ソフトバンクの一般的な料金プランより価格設定が安いことで人気があるワイモバイルでは、「月額料金は確かに安いけど機種変更の端末割引が少ない・・・」と感じてしまうことがあるかもしれません。

例えば、2019年2月時点においてワイモバイルで特価セール中の型落ちiPhone「iPhone6s 32GBモデル」の機種変更負担額を見てみると、実際に「機種変更価格だけ安くない」ことが判ります。

すでにワイモバイルを使っているユーザーがiPhone 6sへ機種変更をすると、新規(乗り換えを含む)ユーザーと全く同じサービスを使っていても、月々の支払額が1千円以上も高くなってしまいます。

このような状況は「機種変更価格を高くしている」のではなく、「新規/乗り換えに破格の優遇」を実施した結果です。既存のワイモバイルユーザーも、きっと初めてワイモバイルで契約した・他社から移ってきたときには大きな機種値引き・割引の特典を貰っていたはずです。

とはいえ、ここまであからさまな格差があると、ワイモバイルで機種変更をするのはなんだか勿体無いと感じてしまうのは仕方のないところ。新しいスマホは欲しいけど、やはり今の時代は「割引が前提」となっているので、機種変更をすべきかどうか悩んでしまうでしょう。

そんなワイモバイルの既存契約者だけが使える、ソフトバンクへの「番号移行プログラム」という優遇キャンペーンが存在しています。

現在ソフトバンクとワイモバイルは実質的に同じ「ソフトバンク」のサービスです。かつては「イー・アクセス」という別の会社が運営していましたが、現在はソフトバンクによって吸収合併が行われました。携帯通信サービスとしての「ワイモバイル」はそのまま継続していますが、「ワイモバイル株式会社」は存在しません。

ワイモバイルから他社へ乗り換え転出されてしまうくらいなら、ソフトバンクのサービスへとことん優遇を出して留まってもらおうというのが「番号移行プログラム」の特典優遇です。

現在ワイモバイルで使っているスマートフォン・携帯電話の種別によって、以下のような条件を満たすと適用できます。

【1.Nexus 5(EM01L)、ARROWS S(EM01F)の利用者】

4G-Sプランまたは4G-Sベーシックプランをご契約されていること

【2.スマホプラン、ケータイプラン対象機種の利用者】

スマホプランS/M/L、ケータイプランSSの適用日の1年後の同日からお申し込みできます。
2016年7月15日にスマホプランS/M/L、ケータイプランSSが適用されている場合、2017年7月15日からキャンペーン対象となります。

(スマホベーシックプランS/M/L、ケータイベーシックプランSSは対象外)

いくつかの条件を満たすと、期間限定で最大で10万円以上のお得な使い方が出来ますので(1人/1回線だけの契約も対象です)、ワイモバイルの機種変更を悩んでいた人・他社への乗り換えや解約を考えていた人は、既存のワイモバ契約者しか使えない番号移行プログラム&高額キャッシュバック案件の強力な引き止め特典を活用しましょう。

*SBへのMNPではなく、ワイモバイル内で安く機種変更が出来る(電話番号もプランも変えない)方法もページ下部で紹介します。

番号移行プログラムの「3つの金銭的メリット」

ワイモバイルからソフトバンクへ契約変更する場合、以下の3つのメリットを併用することで、最大10万円を超えるお得さを実現出来ます。

・メリット1 通信料割引特典:毎月1,000円×24ヶ月値引き(1年おトク割併用OK)
・メリット2 ワイモバイルの解約手数料、SBの新規手数料を無料化
・メリット3 SBのiPhone購入時に還元期間限定

それぞれいくつか注意点や適用条件がありますので、詳しく条件・特典のもらい方を解説していきます。

2年続く通信料の割引で2.4万円節約

ワイモバイルのままiPhone 6sを購入した場合には新規/乗り換えユーザーよりも維持費が1500円高くなってしまうと先ほど例を挙げましたが、番号移行プログラムを使えば逆に通信料の割引優遇を24ヶ月連続で受けることが可能です。

通信料金割引特典を受ける場合には以下の条件があります。

・番号移行プログラムを使い、ソフトバンクの機種が4Gスマートフォン(USIM単体含む)であること。
・データ定額ミニモンスターご加入の場合は、総額2.4万円値引き付与対象外となります。
・通信料金割引特典の適用を受けているお客さまは、学割放題の割引の適用を受けることはできません。

ここで3つ目のポイントである「学割放題」との併用が出来ない仕様になっています。学割放題は3ヶ月間最大4,500円値引きになるキャンペーン(2019年2月時点)ですので、番号移行プログラムの特典よりも学割が優先して適用されるという仕組みです。

ソフトバンクの学割について知りたい人は公式サイトを参照下さい。

☆「ソフトバンクオンラインショップで学割の情報をみる

2年中途解約もOK,違約金無料・事務手数料無料

ワイモバイルで2年定期契約を行っていて、機種変更先を迷っている間に更新月が終わってしまった・自動更新がされて次の契約周期に入ってしまった人も大丈夫です。

ワイモバイル→ソフトバンク番号移行プログラムを使うと、契約解除料も完全無料化されます。

通常、ワイモバイルで使っている番号を他社へ持ち越す場合、違約金などが掛かることがあります。

(ワイモバイルで分割支払中の端末代金残債、定期契約割引の解除料等は手数料無料化の対象には含まれません)

他社へ移動した場合にはそれこそiPhoneやスマートフォンの割引優遇があるため、この転出コストを払ってでも乗り換えたほうがお得になるケースもありますが・・・

以下の3つめの番号移行プログラム利用でも特典が受けられる還元メリットが強力です。

期間限定 移行プログラムでも還元あり

ワイモバイルからソフトバンクのスマホへ買い換える場合には、「他社からの乗り換え(MNP)割引」を使うことは出来ません。他社からのMNPならばソフトバンクの大きな割引やキャッシュバック「○○万円還元」というセール情報をよく見かけますが、それらの多くは「ワイモバイルからの乗り換えは対象外」と言われてしまいます。

しかし、2019年2月はワイモバイル→ソフトバンクの番号移行プログラム利用時に使えるキャッシュバックキャンペーンが出ています。

 

番号移行プログラムで現金をもらう手順は以下の通りです(2019年5月、条件が変更されています。本記事は2019年2月時点の特典情報のため、最新価格は「特別キャンペーンを希望」として、各自問い合わせて確認してください)。

・ワイモバイルからの番号移行プログラムを使い、iPhone 8 64GBを購入する
・「ウルトラギガモンスター+」プラン/あんしん保証パック・基本パックへ加入する
・「ウルトラギガモンスター+」を3ヶ月以上継続利用する(それ以降ならプラン変更OK)

これだけです(支払いはクレジットカード/口座振替が選べますが、口座振替を選ぶとキャッシュバックは減額となります)。「

以上の3つの金銭的メリットを考えると、

・1000円×24回値引き=24,000円安くなる
・事務手数料/解約金=最大15,500円が不要
・還元特典が円貰える

これで、総額10万円以上の特典がワイモバイルからソフトバンクへ乗り換えることで享受出来ます(ワイモバイルではなく、auやドコモ、ソフトバンク以外のMVNOサービスからの乗り換えでも、番号移行プログラムの特典は使えませんが通常MNPキャンペーンによるキャッシュバックが貰えます)。

ウェブ問い合わせフォームは24時間、いつでも使うことが出来ます。

電話でのやり取りがイヤな場合は上記問い合わせフォームでは連絡先として本人確認が必要な場合に備えて電話番号の記載が必須となりますが、見積もり・案内~契約まで、実際にはすべてメールだけ/ウェブフォーム入力だけで完結させることが出来ます(もちろんSBショップに行く必要もありません)。電話では細かい料金をじっくりと考えられないかもしれないという人は、上記の問い合わせ用例文に日中電話に出られないため、連絡はメールにお願いします」と追記すると、手続き催促の電話連絡は来なくなりますのでオススメです(事情によっては電話連絡が行われることもあります)

*上記のキャンペーンは期間限定です。2019年2月28日20時までの問い合わせのみ有効となります。キャンペーンはiPhone 8 64GB限定、在庫限りで終了します。なお、番号移行プログラムではなく通常MNP(auやドコモからの買い替え)であれば、キャッシュバックは1台あたり100,000円です(2月28日まで限定増額中。番号移行プログラムで使える事務手数料の無料化/解約金負担などがない代わりに、還元額が増えています。10万円CBについても上記問い合わせフォームから見積もりを出せます。

キャンペーンの内容は変更・条件改定されることもあります。常時番号移行プログラムのキャッシュバックキャンペーンを実施しているとは限りませんのでご了承下さい。

実際に上記の問い合わせフォームを使って乗り換え契約するまで手続き・契約手順をもっと細かくレポートした体験記事は以下を参照下さい(総合判断(ブラックリスト)で契約が出来なかった場合の対応結果も掲載しています)。

関連記事:[ソフトバンク新プラン対応] おとくケータイの申し込み手順・準備するもの・必要日数の流れ解説

内訳 月額料金(税込)
iPhone 8 64GB本体代金 1,800円×48回払い
基本プラン 1,296円
ウェブ使用料 324円
ウルトラギガモンスター+
(50GBプラン)
6,458円
1年おトク割 ▲1,080円×12ヶ月値引き
下取りプログラム ▲990円×24回値引き
(iPhone7の場合)
みんな家族割 最大▲-2160円値引き
(家族4人以上の場合)
月々の支払い額 総額5,648円~

(*ユニバーサル料金別途、消費税8%で計算。2019年2月23日時点の情報に基づいています)

ワイモバイルからの番号移行プログラムを使った場合、上記の1年おトク割に上乗せして1,000円×24ヶ月値引きを併用することで、維持費も普通のソフトバンクユーザーが機種変更するよりもグッと安くなります。

また、プランに1人で50GBもの超大容量プランを含んでいるため、自宅のネット回線・ポケットWi-Fiなどの光回線契約料金・固定回線契約をすべてスマホだけの通信で賄うことが出来れば、「スマホ+固定回線料金」→「スマホだけの料金」にまとめてしまうことで節約が可能になる可能性もあります(Wi-Fiで動画やゲームなどを大量にダウンロードするユーザーの場合は50GBでは足りない可能性もありますので、光回線解約はよく検討してから行って下さい)。

・初期オプションの「あんしん保証パック(iPhone8の場合は月額830円/with AppleCare Services)」は初月日割り/即解約OKです。
・初期オプションの「基本パック(通常月額500円)」は初月無料/即解約OKです。

下取りプログラムの利用は任意です。iPhone以外の機種の下取りも受け付けていますが割引額は変わります。

☆「ソフトバンク のりかえ下取りキャンペーン

ワイモバイルを使い続けることにメリットを感じられなくなったら、ソフトバンクへの番号移行プログラムを利用して引き続き大きな優遇を引き出しましょう。古いモデルさえ機種代金が割高なワイモバイルの機種変手続きよりも、高性能な話題のスマホを安く手に入れ、ギガを気にせず使える快適プランでスマホを使いましょう。


SBには移りたくないという人は機種変更アウトレットで安く買い替え

上記ではワイモバイルからソフトバンクに移ることで月額料金値引き・巨額のCB還元が受けられるメリットについて解説しました。しかし、「いやいや、そうじゃなくて料金は安いまま(大容量プランではない、安いプラン)で、安く機種だけを買いたいんだ」という場合には、ワイモバイルが公式に提供する値引きされたアウトレット在庫を買うという手もあります。

ワイモバイルではオンライン手続き販売限定で、ユーザー都合で返品された新品未使用品・短期間利用品などを検品/クリーニングをして、アウトレット品として値下げ販売をしています。このアウトレット品は機種変更でも購入出来ます。

アウトレット品の在庫・価格はタイミングによって異なります。2019年2月23日時点では、以下のようなスマホ・ケータイが販売されていたことがあります。

機種名 カテゴリー 機種変更価格
Android One X2(アウトレット) スマートフォン 一括 10,800円
Android One X1(アウトレット) スマートフォン 一括 10,800円
Android One S3(アウトレット) スマートフォン 一括 6,480円
DIGNOケータイ 2(アウトレット) 折りたたみ携帯 一括1,080円
AQUOSケータイ 2(アウトレット) 折りたたみ携帯 一括1,080円

(2019年2月時点の価格(税込み)。割引には定期契約・スマートフォンプランへの加入などの一定条件があります)

ワイモバイルのアウトレット販売在庫は随時追加・変更されていますので、新品に拘らず安くワイモバイルのまま機種変更をしたいのなら、公式サイトの販売ページを頻繁にチェックしてみてください。

☆「ワイモバイル公式アウトレット販売 対象リスト一覧をみる

ワイモバイルの機種変更が高いと感じたら「ソフトバンク番号移行プログラム」引き止め優遇で最大10万円以上おトク