auユーザーもソフトバンクユーザーもドコモユーザーも、nuro mobileが2021年3月4日に発表した新料金プランで、スマホ代を下げられるチャンスがあります。
nuro mobileの新料金プラン「バリュープラス」は、従来の格安SIMサービスの業界水準を遥かに超えるコスパの良いプランです。
格安SIMサービスは2021年時点でも数え切れないほど(主要なサービスはそれほど多くないですけれど)存在しますが、ここ数年間は基本料金の値下がりは停滞しており、およそ「データプラン(音声通話が出来ないタイプ)3GBで月額900円」が水準とされてきました。
上記は2016年時点のnuroモバイルの料金プラン表です(現在旧プランは受付終了となっています)。まさにnuro mobileの料金プランは「格安SIMの平均並」という水準で、”選べるプランは多いけれど、特に安くはない”という評価でした。
しかし、2021年のnuro mobile新料金プランは、公式の言う通り”ぶっとび価格”となっています。
2021年春から、ドコモの「アハモ」・auの「ポヴォ」・SBの「ラインモ」も始まりますが、あちらは「20GBで3千円」という相場の競争となっており、より小さいギガ容量で十分というのなら、nuro mobileも検討の余地があります。
nuro mobileの回線品質・通信速度は業界の評判はかなり低いものとなっている傾向にありますが、安さだけならトップクラス。「安かろう悪かろう」が気にならない人向けのサービスと言えます。
新料金プラン「バリュープラス」の種類・料金
nuro mobileの2021年4月1日から申し込みが始まる新料金プラン「バリュープラス」は、音声通話機能付きSIMの基本料金水準が、従来のものとは別次元の安さに到達しています。
nuro mobileバリュープラスプランは、過去の「データSIM」プランの料金を、「音声通話機能付きSIM」の料金で下回る設定です。
音声通話付きSIM プラン名 |
ギガ容量/月額料金 |
VSプラン | 3GB/792円 |
VMプラン | 5GB/990円 |
VLプラン | 8GB/1,485円 |
nuro mobileバリュープラスプランは、選べるデータ容量は3種類に減りました。しかし料金は従来の半額以下です。
旧プラン(SB回線・2GBのSプラン)では月額1,848円であったところ、新料金プランにすれば使える容量が増えて、料金が一気に半額以下に安くなってしまいます。
nuro mobileのバリュープラスを見てしまうと、”従来の「格安SIM」のどこが格安だったんだ?”と思ってしまうほど、まさにぶっとんだ安さになっています。
現時点でnuroモバイルに対抗できる音声SIMで魅力的なのは、0円維持も可能な「楽天モバイル新料金プラン」くらいでしょう。
nuro mobile継続特典「Gigaプラス」も
また、nuro mobileの新料金プラン「バリュープラス」の珍しい仕組みとして、契約期間3ヶ月毎に、契約プランに応じてギガ容量が貰える「Gigaプラス」という継続特典が追加されました。
VMプランの場合は3ヶ月毎に3GB,VLプランなら6GBが貰えます。プレゼントで付与されたギガ容量も翌々月まで繰り越すことが可能であるため、データ通信の利用頻度がバラバラのユーザーにも嬉しい仕様です。
VMプランの通常ギガ容量は5GBですが、プレゼントで貰える容量も加味すれば実質毎月6GBまで使えます。
新料金プランも初月は無料
nuroモバイルでは契約初月はどのプランでも料金は無料です。
nuro mobileは格安スマートフォン・SIMフリー機種の取り扱いラインナップ・割引は弱いため、nuro mobile のSIMで利用する端末は各キャリアで契約しているうちに機種購入等で手に入れたほうが良いかもしれません。
nuro mobileの詳しい料金、サービス内容は公式サイトを参照ください。