクに乗り換えでXperia 10 IVが激安

ソフトバンクではXperia 10 IVの発売日から、乗り換え価格がとんでもなく安い設定になっています。

割引価格は変動するため、最新価格はオンラインで問い合わせてください(月末・週末・長期連休期間は特別割引が設定されることがあるので、時期ごとに問い合わせを推奨)。

激安特価人気Xperia10IV ソフトバンクとSIMフリー/MVNO版(XQ-CC44)に差はある?バンド・対応周波数帯の違い