NTTドコモは2022年4月1日より、日本国内において成人年齢が18歳へ引き下げられることを受け、18歳・19歳でも親の承諾無しでオンライン手続きによってiPhone・スマートフォンの契約・機種購入を出来るようにルールを変更します。
従来、ドコモのオンラインショップでは契約手続きの受付を20歳以上に限定・未成年の場合は親権者の同意が必要とされていました。
しかし、これからは18歳以上であれば自分の意志で、事務手数料無料のオンライン契約が出来るようになります。
最近の18歳・19歳なら親よりもスマートフォンやパソコンの操作/オンライン契約に詳しい場合もあるでしょう。「18にもなって親と一緒に携帯ショップに出かけて手続きをするなんて恥ずかしい」という思春期なユーザーも、これからはウェブですぐにスマホを購入・契約出来るので安心です。
18歳以上の学割契約は利用者登録不要に
NTTドコモでは2022年版学割として、「U30ロング割」および「U15はじめてスマホ割」という2つのキャンペーンを実施しています。
例えば、U30ロング割の適用条件は以下のとおりです。
以下の①~③をすべて満たすこと
①機種変更、契約変更、新規契約、のりかえ(MNP)、プラン変更「Xi→Xi」「5G(ahamo含む)→5G」でのお申込み
②対象料金プラン(「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」)のお申込み(既にご契約中の場合も可)
※「ギガホ プレミア:2年定期」から「ギガホ プレミア:定期契約なし」への変更は対象外となります。
③お申込み月の前月末時点で利用者の年齢が30歳以下であること
※対象料金プランへの変更予約中に適用条件を満たした場合も割引が適用されます。
上記の3番目の項目にあるように”利用者の年齢が30歳以下”であればU30ロング割でドコモのスマホを安く使うことが出来ますが、これまで18歳・19歳のユーザーがオンライン経由で割引を使うためには、親の名義で手続き+利用者登録に子供(未成年)の情報を登録、という手順が必要でした。
未成年であった20歳未満のユーザーは、オンラインでは直接iPhoneやスマホを購入して契約することは出来ず、キャンセルされていたはずです。
しかし、成人年齢が引き下げられるため、2022年4月1日0時以降なら18歳・19歳のユーザーはそのままオンライン契約でU30ロング割を適用して契約・機種購入が出来ます。
*割引の適用条件詳細は公式HPのキャンペーンページを参照。
18歳以上が使える本人確認書類
成人年齢が引き下げられることに伴い、18歳・19歳のユーザーがドコモ契約に使える本人確認書類も変わります。
まず、未成年(2022年4月1日以降は17歳未満が該当)は、以下の書類が必要です。
未成年者の本人確認書類
+親権者の同意書
+親権者の本人確認書類
+親権者であることがわかる書類(戸籍謄本、「マイナンバー」の印字がない住民票など)
「本人確認書類」は、個人に準じます(補助書類は不要)。 契約者が小学生以下の場合、親権者名義での契約となります。
上記の通り、未成年の場合は契約名義の本人+親権者の同意書や本人確認書類も必須です。しかし、2022年4月1日以降は18歳・19歳も通常の個人と同じ本人確認書類(および補助書類)のみで契約が出来るようになります。
これまでスマホの契約はすべて親に任せていたというユーザーも、これからは自分で利用条件・規約を確認して手続きが出来るようになりましょう。