Oculus Quest2(オキュラスクエスト/メタクエスト)を利用していると頬、特に眼の下のあたりが痛くなりませんか?私はなります。

初期状態で付属するヘッドストラップ(バンド)でOculus Quest2を装着していると頭の形・バンドの形状が個人に合わないのか、どのようにストラップを調整しても本体の重みが頬に集中して痛くなってしまったので、交換用の格安ヘッドストラップを買ってみることにしました。

オキュラスクエスト2のバンドが合わない、重みが辛いと感じた方はぜひ交換ヘッドストラップの導入検討を推奨します。

多角度調整が出来るRGEEK Oculus Quest 2ヘッドストラップ

今回購入したのは「RGEEK 」という、全く聞き馴染みのないメーカー品で、アマゾンで購入できる格安の交換ヘッドストラップです。

Oculus Quest2向けの交換ストラップは純正の他、たくさんのメーカーが製品を出しています。私は「頬に掛かる重みを解消」することを目的に、頭の上部へ重みを分散させられそうなエルゴノミクスデザインのヘッドストラップを買うことにしました。

☆「アマゾン-RGEEK Oculus Quest 2用 交換ヘッドストラップ

こちらが届いたヘッドストラップ本体。箱の表記は英語で、中に取り付け説明書(英語・日本語・中国語)が入っているだけのシンプルなものです。

この交換用ヘッドストラップは、おでこ・頭頂部・背面部の3箇所にクッションが配置・それぞれのパーツ角度を微調整可能な構造をしています。標準ストラップに比べて頭の形・大きさに合わせて自由度高く調整できるのが魅力です。

交換用ヘッドストラップの本体重量は実測で230グラムほど(通販ページには380グラム?と書かれていました)。クッションと樹脂パーツで出来ているため、見た目よりも軽量です。

接地部分は柔らかなクッションで出来ています。

取り付け方は非常に簡単で、まず標準ストラップを取り外します。

初期ストラップの外し方は、上記の写真にあるスピーカーが内蔵された位置にある切れ目部分に力を入れて外方向に押すと・・・

上記のように、樹脂で出来たパーツが取れます(接着剤などは使われておらず、はめ込み式になっています)。左右両方の初期ストラップを外して、上部の穴に通してあるバンドも引き抜きます。


初期ストラップを外したら、後は簡単です。ストラップを外した部分に交換用のヘッドストラップの黒いパーツを横からスライドさせるように被せるだけ。

グイグイと押し込んで、オキュラスクエスト本体とヘッドバンドを取り付け、マスク部分のクッションカバーを戻せば準備完了です。

ヘッドストラップを頭に装着し、Oculus Quest2本体の重みを3箇所のクッション部分で分散できるよう、頭の形・サイズに合わせて移動させます。

頭の後ろ部分にあるネジを回すとベルト部分の長さを調整出来るため、動きが大きいゲームなどをする場合には少しキツめに固定することも可能です。

初期のバンドより総重量は増えていますが、私はおでこ~頭あたりに重さを分散できるようになり、頬に掛かる重みを大幅に軽減できました。デザイン、クッションの装着感もよく快適です(接着面が増えるため夏場はちょっと暑いかも)。

このヘッドストラップのデメリットとしては、頭の後ろに大きなネジがあるため、ハイバックチェア・寝転んでオキュラスクエストを操作したいときに出っ張りが少し気になることくらいです。これは構造上どうしようもありません。寝転んで使うなら別のストラップを探しましょう。

「Oculus Quest2を長時間使っていると頬が痛い」と感じたユーザーは頭の上にクッション・支えるパーツがある交換用ヘッドストラップを推奨します。

☆「アマゾン-RGEEK Oculus Quest 2用 交換ヘッドストラップ」/購入時価格3699円

[購入レビュー]OculusQuest2で頬が痛くなるのを解消するアクセサリー-エルゴノミクスデザインヘッドストラップ