2023年11月~12月における、各ふるさと納税受付サイトのキャンペーン特典や還元をまとめておきます。
ふるさと納税による寄付を行うことで自治体より送られる返礼品や、受付を行うサイトが独自に行うキャンペーン・特典は、例年年末近く(10月~12月頃)の駆け込み需要を狙ってキャンペーンを増やすため、年末の申し込みが一番お得になる傾向があります。
一方で、ふるさと納税のキャンペーンは申し込みを行うサイト独自の設定であるため、申し込むサービスごとに特典が違ったり、還元の上限・受付期間も異なります。
どうせふるさと納税をするならば、もっともお得なサイトを選んで寄付を行いましょう。
2023年末ふるさと納税実施キャンペーンまとめ
以下、各社が実施している期間限定系キャンペーンの概要を列挙したものです。年内いっぱい、キャンペーンが追加されたタイミングで情報を随時更新予定です。
受付サイト | 最大還元・キャンペーン概要 | 還元上限等 |
マイナビふるさと納税 | 2023年11月30日まで 10%分Amazonギフトカード還元 |
上限なし |
ふるなび | 2024年1月31日まで 最大30%還元 |
5%増量分:1,500ポイント 10%抽選分:寄付毎に2,000ポイント |
ふるさとプレミアム | 2023年11月30日まで 最大32%Amazonギフトカード還元 |
*要キャンペーンコード 通常の寄付:+3%分 クラファン:+19%分 それぞれ上限2,800円分まで |
ふるさと本舗 | 特になし | — |
ふるさとチョイス | 特になし | — |
ふるラボ | 2023年11月30日まで 10%分Amazonギフトカード還元 |
上限なし |
au Payふるさと納税 | 2023年12月31日まで 三太郎の日(3/13/23日) 最大23%還元 |
三太郎:3,000P 初回限定:2,000P 「スマートパスプレミアム」利用者はポイントアップあり |
さとふる | 特定の日程でキャンペーンあり | |
泉佐野市ふるさと納税 | 特になし | — |
*それぞれ2023年11月13日確認時点。各キャンペーンには条件があります。詳しくは上記受付サイトの公式表記を各自で確認してください。キャンペーンは変更・中止・延長される可能性があります。
ふるさと納税をお得に出来る各社のポイント
ふるさと納税を行なってもらえる特典・還元は、上記の通り「上限」が設定されたタイプがあります。したがって、高額の寄付を行う場合は納税を行うサイトを分散したほうが有利なパターン/初回限定で有利なパターンもあります。
例えば、記事執筆時点で最高峰の還元率をオフィシャルでPRしている「ふるさとプレミアム」の場合、寄付するサービスによっても上限が違います。
ふるさとプレミアムでは通常の寄付先と、クラウドファンディングタイプで7%/13%の還元率が設定されています。また、「初めて寄付する人」だけが+3%/+19%となり、最大「32%」という数字は「クラウドファンディング+初回(寄付額約1.5万円分まで)ユーザーのみ」というかなり限定された特典になります。条件を満たせば最高峰のお得さではありますが、初めてではない・高い金額の寄付だと”32%”とは程遠い数字の還元率になってしまうため注意が必要です。
au/UQモバイルユーザーに人気のau Payふるさと納税の場合(契約者以外も寄付は可能)、より複雑なポイントアップ条件があります。
au Payふるさと納税では、
ポイントアップ条件 | 上限 |
Pontaパス会員 | +2% |
au Payカード利用 | +4% (カードに利用に対して+1%) |
ay Payマーケット | +2% |
上記3条件 | 合計2,000ポイント |
三太郎の日限定 (Pontaパス会員限定) |
+3% 上限3,000ポイント |
初めての寄付 | +10% 上限2,000ポイント |
だれでも | 1% 50,000ポイント/月 |
このすべての条件を満たして初めて「23%」という数字になります。初めての寄付(+10%)がない場合、三太郎の日なら最大13%です。還元率が高い代わりに、もらえるポイントも一部au Payマーケット限定版になったり、制限が多めです。
なお、auPontaパスプレミアム会員になると「ポイント交換」もアップするため、効率的に寄付が可能です。
これらの特典・条件をすべて加味するなら「誰にでも、絶対に一番オトクになる」なふるさと納税サイトは存在しえません。「最大◯◯%還元」という数字トリックに惑わされず、ふるさと納税のサイトを複数使い分ける・併用するのが最も効率的な節約方法と言えます。