iPhone SE2(第2世代,2020)の人気動向-ランキングで見る容量・カラーの人気順位

2020年4月24日発売の新しい小型モデル「iPhone SE(第2世代)」（2020年モデル）について、どのストレージ容量・カラーラインナップをみなさんが選んでいるのか、4月23日時点の予約ランキングデータから解説します。

2020年春モデルとなるiPhone SE(第2世代)（以降、iPhone SE2と略します）は、4月17日よりSIMフリーモデルの予約受付が始まり、4月24日に発売されます。また、キャリア版（ドコモ・au・ソフトバンク）では4月20日より受付を開始、5月11日より発売を始めます。

今回のiPhone SE2には3つのストレージ（本体の保存容量）と3つのカラーが用意されています。もちろん各自で欲しい色を自由に選べばよいのですが、過去のiPhone予約・販売時には人気が集中しすぎて特定の色・容量のiPhoneが品薄になったり、逆に不人気の色/容量は在庫が余っていたりする事例がありました。

(2019年iPhone 11発売時にも極端な偏りがありました)

購入希望の容量・色を絶対に変えたくない場合は早めに予約をして入荷を辛抱強く待つしかありません。しかし色・容量を変更しても構わないという人は、状況によっては予約を変更したほうが早く新型iPhoneを買える可能性がありますので、「予約・人気の傾向」を知っておくことには意味があります。

ビックカメラ・ヨドバシが予約ランキングを公開中

「どの容量・色が人気になっているか」は、アップルが公開しているデータはありません（たぶん）。

例年のiPhoneで”どの組み合わせが人気か”という状況を見るには、発売日以降の各店舗の在庫状況を調べたり、入荷予定日の違い（人気・品薄の組み合わせだと到着日が遅い）を調べたりして、およその傾向を知ることが出来ます。

しかし、今年のiPhone SE2の場合にはビックカメラ・ヨドバシカメラが予約時点からSIMフリーモデルのオンライン販売を実施しており、予約段階（4月23日時点）での人気ランキングデータを確認することが出来ます。

あくまで「予約時点のデータ」かつ「特定の店舗での数字」ではありますが、最大手であるビックカメラ・ヨドバシのランキングデータになりますので、統計的な傾向を見るには十分なデータになっているでしょう。

“予約時点のデータ”であるため「在庫がある機種に注文が偏る」ということもありませんので「顧客が望んでいる人気ランキング」に近いデータになっているはずです。

2020年4月23日時点のSIMフリーiPhoneランキングは以下のようになっています。

【ビックカメラの場合】

ランキング (4/16-22集計)	モデル
1位	ホワイト-128GBモデル
2位	レッド-128GBモデル
3位	ブラック-128GBモデル
4位	ホワイト-64GBモデル
5位	ブラック-64GBモデル
6位	レッド-64GBモデル
7位	レッド-256GBモデル
8位	ブラック-256GBモデル
9位	ホワイト-256GBモデル

ビックカメラの場合は旧モデルのiPhoneもランキングのカウントに入っています。4月16日～22日までの週間ランキングでは、1～9位まですべてiPhone SE2が独占しました。

容量別では128GBモデルがダントツの人気、続いて64GBモデルが人気です。256GBモデルはあまり予約が入っていないようです。

iPhoneの容量については「中間の容量が人気」という傾向があり、iPhone SE2でも同様の傾向が見られました。iPhone SE2の64GBモデルは4.9万円と手に入れやすい価格であるのに対して、256GBになると6.7万円とやや高くなるため、容量別の人気はきっぱりと分かれています。

【ヨドバシの場合】

ランキング (4/23時点)	モデル
1位	ホワイト-128GBモデル
2位	ブラック-128GBモデル
3位	レッド-128GBモデル
4位	ホワイト-64GBモデル
5位	ブラック-64GBモデル
6位	ブラック-256GBモデル
7位	レッド-256GBモデル
8位	ホワイト-256GBモデル
9位	レッド-64GBモデル