3月31日まで行われているキャンペーンでとてもお得に契約できる格安SIMのマイネオでは、auとドコモ両方のネットワークから選択することが出来ます。
すでに所有しているスマートフォンを使いたい場合はau, docomoの選択は初めから決まっているかもしれませんが、どちらでも構わないという場合にはより速く・安定している回線を選びたいものです。
ということで、2016年2月17日にmineoのauプラン・ドコモプランの両回線の速度テストを行ってみました。
スピードテスト
格安SIMでは混雑する時間帯と、それ以外の時間帯で大きな速度差があります。ほとんどのMVNOでは非混雑時はキャリア回線に比べて遜色ない高速通信が出来ますので、あまり気にする必要はありません。問題は「平日のお昼、12時から13時のスピード」です。土日はお昼時でもあまり混みません（都心部の人口密集エリアの場合は別）。
私の環境下では、最近のmineoはこんな感じになりました。測定には「Ookla Speedtest.net」を利用しています。
およそ10分おきに1時間測定をしましたが、12時・13時ジャストのあたりになると両回線ともに混雑が緩和されてきますが、au回線・ドコモ回線共に12時10分～50分の速度低下が顕著でした。
どちらもギリギリ1Mbpsを保つか切るか、という低速っぷりです。私の環境では、auプランもドコモプランも実用上の差はほとんど無いという結果になりました。若干auプランの方が速いようです。
この速度が特別に格安SIMの中で遅いというものではなく、これが格安SIMの普通の速度という感覚です。最近auプランは回線の増強が行われたという話もありますが、若干混雑時も速くなったようにも思います。下記は10月下旬のaプランのデータです。
2016年2月の測定結果と傾向は同じ（測定場所も同じ）ですが、、、決して快適になったとは言いがたいレベルです。テキストメインのサイトなら閲覧出来ると思いますが、動画再生は低画質なものでもかなり厳しいです。
休日はもっと速いです。ちょっとデータが古いですが、2015年11月時点では下記の速度でした。
格安SIMのを使うのなら、どのサービスを使ってもこのくらいの速度低下は覚悟しましょう。現状で混雑時に強いMVNOとして「ワイモバイル」とUQモバイルがあります。他のMVNOとは次元の違う速度なので、スピードを重視すらワイモバイルとUQ以外を選んではいけません。
格安SIMの速度はユーザー数の増加・設備投資の状況によって大きく異なります。月額料金がキャリアの数分の一という安さを念頭に置いて使えばこのmineoでも十分満足できるものであると私は思います。mineoでは乗り換えキャンペーンや紹介キャンペーンなど豊富な割引特典（格安SIMのキャンペーンについてはこちらを参照）もあるため、単なる速度以上のサービス満足度を得られるはずです。
