携帯ショップに行くと目につくのは「最新がiPhone実質◯✕円負担」という分かりづらい広告ばかり。そこで本ページでは ”レンタル方式(1~2年で返却前提)で負担が安くなるのは分かった。それはどうでもいいから一括価格で買わせろ”という人向けに、各キャリアおよびSIMフリーモデルも含み、一括価格でiPhone 15がいくらの値引きになるのか/どの程度お得に買うことが出来るのか比較していきます(2024年3月1日~価格更新済み)。
最新のiPhone・スマートフォンの高性能モデルがどんどん高くなり続け、一括価格では一般的なユーザーはドン引きするような高額負担を提示しなくてはならなくなるため、各社が頭を捻った結果として「残価設定型割賦契約販売」が蔓延るようになりました。
使い方・考えようによっては”実質◯円”方式のiPhone購入は決してユーザーにとって不利なものばかりではないものの、「やっぱり一括購入が一番気楽」という選択をしたい人も多いと思いますので、各社の「一括購入」を前提とした本当のiPhone 15販売価格を比べてみましょう。
iPhone 15 128GB”一括”価格比較
販売キャリア | iPhone 15 128GB (アップル価格 124,800円) |
MNP価格* |
通常定価 149,490円 | 一括105,490円 | |
通常定価 145,640円 | 一括123,640円 → 101,640円 |
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楽天モバイル![]() |
通常定価 131,800円 | 一括111,800円 +ポイント還元 |
通常定価 142,920円 | 一括120,936円 |
*2024年2月28日時点、各社公式オンライン価格の場合。それぞれ割引には条件があります。
上記の通り、アップルストアのSIMフリーモデル定価に比べて割高だった各キャリアのiPhone 15が、2023年末に施行された割引ガイドラインの変更により、MNPなら一括価格で少し安くなってきました。
ポイント還元まで含めた実質負担で最安は楽天モバイルということになります(ポイント付与には利用条件・初回契約など条件あり)。ドコモと楽天では直近でiPhone 15の値下げ/割引増強をしており、その影響が反映されています。
→ 2024年3月1日よりauのiPhone 15 MNP値下げが実施されています。
ちなみに、各社の割賦購入システムを使い、iPhoneを返却することなく残債をすべて支払った場合には上記と同じ価格になるはずです(割賦購入を条件とした還元・値引きキャンペーンは現時点で公式には無いため)。
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一括購入前提ならSIMフリーiPhone+SIM単体契約が有利
さて、上記は「iPhone 15を販売する携帯キャリアで一括購入をするといくらか?」という視点のみで比較しました。しかし、そもそもキャリアの割賦購入プログラムを使わないのなら、大手携帯キャリアからiPhoneを買う意味はほとんどなく、SIMカードのみで契約+SIMフリーのiPhone15のみを別途購入したほうがマシな場合がありえます。
2024年3月時点で、ワイモバイルのSIM単体契約で最大26,000円相当の特典(契約事務手数料無料)があります。
Apple iPhone 15のSIMフリーモデルを買う場合にも、販売各店のポイントアップ・キャンペーンなどが併用出来る場合があります。
SIMフリーiPhone取扱店 | iPhone 15 128GBの価格/ポイント |
amazon.co.jp | 124,800円/1%ポイント |
124,800円 | |
ビックカメラ |
124,800円/1%ポイント |
エディオンネットショップ |
124,800円/1%ポイント |
*2024年2月28日調査時点。
SIM単体契約で貰えるポイント・キャッシュバックを使ってiPhone 15が買えるショップも中にはあります(使えるポイント・決済手法はショップによる)。シンプルにiPhone 15を買いたい人は、やはりSIMフリーモデルを一括で購入する方法が安心・簡潔でしょう。