あと数ヶ月もすれば次世代機「iPhone 16」シリーズの登場も予想される2024年5月末、ようやくドコモのiPhone 15シリーズが買いやすい価格帯になってきました。
NTTドコモは2024年5月31日より、Apple iPhone 15およびiPhone 15 Proの割引を変更・増額します。他社ではすでにiPhone 15シリーズに対するさまざまな割引や負担減額プログラムを出しているのに対して、ドコモのiPhone 15シリーズの割引や価格はやや割高で、特に上位モデル「iPhone 15 Pro」はユーザー負担が高めで不人気・ランキング圏外が続いていました(2024年4-5月時点ドコモ公式売れ筋ランキングによる)。
しかし、2024年5月31日の割引増強+2年返却のレンタルであれば、現行モデルを安く維持できそうです。
ドコモiPhone15/15 Proの割引変更
2024年5月31日からの割引は契約内容と購入機種によって異なります。
iPhone 15購入/契約種別 | 5月30日まで | 2024年5月31日から* |
新規契約 | 割引なし | 40,000ポイント付与 |
機種変更 | 割引なし | 割引なし |
乗り換え | 22,000円値引き | 44,000円値引き |
*それぞれ割引適用条件(対象プラン・割引適用回数制限)あり。
例えば乗り換え契約でiPhone 15 128GBを購入する場合には、
ドコモ iPhone 15 128GB 本体定価 149,490円 |
乗り換え値引き ▲44,000円値引き |
2年で返却 ▲最大86,592円免除 |
実質負担 18,898円~ |
*いつでもカエドキプログラムの適用には諸条件があります。
このような負担額になるはずです。ドコモのiPhone販売では2年間での返却時の負担額効果が非常に強いため、いつでもカエドキプログラムへの加入を推奨します(2年返却をしないならドコモで買う意味がありません)。
iPhoneはリセールバリューが高いとはいえ、すでにiPhone 15は2024年5月時点で発売から8ヶ月が過ぎています。今からさらに2年が経過した2026年夏頃には型落ちし、中古状態で高く売却することは難しい可能性があります。
不良がない状態でキャリアに2年で返却してしまえば(プログラムへの加入は購入時のみ)、免除額は変わりませんので、ユーザーに有利です。
iPhone 15 Pro購入/契約種別 | 5月30日まで | 2024年5月31日から* |
新規契約 | 割引なし | 30,000ポイント付与 |
機種変更 | 割引なし | 割引なし |
乗り換え | 割引なし | 33,000円値引き |
iPhone 15 Proモデルの場合、ドコモはこれまで乗り換え(MNP)にすら割引を適用してきませんでした。
ドコモのiPhone 15 Pro価格はアップルのSIMフリー版に比べて割引が無い状態だとかなり割高です。2024年5月31日以降の価格なら、一考の余地ができました。
iPhone15の機種変更は高いので他社へMNPを
2024年5月31日の割引増額は新規または乗り換え(MNP)のみであり、既存ドコモユーザーへの優遇は一切ありません。2023年末に施行されたスマートフォンの割引規制変更以降、ドコモに限らず既存ユーザーと新規/MNPユーザーへの割引には不平等感が強まっているため、どのキャリアを使っている場合でもiPhone 15シリーズを買うならMNPしたほうが有利です。
iPhone 15やiPhone 15 Proも他社ではすでに割引対象になっています。
現在携帯各社では「ワンストップMNP方式」により、オンラインで簡単に乗り換えて続きが出来るようになってきています(ワンストップ方式可否は利用中のプラン・契約内容により異なる)。乗換方法を確認して転出しましょう。
【キャリア別MNP予約番号発行手順】
「他社からドコモへ」/(公式HP)
「他社からauへ」/(公式HP)
「他社からSoftBankへ」/(公式HP)
「他社からワイモバイルへ」/(公式HP)
「他社からUQ mobileへ」/(公式HP)
「他社から楽天モバイルへ 」/(公式HP)
*転入出元により、予約番号不要の「ワンストップMNP」が利用できる場合があります