オンラインショップでは昨日11月18日、配送・店舗販売は明日20日から始まるdocomo Xperia Z5 Premium SO-03Hですが、ドコモのスマートフォンシリーズとしては最大級の大きさ(過去No.1ではない)のファブレット端末として、大きな画面が好きなユーザーに人気が出そうですね。
しかし、「大きなスマホ」というだけならば、SO-03Hのライバル機種もいくつか候補が挙げられます。その最たるものはやっぱりアップルの「iPhone6s Plus」でしょう。他のファブレットサイズとの比較もそのうちやってみたいな~と思っていますが、まずはiPhoneから比較していきましょう。
iPhoneとXperiaでは使い勝手がかなり違うので「どちらが使いやすい」とか「どちらが高性能」という比較は無意味だと管理人は思っていますので、今回は「サイズ」と「価格(本体代金・割引額・キャンペーン)」の2つのポイントを重点的に見ていきます。それぞれの機能・特徴は各自公式サイトで見てきて下さいね。
☆「ドコモ XperiaZ5 Premium SO-03H 詳細ページ」
大きさ比較
Xperia Z5 PremiumはXperiaスマートフォンとしては大型の5.5インチディスプレイを搭載しています。かつてはauから発売されたXperia Z Ultra SOL24が6.4インチだったり、海外用モデルのXperia T2 Ultra(6インチ)、Xperia C5 Ultra (6インチ), Xperia C4(5.5インチ)なんてモデルもあるのですが、ドコモスマートフォンとして発売されたXperiaとしては過去最大のはずです。
一方、iPhone6s Plusもディスプレイは5.5インチです。2014年モデルのiPhone6 Plusも同じサイズでしたので、携帯ショップ等でその大きさをチェックしたことがある人も多いと思います。Z5 Premiumも一部店頭ではもう実機展示がされていますが、iPhone6s Plusの大きさをイメージしながらまずは数値で比べてみましょう。
モデル | XperiaZ5 Premium SO-03H |
iPhone6s Plus |
ディスプレイ | 5.5インチ 4K TFT Triluminosディスプレイ (2160×3840ピクセル) |
5.5インチ Retina HD ディスプレイ (1920×1080ピクセル) |
縦 | 154 mm | 158.2 mm |
横幅 | 76 mm | 77.9 mm |
厚み | 7.8 mm | 7.3 mm |
重さ | 181グラム | 192グラム |
厚みはXperiaの方が0.5mmだけ分厚いですが、その他は全体的にiPhone6s Plusの方が大きくなっています。どちらも大きなスマホなので微々たる差といえばそうなのかもしれません。
両サイズを重ねてみると、これくらい違います(ウェブサイト上での実寸ではなく、両機種縦横の比率を基準にしています)。
どちらもポケットに気軽に入れられるサイズではありませんが、SO-03Hの方が一回り小さいと考えておけば良いでしょう。
価格比較
さて、ここからは複雑になります。Xperia Z5 PremiumもiPhone6s Plusもスマホとしてはハイエンド中のハイエンドモデルのため、端末価格は安くはありません。そこは仕方がないのですが、この2機種には専用の割引・キャンペーンが用意されていますので、「お得に買う方法」は存在します。でもその方法をすべての人が適用できるわけではないので、単純な比較をしてもあまり意味が無かったり・・・
でも、とりあえず具体的な金額で比較しないと何も判りませんので、簡単なところから勉強していきましょう。
まず共通して比較できる基本として、本体販売価格と月々サポート(契約種別ごと)を一覧にしてみました。ほとんどの方は月サポ適用をして購入すると思いますので、ここをベースにして各自計算していけばOKです。
iPhoneには16GB,64GB, 128GBモデルの3種類がありますが、今回は64GBモデルを基準にします。ちなみにSO-03Hの内部ストレージは32GB、microSDカードは最大で200GBまで対応です。
契約種別 (一括価格) |
Xperia Z5 Premium SO-03H 定価:93,312円 |
iPhone6s Plus 64GB 定価:99,792円 |
実質価格差 (Z5P-iP6P) |
新規契約 | 月サポ:918円 | 月サポ:1,998円 | |
実質:71,280円 | 実質:51,840円 | +19,440円 | |
機種変更 | 月サポ:918円 | 月サポ:1,998円 | |
実質:71,280円 | 実質:51,840円 | +19,440円 | |
MNP* | 月サポ:2,241円 | 月サポ:2,646円 | |
実質:28,728円 | 実質:25,488円 | +3,240円 |
*MNPの実質価格には「のりかえボーナス」として10800円(税込)を差し引いています。
さて、この基本の値引きだけを考慮した比較だと、新規・機種変更では2万円の差がありますが、MNP(のりかえ)の場合は3千円の差になりました。他社から乗り換えるのであればXperiaもそれなりに安いのですが、ドコモで買いかえる場合には、iPhoneの方が価格的有利さが大きくなりました。定価は6千円分iPhone方が高いのですが、どの買い方をする場合にも実質支払額はXperiaの方が高くなってしまいます。ドコモ限りませんが、日本ではiPhoneの販売優遇がはっきりと見て取れます^^;
ただし、実際にドコモで機種変更・機種へ購入をする場合にはこの他にもさまざまな割引が使えます。割引を使えるかどうかは各自の契約状況にも依るので、それぞれいくらマイナスに出来るのか考えてみましょう。
①.ありがとう10年スマホ割 10368円 【機種変更専用】
ドコモのスマートフォン機種に適用される割引で、ドコモで10年以上利用しているユーザーには月サポが432円×24ヶ月の増額が受けられます。これはiPhoneには適用されないため、10年以上の利用者のみですが有利になります。
キャンペーン適用時:実質価格71,280円 ▶ 60,912円
②.シェア15特割 12,960円 【新規・機種変・MNP全て対象】
ドコモでデータシェアプラン15GB以上のグループ代表回線または子回線に組み込んだ場合に月額540円×24回の割引が受けられます。こちらもiPhoneは対象外の割引です。
キャンペーン適用時:実質価格71,280円 ▶ 58,320円
③. 事前予約キャンペーン 【新規・機種変・MNP全て対象】
こちらは抽選ですが、発売日前に予約をして購入すると、1000名に10万円分のソニーストア商品券があたるキャンペーンがありました。事前予約した方のみが対象となりますので全員が使えるわけではありませんが、当たれば一気に実質0円以下という大型特典です。
詳しくはこちらの記事に書きました:「docomo限定のXperiaZ5 Premium SO-03H 予約で最大20万円還元キャンペーン」
上記の①~③までの割引をすべて適用させた場合、実質負担額は機種変更の場合でも71,280円▶-52048円になりますね。10万円キャンペーンは運が物を言いますが、①と②だけを計算しても47,952円となります。
①.ゼロから機種変キャンペーン 【機種変更専用】
iPhone5sを下取り:16,200円 / 実質価格51,840円 ▶ 35,640円
iPhone5cを下取り:20,520円/ 実質価格51,840円 ▶ 31,320円
ドコモのiPhoneを過去に契約していた方限定のキャンペーンとなりますが、5s/5cを下取りに出すと大きな割引が行われます。
②.ドコモにチェンジ割 【MNP専用】
ドコモのiPhoneにMNP転入して、月サポ条件を満たしていると「1,350円×12ヶ月」の割引が受けられます。
キャンペーン適用時:実質価格25,488円 ▶ 9,288円
iPhoneの場合は①と②のキャンペーンは契約種別が違うので併用は不可です。
以上、キャンペーンを適用させることで実質価格は基本として出した表よりも何万円も安くすることが可能です。この他にも共通で適用できる「ワクワクキャンペーン(オンラインショップ限定)」、「家族まとめて割」、「光いっしょ割」などがありますので、どれが使えるのかよく考えて購入検討をしてみてください。