2023年4月、超話題の一括1円で買える小型スマートフォン「Rakuten Hand 5G」(型番P780)を実際に購入&eSIMによる開通手続きをしてみました。

「eSIMは聞いたことがあるけれど、難しそうで良くわからない」/「オンラインでスマホを契約する手順が良くわからない」という理由で購入を戸惑っている人は、下記体験レポートでわかりにくいところを確認してみてください。誰でも簡単に購入できて、すぐに使い始められます。

普段はiPhoneや高性能スマホを使っているというユーザーも、Rakuten Hand 5Gなら予備・おもちゃ代わりに買っても後悔しない、おもしろ端末です。このスマホが1円で手に入る機会を逃すべきではありません。

オンラインで簡単注文 Rakuten Hand 5G 1円セール

Rakuten Hand 5Gは2023年4月14日より、公式のオンラインショップでプランセット購入時に限り一括1円(1回線につき1台まで割引適用/購入数制限あり)で購入出来ます。

Rakuten Hand 5G 一括1円キャンペーンは、2023年4月14日より終了時期未定で実施されています。

ウェブ手続きでRakuten Hand 5Gを購入する場合、以下のものを事前に用意してください。

楽天会員のユーザーIDとパスワード(IDは無料で新規作成も可能)
本人確認書類(詳しくは「楽天モバイル-本人確認に利用できる書類一覧」)
支払い用の銀行口座、クレジットカード情報
(乗り換えの場合のみ)MNP予約番号

上記の必要なものを準備できたら、ウェブサイトでRakuten Hand 5Gの色を選び(ホワイト/ブラック/クリムゾンレッドの3色)、セットプランのオプション等を選択して購入を行います。

Rakuten Hand 5Gの値引条件は「プランセット購入」のみです。アクセサリーの購入や料金プランのオプション(スマホ交換保証/通話かけ放題/セキュリティサービス/公衆Wi-Fiサービス/遠隔サポートなど)は一切不要・加入任意です。

購入時・契約後に最低限必須なのは、

・機種本体代金(割引時一括1円)
・Rakuten UN-LIMIT VII基本料金(月額1078円~)
・電話リレーサービス料(月額1円/2023年4月時点)
・ユニバーサル料金(月額2円/2023年4月時点)

これだけです(別途アクセサリーなどを追加購入することも可能)。契約事務手数料・送料は掛かりません。楽天モバイルのUN-LIMITプランには最低利用期間、解約金もありません

*料金プランやキャンペーンについて詳細は公式サイトの記載を参照ください。

オンラインでの注文時に気をつけたい点は、

・受け取り時の住所と契約者の住所に相違はないか?
・支払い方法のカード番号や口座情報にミスはないか?
・本人確認書類のアップロードが正しく出来ているか?

このような点に気をつければ、画面に表示された通りの手順で簡単に申し込みが出来ます。

本人確認書類については、

・申込時に画像をアップロード
・AIかんたん本人確認(eKYC)
・受け取り時に自宅で確認(代引き・18歳未満・一部離島エリアは不可)

の3種類から選べます。AI本人確認は運転免許証またはマイナンバーカードを持っていれば利用できます。どれを選んでも審査に影響はありません。

正しくウェブでの申し込み手続きが完了すると、楽天のアカウントに登録されているメールアドレスに「[楽天モバイル]お申し込み完了のお知らせ」というタイトルで自動メールが届きます。

ウェブ申込後の流れは、

1. 本人確認、契約に関する審査 (楽天側)
2. 製品・SIMカードの配送(楽天側)
3. スマホの受け取り、開通手続き(ユーザー側)

となります。通常時、最短で申込み完了後2日程度(~1週間程度)で自宅にスマホが届きます。2023年4月下旬時点、Rakuten Hand 5Gの一括1円祭りの影響で審査・配送に通常より時間を要する可能性がアナウンスされています。

審査が終了すると、楽天モバイルから【発送完了のお知らせ】というメールが届き、荷物の追跡番号が記載されたメッセージが届きます(通常申込みから1-2日程度)。

続いて配送業者からRakuten Hand 5Gを受け取り、同梱されたガイドに従って開通操作を行います。

Rakuten Hand 5GでeSIM開通手続き

Rakuten Hand 5Gは通常のSIMカードを差し込んで利用する機種とは異なり、「eSIM」によるプロファイルのダウンロード/インストールをすることで電話番号を機種本体に導入するという作業が必要です。

やり方は同梱される利用ガイドに書いてあるとおり行えば簡単に出来ます。

ざっくりとeSIM開通操作の流れを書くと、

・Rakuten Hand 5G本体を取り出し、電源を入れる(バッテリー残量が少ない場合は充電する)

・初期設定を開始→(はじめに表示される”モバイルネットワークへの接続”はスキップ) Wi-Fiの接続設定を行う(必須) →Googleアカウントの設定(必須)

my楽天モバイルアプリを更新(Google Playでアップデート)

・カメラを起動→ QRコードを読み取り、リンクを開く→ 開通手続き操作(my 楽天モバイルアプリ内でのログイン・操作)

という順番になります。Rakuten Hand 5Gの場合、スタートガイドに操作画面の写真付きで掲載されています。それをそのまま実行すればOKです。

(読み取るQRコードはピンクの冊子の裏に)

スムーズに操作を行えば、電源を入れてから開通まで5~10分程度で済むでしょう(Googleアカウントの作成やアカウント設定を初めて行う場合はもう少し時間がかかるかもしれません)。

通常のスマホ初期設定の場合、Wi-Fi/Googleアカウントのログインをしなくても画面を進めることは可能ですが、Rakuten Hand 5Gの開通を行うには両者が必須となります(Wi-Fi環境がない場合はeSIMの利用開始は出来ません。自宅にインターネット回線がない人は公衆Wi-Fiや、他のスマホからテザリング経由などでなんとかして繋いでください)。

ここで、乗り換え(MNP)の場合には手続きを行う時間によって転入完了のタイミングがずれることがあります。

9時~21時に受付完了 → 当日中に切り替え(10分~30分以内程度)
21時1分~8時59分に受付完了 → 翌日9時以降に切り替え

切り替えの時間指定は出来ません。できる限り9-21時の間に操作を行い、時間に余裕のあるタイミングで切り替えておきましょう。

初めてのeSIM契約・eSIMしか使えないスマホを使うのは不安かもしれませんが、実際にやってみれば簡単です。

これからの時代はeSIMがスタンダードになる(iPhoneも将来的にeSIMのみになるという噂も)はずですから、この機会に1円スマホのRakuten Hand 5Gで慣れておくのも良いでしょう。

☆「楽天モバイル Rakuten Hand 5G 一括1円キャンペーン

Rakuten Hand 5Gでは他社eSIMも利用可能

Rakuten Hand 5Gで開通手続きを完了したら、さらに便利に使う・通信障害に備えるために2回線目の電話番号を入れたり、あるいはRakuten Hand 5Gの電話番号を他のスマホに入れ替えることも可能です。

楽天モバイルではSIMカードの交換・eSIMの再発行手数料は無料です。eSIM→物理SIMに変更する場合は発行/配送に時間がかかるものの、eSIM対応機種同士による機種変更は簡単に、気軽にマイページから行うことが出来ます。

ただ、楽天以外のサービスのプランをRakuten Hand 5Gに入れたい場合、前述の通り本機種はeSIMしか使えないため、物理SIM→eSIMへの切り替え手数料が他社だと必要な場合があります(変更手数料・再発行手数料はサービスによって異なる)。

Rakuten Hand 5Gを予備スマホとして購入したユーザーは、普段は別のスマホ・iPhoneで利用したいという希望もあるかもしれませんので、自由に入れ替えて運用をしましょう。

続きを読む → Rakuten Hand 5GのeSIM副回線にはどのサービスが使える?各社動作状況

[投げ売りで祭り状態]Rakuten Hand 5G eSIMオンリーは難しい?実際は簡単に利用できる/実機レビュー