現在ワイモバイルの正規ウェブ代理店であるYahoo!モバイルオンラインショップにて限定販売されている、一括540円の格安スマホ Android One S2(アンドロイドワン・エスツー)の詳しい料金シミュレートを行なってみます。

初期費用・月額の支払い、1年目や2年目での料金変化、そして満期まで使う場合のトータルコストなどをプラン別・利用できる割引別に、さまざまなパターンをわかり易く解説します。

なお、Android One S2のスペックや一括540円購入&最安月額302円維持の詳細・購入方法については下記の記事を参照ください。

☆「ワイモバイルのスマホ一括540円&月額302円で契約するテクニック 通話定額+3GB(9/1~)データ付き

最安値維持(2年)コスト計算

契約するプラン:スマホプランS+ワンキュッパ割適用+月額割引+家族割引
利用できるサービス:2年間 月間3GBのデータ通信+10分以内かけ放題付き

支払い内容 内訳* 注意事項
初期費用 本体代金:一括540円
契約事務手数料:3,240円
配送料:0円
頭金:0円
SIMロック解除:0円
事務手数料は初月料金と一緒に引き落し
SIMロック解除手続きはMy Y!mobileから解除時無料
1年目支払料金 基本料金3,218円
-ワンキュッパ割 1,080円
-月額割引 1,296円
-家族割 540円
合計月額302円×12ヶ月
通常はワンキュッパ割・月額割引は翌月から、家族割は当月から適用*
2年目支払料金 基本料金3,218円
-月額割引 1,296円
-家族割 540円
合計月額1,382円×12ヶ月
最低利用期間は2年、短期違約金あり
2年間総コスト 総額23,988円 25ヶ月目以降、解約月の日割り料金は含まず
一ヶ月当たりの負担額
端末+基本料金コミコミで
平均およそ1,000円
他のMVNOならかけ放題付きで
月額2千円を切ることも難しいはず

*計算簡略化のため、すべての割引を月1日から適用した場合で計算します(ユニバーサル料金を除く。消費税を8%、以下の計算も全て同様)。月の途中から加入した場合は秘本料金は日割り計算がされます。上記外に下取り割引も利用可能です。

家族割(月額540円)が適用出来ない場合は、「SoftBank Air 」「Softbank光」を利用した場合に使えるおうち割光セットでも同額(540円)割引になります。詳しくは各ネットサービスの料金情報を参照ください。

ワンキュッパ割期間のみ使う場合

契約するプラン:スマホプランS+ワンキュッパ割適用+月額割引+家族割引
利用できるサービス:1年間 月間3GBのデータ通信+10分以内かけ放題付き

支払い内容 内訳* 注意事項
初期費用 本体代金:一括540円
契約事務手数料:3,240円
配送料:0円
頭金:0円
SIMロック解除:0円
事務手数料は初月料金と一緒に引き落し
SIMロック解除手続きはMy Y!mobileから解除時無料
1年目支払料金 月額302円×12ヶ月 通常はワンキュッパ割・月額割引は翌月から、家族割は当月から適用
割引解除料 更新月以外 10,260円 8%消費税時
1年間総コスト 総額17,664円 12ヶ月ピッタリで解約した場合
1ヶ月当たりの負担額
端末+基本料金コミコミで
平均およそ1,472円
違約金が高いため、
平均負担額は高め

上記はワンキュッパ割(月額1080円引き)が利用できる1年間(12ヶ月目の最終日に解約)だけ使う場合の最低利用料金です。2年縛りを完走した場合より総額コストは安くなりますが、利用期間が1年しかないため、年間平均利用額としては割高になります。

また、この利用方法では更新月以外の短期解約扱いになるためワイモバイル・ソフトバンクのブラックリストに乗る可能性がある点に注意してください。

ワイモバイルの解約月の料金はスマホプランS/M/Lは満額、家族割は日割り扱いになります。

プランM(9GB)で使う場合

契約するプラン:スマホプランM+ワンキュッパ割適用+月額割引+家族割引
利用できるサービス:2年間 月間9GBのデータ通信+10分以内かけ放題付き

支払い内容 内訳* 注意事項
初期費用 本体代金:一括540円
契約事務手数料:3,240円
配送料:0円
頭金:0円
SIMロック解除:0円
事務手数料は初月料金と一緒に引き落し
SIMロック解除手続きはMy Y!mobileから解除時無料
1年目支払料金 基本料金4,298円
-ワンキュッパ割 1,080円
-月額割引 1,296円
-家族割 540円
合計月額1,382円×12ヶ月
通常はワンキュッパ割・月額割引は翌月から、家族割は当月から適用*
2年目支払料金 基本料金3,218円
-月額割引 1,296円
-家族割 540円
合計月額2,462円×12ヶ月
最低利用期間は2年、短期違約金あり
2年間総コスト 総額49,908円 25ヶ月目以降、解約月の日割り料金は含まず
1ヶ月当たりの負担額 端末+基本料金コミコミで
平均およそ2,080円
MNOの回線なら
月額6~7千円はするプラン

スマホプランMを選択した場合、基本パケット容量が6GB、2年間のボーナスパケットで最大9GBのデータ通信を利用可能です。

スマホプランS(3GB)で2年間利用した場合に比べて2年間の維持費はおよそ2倍になりますが、使える容量は3倍です。月間3GBは昨今のスマホの通信量としてはやや少なめですので、容量に余裕が欲しい人はプランMをオススメします。

プランMでおうち割を使う場合

契約するプラン:スマホプランM+ワンキュッパ割適用+月額割引+おうち割光セット(A)
利用できるサービス:2年間 月間9GBのデータ通信+10分以内かけ放題付き

支払い内容 内訳* 注意事項
初期費用 本体代金:一括540円
契約事務手数料:3,240円
配送料:0円
頭金:0円
SIMロック解除:0円
事務手数料は初月料金と一緒に引き落し
SIMロック解除手続きはMy Y!mobileから解除時無料
1年目支払料金 基本料金4,298円
-ワンキュッパ割 1,080円
-月額割引 1,296円
-おうち割光セット(A) 756円
合計月額1,382円×12ヶ月
通常はワンキュッパ割・月額割引・おうち割は翌月から適用**
2年目支払料金 基本料金3,218円
-月額割引 1,296円
-おうち割光セット(A) 756円
合計月額2,462円×12ヶ月
最低利用期間は2年、短期違約金あり
2年間総コスト 総額44,724円 25ヶ月目移行、解約月の日割り料金は含まず

スマホプランMを選択した場合、家族割引よりもおうち割光セットのほうが値引き額が大きくなります。家族割を適用した場合より、おうち割を使うと2年間で5,184円安くなります。

ここでは計算簡略化のために契約初月からおうち割が適用されるとしていますが、実際には以下の申し込み状態により判定・割引が開始されます。

おうち割 光セット(A)とSoftBank 光を同時申込みの場合は、開通初月から適用されます。それ以外は、月初判定で対象の固定通信サービス(SoftBank 光/SoftBank Air/Yahoo! BB 光シティ)の開通が確認できた当月利用分から適用されます- ワイモバイルFAQより

家族割引とおうち割光セットは重複利用不可となります。すでにソフトバンク光・ソフトバンクエアーを利用している・2回線以上の複数回線を適用する場合にはおうち割光セットを狙ってネット環境を変更するのもありでしょう。

☆「開通工事立会不要-ソフトバンクエアーの契約体験レビュー

プランLでおうち割を使う場合

契約するプラン:スマホプランL+ワンキュッパ割適用+月額割引+おうち割光セット(A)
利用できるサービス:2年間 月間21GBのデータ通信+10分以内かけ放題付き

支払い内容 内訳* 注意事項
初期費用 本体代金:一括540円
契約事務手数料:3,240円
配送料:0円
頭金:0円
SIMロック解除:0円
事務手数料は初月料金と一緒に引き落し
SIMロック解除手続きはMy Y!mobileから解除時無料
1年目支払料金 基本料金6,458円
-ワンキュッパ割 1,080円
-月額割引 1,296円
-おうち割光セット(A) 1080円
合計月額3,002円×12ヶ月
通常はワンキュッパ割・月額割引・おうち割は翌月から適用**
2年目支払料金 基本料金6,458円
-月額割引 1,296円
-おうち割光セット(A) 1080円
合計月額4,082円×12ヶ月
最低利用期間は2年、短期違約金あり
2年間総コスト 総額88,788円 25ヶ月目移行、解約月の日割り料金は含まず
1ヶ月当たりの負担額 端末+基本料金コミコミで
平均およそ3,700円
MNOなら月額8000円くらい
するプラン料金(端末代除く)

スマホプランLの場合、最初の2年間は月間21GB(基本データ量14GB)ものネット通信が使えます。また、ネットセット割引が1回線あたり1100円に増えます。

スマホプランS時に比べてプランLha2年間の維持費が約3.7倍高くなります。しかし、使えるパケット容量は7倍になります。これだけあれば、よほどヘビーにスマホを使いまくる人以外なら、速度制限が起こることは少ないはずです。

例えばYoutubeの中画質動画なら、毎日3時間くらい見ても大丈夫です。

21GBで使える目安*・メール送受信 約43,890通
・ニュースサイトの閲覧 約73,290ページ
・動画視聴(中画質)約94.5時間
・音楽ダウンロード 約5250曲

*ワイモバイルが想定する、一般的な利用データから求めた値。詳しくはYモバの公式サイトにもデータがあります。

ヤフーモバイルで販売されているAndroid One S2には一括購入割引は適用されていませんが、機種の購入サポート割引が適用されている場合、上記以外に割引解除料が設定されることがあります。

Android One S2の値引き購入は2年定期契約が必須(上記料金シミュレーションもすべて定期契約の料金で計算済)です。例えば2018年9月10日が契約開始日になった場合、2020年9月が「満了月」となり、2020年10月1日~11月30日が更新月になります。

Android One S2の契約には巨額キャッシュバックが付くようなものではなく、あくまで「格安でサブブランドとしての快適なデータ通信・かけ放題が維持できる」というところに魅力があります。即MNPで解約させるような運用には向きません。

ワイモバイル料金に関するまとめ

Yahooモバイルオンラインショップで販売されているAndroid One S2では、機種本体価格が一括540円と格安な上に、月額値引(他社で言えば月々サポート・毎月割・月月割に相当)が1,296円×24回=31,104円引きになるため、SIMカード単品で契約するよりも圧倒的に維持費が安くなります。

最安値維持費は家族割/おうち割光セットを適用した月額302円~。ワンキュッパ割が終了する2年目から維持費が上がることを考慮しても、他社格安SIMサービスに比べても十分に安い維持費です。

プランM/プランLを選べば毎月9GB/21GBという大容量のパケット通信を必要とするユーザーにも対応できます。料金には10分以内のかけ放題も付いていますので、普段短めの通話しかしない・LINEなどの通話アプリを併用して通話料金を追加発生させない使い方も可能です。

さらに大容量プランではソフトバンクのインターネットサービスとの割引「おうち割光セット(A)」の割引額が大きくなり、家族で複数のワイモバイル/ソフトバンク回線を使っている場合には節約効果が高くなります。

2018年9月時点でオンラインから申し込めるお手軽案件としてAndroid One S2が人気になっているのは、以上の格安運用をして料金節約をしたいユーザーが多いためです。

ただし、ワイモバイルの公式サイトでは不正利用防止対策として1名義あたり1台のみの申し込みとなっています。

オンラインストアでは、新規でのスマホプランの複数お申し込みをお断りしております

家族で利用したい場合は名義を分散して申し込みを行うか、1台注文する→審査完了・端末受け取り・開通後ならば、再び申し込む事ができます(上記注意書きは同時に複数台を審査状態にすることは出来ない、という意味です)。既存回線がある場合・直近でソフトバンク・ワイモバイルの割引を受けて機種購入をしていると総合判断で申し込みがキャンセルされることもあります。

もし総合判断・ブラックリスト入りしていても、オンライン申し込みならば店頭契約に比べて時間を無駄にすることもなく、気まずい雰囲気になることもありませんので(もちろんキャンセルになった場合は料金は一切発生しない)、ワイモバイルの格安スマホ運用に興味がある人は申し込みをしてみましょう。

Androidone S2の人気は高く、2018年9月時点で在庫切れによる注文受付停止・入荷まで1週間以上の待ちが出ることもあります。欲しい方は早めの注文をオススメします。

公式サイト:「Yahoo!モバイル Android One2 特別キャンペーンをみる」/新規・MNP限定

ワイモバイルandroidone S2特価案件 初期費用・月額維持費・2年縛りの総額コスト計算

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