2020年春に発売された、従来の4.7インチサイズボディに最新のCPUを搭載した大ヒットモデル「iPhone SE(第2世代)」を実質0円(64GBモデルの場合)で販売するショップ・契約内容次第で一括0円で販売するショップが2020年1月時点で登場しました。

iPhone SE2は2020年11月時点において、携帯キャリア3社および格安スマホ系(サブキャリア+MVNO)4社が正式に取り扱っています。

かつてであれば新しいiPhoneが買えるのはソフトバンク・au・ドコモの3社だけで独占されていた時期もありましたが、今は本体単品のSIMフリー販売、そして格安な料金プランセットで申し込みができる選択肢が増えました。

ただし、そのiPhone販売価格・料金プラン・プランサービスの内容は「携帯3社で横並び」という状況ではなくなり、特に格安スマホ系サービスでは通信速度の安定性やサービスの内容も大きく異なります。

これまで大手キャリアでiPhone を買ってきたユーザーも、サブキャリア・MVNOサービスでの安い料金・割引を活用してiPhone SE2に買い換えることでiPhone SE2の値引き・料金を安くすることも可能となっています。

国内で正規販売されるiPhone SE2はどこの通信会社のプランで購入しても同一(キャリア向けの場合はSIMロックが掛かっている、初期アプリにと以外があることもありますが、iPhone本体の仕様は同一型番なら同じ)ですので、スマホ代節約を考えている方は、各社の販売価格・値引きを比較する価値があります。

iPhone SE2の7社販売価格比較

2020年11月時点(更新)における、iPhone (第2世代)取り扱い店の価格を一挙に比較してみます。

まずは特別な割引を考慮しない、64GBモデル本体の標準価格です。

販売ショップ 販売価格
au公式オンライン販売 64GB:55,270円
ドコモ公式オンライン販売 64GB:57,024円
ソフトバンク公式ショップ 64GB:57,600円
UQモバイル 64GB:35,640円
ワイモバイル公式ショップ 64GB:57,600円
J:COMモバイル 64GB:55,440円
LINEモバイル  64GB:51,480円

(*2020年12月16日時点。税最新の価格・割引適用後価格については上記販売ショップの公式HPを参照ください。LINEモバイルの値下げは機種変更は対象外/値下げ価格では本体のみの購入不可)

上記の通り、3大キャリアのau・ソフトバンク・ドコモ、auとSBのサブブランドであるUQモバイルとワイモバイル、そしてMVNOサービスのビッグローブとJCOMで、全く同じiPhone SE2 64GBモデルの場合で最大2万円近い価格設定の差異があります。

さらにここに各社の値引き・還元を考慮していくと、契約するプラン・種別によってユーザーのiPhone購入負担額が複雑に変わっていきます。

値引きの条件・プランの内容もバラバラであるため、ここからは一律条件の比較ではなくなります。自分に合うサービス、料金で納得できる値引き・還元があるサービスを各自で判断してみてください。

実質0円~ JCOMモバイルの大容量プランセット

ケーブルテレビ・ケーブルインターネットサービスで有名なJCOMが提供するMVNOサービスでは、iPhone SE2を最大50,400円割引で買うことが出来ます。

前項で64GBモデルの各社定価を列挙したとおり、JCOMのiPhone SE本体価格は50,400円であり、それと全く同額の割引を適用可能です(JCOMでは128GB/256GBモデルの取り扱いもあります)。

ただし、JCOMのiPhone SE2用割引(J:COM MOBILE 端末割)を使うためには10GB以上の大容量プランの契約が条件となります。

JCOMの10GBプランは月額2,980円~、20GBプランは月額3,980円~。

そして、iPhone SE(第2世代)用のJ:COM MOBILE 端末割は機種代を1,050円×48分割で支払う場合にのみ適用されるという制限もあります(つまり実質4年契約をしないと機種代負担0円にならない)。

プランを10GB未満に変更・回線を解約するとJ:COM MOBILE 端末割は打ち切られるため、長期利用前提+10GB以上の大容量プランが必要というユーザーには割安です。

カウントフリーありのビッグローブモバイル

インターネットプロバイダーとして有名なビッグローブが運営する「ビッグローブモバイル」の場合、iPhone SE本体購入の還元は最大16,000円相当です(2020年12月時点。ポイント数は変更されることがあります)。

機種代に関わる割引は5万円値引きのJCOMに及びませんが、ビッグローブモバイルでは月額料金が400円~の低価格プランでも割引可能です(割引額は時期によって変動しています)。

(画像は月額900円引きキャンペーン時のもの)

そして、ビッグローブモバイルの契約特典ではYoutubeやAbema TVといった人気サービスをいくら使ってもギガが減らない、カウントフリーオプションの無料特典もあります。

(カウントフリーになるサービス内容・利用内容は提供条件ページを参照ください)

JCOMと違ってビッグローブモバイルでは還元を受けるための条件が緩くなっており、格安SIMサービスに乗り換えることに不安があるユーザーでも比較的手軽に契約できるというメリットがあります。

サブキャリアのiPhone SE2割引

回線品質が高く、料金プランを安く設定しているサブキャリア/サブブランドのUQモバイルとワイモバイルでもiPhone SE2を買うことが出来て、それぞれ契約するプラン・種別によって割引が異なります。

また、UQとワイモバイルの場合はSIMカードのみの契約でも割引・還元が付くプランもあります。

続きを読む:ワイモバイルのiPhone SE2在庫・キャンページまとめ
続きを読む:UQモバイルの新料金・iPhone SE2価格について

ワイモバイルでは2021年1月末を以てPHSサービスの廃止を行うことから、PHS回線で機種変更(契約変更)を行うユーザー向けにiPhone SE2の無料配布(2021年1月15日まで)を初めています。

PHS回線のまま機種変更をせずに2021年1月のサービス終了日を迎えると強制解約になってしまいますが、iPhone SE2を含むスマートフォン機種・ケータイタイプの対象機種へ切り替えると、機種代はタダ・事務手数料もタダで変更を受け付けています。

続きを読む: ワイモバイルPHSから機種変更 iPhone SE2一括0円

ワイステーションで2万円キャッシュバックも

割引よりもキャッシュバック派という場合には、ワイモバイルの代理店で実施されているキャッシュバック特典を使うという手もあります。

機種代金は通常価格のままながら、ショップ独自のキャッシュバックが付くことで負担額を大きく削減することが可能です。CB額はキャンペーン時期によって変動しますが、2020年12月時点だと全機種対象最大2万円CBがあります。

*CB額はプラン・契約種別によって変動します。SIMカードのみ契約でもキャッシュバックがありますので、iPhone SE2の在庫状況・価格は下記からお問い合わせください。

☆「ワイモバイル代理店 【Yステーション】お問合せ・お申込みはこちら

ついにiPhoneSE2実質0円/一括0円も キャリア+格安スマホ計8社iPhoneSE(第2世代)料金比較