楽天モバイルの自社回線サービス「UN-LIMIT」プランおよび楽天モバイルが実施するさまざまな割引・還元・特典キャンペーンについて、「特典適用外」となってしまう罠・トラップを解説します(2020年10月追記あり)。

2020年5月現在、楽天モバイルの自社携帯サービス(MNO)において、キャンペーンを適用すると

・1年間基本料金がタダになる
・スマホが実質0円以下~で買える
・ネットが使い放題
・通話もかけ放題
・ウェブ申し込みでポイントも貰える

といったサービス・特典・キャンペーンを用意しています(ネット使い放題と通話かけ放題はキャンペーンではなく、基本料金プラン内のサービスです)。

上記の特典・キャンペーンはすべて併用が可能であるという、にわかには信じられないほどお得なキャンペーンを実施中です。

しかし、一方ではそれぞれの特典・割引・優待を受けるためには特定の条件・制約があり、無制限に誰でも必ず適用できるというものではありません。

ここでは楽天モバイルを正しくお得に使うために、「特典対象外」「キャンペーン対象外」になるケースを解説します。

楽天モバイルで実施されているキャンペーン自体について詳しく知りたい場合は「楽天モバイル(自社回線)MNOで使えるスマホ値下げ&ポイント還元/特典情報」のページを参照下さい。

注意点1:申し込みをキャンセル→再申し込みの罠

2020年4月にスタートした楽天モバイルのUN-LIMITプランでは、多くの人に体験してもらうため、先着300万人まで月額料金を1年分無料にするという、超絶魅力的なキャンペーンを実施しています。

しかし、この「UN-LIMITプラン基本料金無料」にも、キャンペーンの適用外になってしまうケースがありえます。

無料のはずの楽天モバイル料金が請求されてしまうケースは、

・先着300万人の受付を超えた場合
・1人あたり2回線目以降の契約

・申し込みキャンセル後の再申し込み

が挙げられます。

まず1つ目の「先着300万人を超えた場合」について、2020年5月末時点では継続されており、キャンペーンの終了時期については未定となっています。また「300万人」という設定についても増減の可能性が示唆されており、正確な無料キャンペーンの打ち切り時期は不明です。この点に関する対処法は ”なるべく早めに申し込む”こと以外はありません。

2点目の「1人あたり2回線目以降の契約」が適用外になるのは、キャンペーンの注意事項にも明記されています。


一人で何度でも無料で契約が出来るのならばユーザーとしては嬉しいかもしれませんが、ビジネスとして崩壊してしまいますので「1年無料は1回限り」という制限が付くのは当然です。欲張って複数回線を申し込んでも、2回線目以降は通常料金が請求されますので注意してください。

最も気をつけるべき点は、3点目の「申し込み→キャンセル→再申し込み」がNGになるというケースです。

例えば、最初他社から乗り換え(MNP)で契約しようと考えて申込みを行い、何らかの事情で手続きが終わらず申込みを完了させないまま、改めて新規契約・再申し込みを行ってしまうと、たとえ1回線だけの契約でもキャンペーンが適用されなくなります

本注意事項は楽天モバイルのヘルプにも記載があります。

Q:各キャンペーンは、一度キャンセルして再申込したときも対象になりますか?
A:再お申し込み時には特典対象外となります。
(対象キャンペーン例: 「プラン料金1年間無料キャンペーン」 「オンライン契約で3,000ポイントプレゼントキャンペーン」 「事務手数料3,300円分ポイントプレゼントキャンペーン」)
https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001522/

楽天モバイルの契約時には、必ず「最初の申し込みで契約完了まで到達させる」ことに注意して、新規・乗り換えの区分・セット購入端末などを間違えないように気をつけてください。

注意点2:Rakuten Linkキャンペーンの利用

2020年5月時点で実施されるキャンペーンのうち、UN-LIMITプランを契約したユーザーは「Rakuten Linkキャンペーン」による最大6,300ポイント分の還元を貰うことが出来ます(2020年7月10日9時~再開中)。

オンライン手続きをするだけで3,000円相当、さらにに契約の事務手数料に相当する3,300円分のポイントを貰うことが可能となりますが、これも以下のようなことをしてしまうとポイントが貰えなくなります(2020年12月版に合わせて追記しました)

・キャンペーン期間後の申し込み
・申し込みの3ヶ月後末までに開通手続きをしない場合
・申し込みの3ヶ月後末までRakuten Linkを利用せず、利用登録・SMS認証をしない場合
・申し込みの3ヶ月後末までRakuten Linkを使って10秒以上の通話/メッセージ送信をそれぞれ1度も使っていない場合(2020年7月10日~の新条件)/モバイルルーター機種などはこの限りではない
キャンペーン対象機種以外で開通した場合
Rakuten Linkアプリをキャンペーン対象外機種で利用した場合
・ポイント付与時に楽天会員を退会している場合

このうち、特に注意が必要なのは楽天モバイルのプランをiPhoneや楽天モバイルの動作確認機種以外で使う場合です。


楽天モバイルのUN-LIMITプランは、一部の機能についてApple iPhoneでも利用できることがありますが、Rakuten LinkアプリはAndroid専用であり、iOSには提供されていません(2020年5月時点)→ 2020年7月よりiOS用にも配信開始されました

また、楽天モバイルの「国内通話かけ放題」についても、Rakuten Linkアプリを経由していない場合(および一部対象外電話番号の場合)は30秒20円の通常価格になってしまいます。

そのため、Rakuten Linkが関わる特典・キャンペーンの適用をiPhoneしか持っていないユーザーは受けることが出来ません。

Rakuten Linkは多くのAndroidスマートフォンならば動作するはずですが、SMSの受信/認証が出来ない機種もあるため、Rakuten Linkの利用登録・認証が条件となっているキャンペーンは、契約後なるべく早めに設定しておくことを推奨します。

☆「楽天モバイル公式サイト:Rakuten Link・キャンペーンについて

注意点3:Rakuten Mini 1円キャンペーンについて(終了)

2020年5月27日~同6月17日8時59分までの期間、楽天モバイルでは超小型スマホ「Rakuten mini」を一括1円にて販売しています。

しかし、この1円購入にもいくつか条件があり、以下のような場合には割引価格が適用されません。

・キャンペーン期間後に購入した場合(2020年6月17日8時59分までの予定)
・在庫がなくなった場合
・Rakuten mini購入とUN-LIMITプランの契約を別々にした場合
・Rakuten miniを中古(白ロム)として購入し、持ち込み契約した場合
・1人で2台以上購入および契約した場合

上記で一番注意が必要な点は、「Rakuten miniとUN-LIMITプランを同時に申し込みする」ということです。

楽天モバイルのサービスではシステムの仕様上、回線(SIM)のみの契約と、端末のみの購入をすることも可能です。しかし、本Rakuten mini1円キャンペーンについては、同時に申し込みをしないと割引価格が適用できない仕様となっており、後から別々で購入した端末代金を差し引く・さかのぼって適用することは不可能となっています。

前項でも解説した通り、「申し込みをキャンセルしてから再度セットを申し込みする」ようなことをしてしまうとUN-LIMITプランの1年無料・ポイント還元キャンペーンも適用外になってしまいますので、注文時に「製品のみの購入」・「回線だけの申込み」を誤って選ばないよう十分気をつけてください。

☆「楽天モバイル公式サイト:Rakuten mini 1円キャンペーンについて」/2020年6月17日8時59分まで予定

UN-LIMITプラン契約+端末購入ポイント還元対象外事例

2020年10月時点、楽天モバイルでは前項の「Rakuten miniの1円販売」とは別途、楽天モバイルの対象スマートフォン購入+UN-LIMITプラン契約の条件を満たすと最大20,000円相当のポイントを還元するキャンペーンを実施しています(現時点で終了日未定)。

この「対象製品+プランセット購入サポートキャンペーン」では、楽天モバイルのMNOサービスに関して動作確認がされた正規端末をお得に購入できるチャンスですが、やはりこれも下記のようなことをやってしまうと、キャンペーンの対象外になるケース・部分的にしか適用されないケースがあります。

・「楽天モバイルスーパーDEAL」のポイント還元製品を買う場合(UN-LIMIT特典と併用出来ないと明記がある場合)
・UN-LIMIT(V)プランの申し込み後、翌月末までに開通していない
・UN-LIMIT(V)契約1回線につき、複数台の購入をした場合(最も高いポイント還元のみ1回適用)
・無料サポーターから「Rakuten UN-LIMIT(V)」に変更した場合
・特典付与時(開通完了後3ヶ月後程度)に楽天会員を退会している場合
・【2020年10月1日~】UN-LIMIT Vの申し込みと同日に端末購入をしていない

前項で登場した「Rakuten mini 1円キャンペーン」は”購入と契約が同時”である必要がありましたが、こちらのプランセット購入サポートについては、端末購入と契約は必ずしも同時である必要はありません。先に端末だけ買う・SIM契約だけをしてから、期間内に追加で条件を満たせば適用されます。

→2020年10月1日9時~以降、プラン申し込みと端末の購入は同時(同日)が条件に追加されました。先に回線を契約してから後日端末を買ってもポイントが貰えなくなったので、在庫状況等に注意して申込みをしてください。

対象外事例の1個目に挙げたような「スーパーディールでの端末購入」はセットキャンペーンの対象外となります。


2020年5月時実施されている例だと、スーパーDEAL経由でOPPO A5 2020というスマホを買うと40%相当=11,520円分のポイントが貰えます。一方、「プランセット購入サポート」では10,000円相当のポイント還元に設定されています。

スーパーDEALのポイント還元は「対象商品を購入すること」が条件であるため、UN-LIMITプランの契約有無は関係ありません。ただし、スーパーDEALでA5 2020を買ったのち、Rakuten UN-LIMITプランをSIMのみで契約しても、さらに1万ポイントが貰える(合計21,520円分)ことはありません。

Rakuten miniの一括1円購入は1人1回限りとなっていますが、「対象製品+プランセット購入サポートキャンペーン」の場合は、「1回線につき1台まで」であり、複数回線を契約していれば、その回線分まで端末を購入してもポイントを貰うことが可能です。

ただし、2回線以降のポイント付与判定は以下の通り規定があります。

2回目以降のポイント付与は、料金のお支払いを確認できた場合。

2020年5月27日には、もともと31,500円に設定されていたGalaxy A7というスマホが、本体価格17,000円(税抜)に値下げされた上、15,000円分のポイントが貰えるという超お得な購入チャンスもあります。

楽天モバイルのセット購入サポート、スーパーDEALによるポイント還元は変更されることもあり、どちらが有利・お得に買えるかはタイミング次第となりますので、キャンペーン・特典の最新内容を確認して判断しましょう。

*本稿は記事執筆時点のルールに基づき、楽天公式サポートに確認したものです。キャンペーン・特典の提供条件は変更されることがありますので、最新情報は各自でご確認ください。

iPhoneも使える半年無料の格安SIMもあります(終了)

前項までに紹介したように、2020年5月時点では楽天モバイルの自社回線サービス・UN-LIMITプランを”iPhoneで使う”にはキャンペーンが適用されないパターンがあり、かつ一部の機能が正常の動作をしないことも確認されています。

楽天モバイルで提供されている1円のRakuten miniや値下げされたGalaxy A7などの公式動作端末を使っている限りは関係ない話ですが、iPhoneシリーズでUN-LIMITプランを常用として契約するにはいくつか気をつけなければならない点・特殊な設定をしないと使えない機能もあります。

管理人も実際にiPhone SE2(第2世代、2020年モデル)に楽天モバイルのSIMを入れて動作確認を行いました。

関連記事:[実機レポート]iPhone SE2(第2世代,2020)楽天モバイルMNO回線で使ってみた・通話/データ通信利用可能な設定方法

詳細は上記記事で解説したとおりですが、「iPhoneで安心して使えないと困る」という場合には、楽天モバイル以外にも半年間ながら基本料金無料・初期費用も全額ポイント還元・Youtubeも見放題(カウントフリー)になる格安SIMのキャンペーンも2020年5月時点で実施中です。

楽天モバイルのUN-LIMITキャンペーンほどの超絶値引きではありませんが、ビッグローブの格安SIMも契約初月+6ヶ月目まで、月間3GBまでの音声機能付きプラン(通常月額1600円)が無料でお試し可能です。

ビッグローブモバイルは楽天モバイルとは異なり、Apple 各種iPhoneシリーズも正規に動作確認が行われています(動作状況は公式サイトで公開されています)。

つづきを読む ▶ ビッグローブの格安SIM 3GB付き音声プランがついに6ヶ月タダ!Youtubeも見放題

楽天モバイル(MNO)キャンペーンや割引の落とし穴-無料にならない・値引きされないケース
Pocket
LINEで送る