2026年モデルのイヤーカフ型イヤホン「Freeclip2」と初代「Freeclip」の実機比較レビューをお届けします。

ファーウェイのイヤーカフ型イヤホンは、初代・第2世代ともに一般発売の前にクラウドファンディングにて予約販売を募り、圧倒的な人気でプロジェクトが達成されるほどの人気があります。

2026年モデルのFreeclip2は「音質と装着感」をアップグレードした新型としてアピールされていますが、実際に初代Freeclipと使い比べて感じた機能や使い勝手の差、進化したと実感できる部分を中心に評価をしてみます。

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Freeclip2と初代の物理的な違い・スペックの比較

(左 Freeclip2,右 Freeclip初代)

まずは主観的な評価ではなく、Freeclipの新旧モデルでスペックがどのように変わったのか数字で見てみましょう。

仕様 FreeClip2 FreeClip(初代)
イヤホン本体重さ 5.1グラム/個 5.6グラム/個
ケース重さ 37.8グラム 45.5グラム
ケースサイズ 50.0mm×49.6mm
×25.0mm
59.70 mm×51.95 mm
×27.35 mm
バッテリー容量 イヤホン 60mAh
ケース 537mAh
イヤホン 55mAh
ケース 510mAh
連続再生 イヤホンのみ 9時間
ケース併用 38時間
イヤホンのみ 8時間
ケース併用 36時間
スピーカー 10.8mm デュアル振動板ドライバー 約10.8 mm 高感度デュアルマグネットダイナミックドライバー
操作方法 ダブルタップ
トリプルタップ
スワイプ(音量調整)
ダブルタップ
トリプルタップ
防水仕様 IP57(イヤホン)
IP54(ケース)
IP54(イヤホン)
非防水(ケース)
発売時定価 27,280円 27,800円

*初代のFreeClipもアップデートすることで、「タッチ→そのままホールド」(強めにタップしつつ長押し)の操作で音量調整が出来ます。

上記の通り、スペック上はほぼすべての項目で初代FreeclipよりFreeclip2は進化しています。初代の強みをさらに伸ばした、完全な後継機と考えて問題ないでしょう。

一方で、初代Freeclipの時点でも完成度は非常に高く、筆者も実際にほぼ毎日のように使い続けてきました。

そして、メーカーの定価は初代発売時より第2世代のほうが少し安いのですが、実売価格は初代Freeclipのほうが値下げされており、価格差が広がっています。

続いて実際に初代と第2世代Freeclipを使い比べて感じた評価を列挙していきますので、1と2、どちらを買うべきか価格差を考慮して判断してください。

Freeclip1/2の装着感は健在

イヤーカフ型のイヤホンであるFreeclipシリーズの最大の特徴でウリのポイントは「装着感」であり、初代も第2世代もほぼ変わらない超快適な付け心地を維持しています。

Freeclipのイヤホン本体は、上記の通り豆のようなパーツが2つ、湾曲した軸にくっついた構造です(C-ブリッジデザイン)。見た目のデザインはそれほど変わっていませんが、素材がリキッドシリコンと形状記憶合金に変更され、初代より約25%柔らかくなり、よりフィット感がよくなりました。

べつに初代のイヤホンでも重さを意識したことはありませんが、初代よりさらにイヤホンが軽くなっているので、耳への負担は少し軽減されています。

Freeclipのイヤホンは1サイズでありながら、このブジッジ部分が大きく開き、程よく耳を挟んでくれるので多くのユーザーにぴったり合うよう設計されています。

この付け心地を一言で言うなら、記事のタイトルにも採用した「付けていることを忘れる」レベルです。実際に、筆者は良くFreeclipを付けていることを忘れて、そのまま行動してしまうことがあります(Bluetoothの接続が切れたアラームで、付けていることを思い出すことが何度もあった)。普通のインイヤーイヤホンで外し忘れるなんてことは絶対ありえませんが、このFreeclipの快適性はガチで忘れます。

”装着感”をより重視するならFreeclip2のほうが有利ですが、個人的な評価では初代でも十分にこの装着感の凄さを感じることが出来ると考えます。

☆「ファーウェイ公式サイト 初代Freeclipをみる

初代FreeClipで課題だった「操作性」が大きく向上

続いて、Freeclip2を使っていて感じた大きな進化は、「スワイプ」操作への対応です。

Freeclip1/2にはどちらも物理的なボタンは存在せず、この豆部分およびアーチ部分などをタッチ/タップで操作が出来ます。そして、第2世代は上の写真で言えば底の部分(装着時に耳の裏に来る部分)をスワイプすると音量のアップ・ダウンが出来るようになりました。

初代では「豆部分を長押しタップ」することで音量調整自体は出来ましたが、長押しする時間が無駄・(イヤホンが肌に触れると)誤動作が起きることもあったため、音量調整をイヤホン本体でよく行うのなら絶対にFreeclip2のほうが快適です。

ケース小型化で持ち運びもしやすく

ワイヤレスイヤホンのケースはそれ自体が充電器を兼ねているため、日常的に持ち運ぶ・開閉操作を行うため、その扱い易さもけっこう重要なポイントです。

Freeclip2のケースは初代と大きく変わり、楕円系から四角形に近くなりました。表面のコーティングも変わり、少しザラリとした「デニム調」を意識した質感で抵抗が増し、滑って落としにくくなったと言えそうです。

ケースの中ではイヤホンを最小体積で収納できるように、ちょっと変わった配置で保管することになります。

Cブリッジ部分が中央でズレて重なるような配置です。Freeclipには左右(L/R)の差がありませんので、どちらからでも入れる事はできますが、初代に比べると慣れるまで収納しづらいと感じるかもしれません(あくまで慣れ・感覚のレベルで、収納が難しいわけではありません)。

電池持ちも向上

ケース・イヤホンは小型化していますが、内臓バッテリーは僅かですが大きくなったため、電池持ちも良くなりました。

Freeclipはオープンタイプなのでアクティブノイズキャンセリング機能はなく、消費電力が少ないようでワイヤレスイヤホンとして単体での音楽再生時間はかなり長いです。フルチャージで初代でも8時間、第2世代なら9時間も保ちますので、初代でも「すぐ電池が切れて困る」ということはまず無いでしょう。

音質・通話性能もアップ

Freeclipは「ながら聴き」がメインになるため、音質の良さを最重視する人向けの製品とは言い難いですが、Freeclip2ではAIプロセッサーとドライバーも新しくなりました。

新型のNPU AIプロセッサーにより、通話・音楽品質を高速処理で最適化し、「自動音量調整」・「自動音声ピックアップ」などの性能がアップしたそうです(正直、実環境ではそれほど差は感じません。全く同じ環境を用意して聴き比べれば違うのかもですが…)

新しいデュアルダイアフラム音響ユニットにより、音量と空気圧は約100%アップとしています。ただ、これも実利用ではそこまで差はありません(ながら聴きが目的なので、周囲の音が聞こえなくなるほど大容量で再生する機会は無いので)。

イヤホン経由での通話をよく使うならFreeclip2を、それほど音自体にこだわりがないなら初代Freeclipでも十分かなと思います。

防水仕様の性能もアップ

これも嬉しい進化です。

Freeclip初代ではIP54だった防水防塵性能が、IP57までアップしました。

防塵性能はどちらも5等級ですが、防水が「飛沫に対する耐久」から「水没に対する耐久」レベルまで向上しています。前述の通り、Freeclipは付けていることを忘れるレベルで装着感が無いので、耳につけたことを忘れて着替えたりすると服・手が当たり、不意に落とすということはありえます。近くに水があって運悪く水没させるというハプニングも想定されますから、高い防水性能はあるに越したことはありません。

また、初代では防水非対応だったケースの防水にも(IP54)第2世代は対応していますので、屋外でよく使う・周囲に水がある・水がかかることが想定される環境で使う人はFreeclip2を選びましょう。

Freeclip1と2の価格差・セール・値引き

Freeclip1と2の定価はどちらも2.7万円ほどです。型落ちとなったFreeclip初代もまだ公式サイトで販売が続いており、値下げされています。

モデル 発売時価格 実売価格*
Freeclip2 27,280円 Freeclip2の購入で
公式ストアで使える2000円クーポンが貰える
(2026年3月20日まで)
Freeclip 27,800円 19,800円に値下げ

*2026年3月7日調査時点。

また、特定条件・日程でYahoo!ショッピング店だと高ポイント還元が狙える場合もあるため、注文時に比較することを推奨します。

ドコが変わった?HuaweiイヤーカフイヤホンFreeclip2と初代比較レビュー-付けていることをガチで忘れる至上の装着感[PR]